嵐の松本潤さん(32)が主演のドラマ『99.9 －刑事専門弁護士－』(TBS系)の最終回が19日に放送され、平均視聴率が19.1％(関東地区)だったことが明らかとなりました。
この数字は第2話で記録した自己最高と並ぶもので、有終の美を飾っており、現時点で今年民放で放送されたドラマの中でトップ。
さらに、全10話の期間平均視聴率についても17.2％と、今年1月期に放送されたSMAP・草彅剛さんが主演の『スペシャリスト』(テレビ朝日系)の期間平均12.7％、4月期放送の嵐・大野智さんが主演の『世界一難しい恋』(日本テレビ)の期間平均12.9％を大きく上回り、現時点で今年放送された民放連続ドラマの中でトップに立ちました。
4月17日に25分拡大で放送された第1話の平均視聴率は、今期民放で放送された連ドラの中でトップとなる15.5％を記録。
第2話では、今年放送の民放連ドラトップの19.1％を記録し、第3話以降も16.2％、第4話は16.3％、第5話は18.9％と高視聴率を獲得。
第6話は13.3％と、前週から5％以上も数字を下げたものの、これは同時間帯にフジテレビ系で、バレーボール女子・リオデジャネイロ五輪世界最終予選『日本×オランダ』が放送されていたことが大きな原因で、第7話は17.7％と再び高視聴率を獲得し、その後も第8話は18.6％、第9話は16.5％で推移し、最終回の第10話では自己最高タイの19.1％を記録。
19日に20分拡大で放送された最終回には、5月から充電期間に入ったジャニーズの3人組グループ『KAT-TUN』のメンバーで、松本さんと同い年の中丸雄一さん(32)が容疑者役でゲスト出演。
このドラマは、松本さんらが随所で繰り出すダジャレや、小道具に出演者らに関連した小ネタが仕込まれていることで視聴者の間では以前より話題になっており、画面にチラっと映った名簿や雑誌に、嵐のメンバーそれぞれが過去にドラマで演じた役名が入っていたり、中丸さん演じる容疑者の住所が「上亀町6-54-3」で、「上亀」はKAT-TUNの上田竜也さんと亀梨和也さんの頭文字、「6-54-3」という数字は、KAT-TUNのメンバー数をあらわしているものとみられており、6人グループとして結成されたものの、赤西仁さん、田中聖さん、田口淳之介さんと、相次いでメンバーが脱退していき、今年4月からは結成当初の半分の3人組グループとなりました。
この他にも、まだまだ数多くの小ネタが散りばめられていたのですが、それを流すのも視聴者の中では一つの楽しみとなっていました。
そして、最終回を終えて視聴者からは、
- 最終回の法廷のシーン良かったです。今後続編もあるかも知れないので、続編も期待しています。
- 松潤も良かったけど、香川さんを始めとして、その周りをがっちりと固めていた俳優さんたちが素晴らしかった。香川さんと松潤の絡みは結構アドリブも多かったんだろうし、香川さんがめっちゃ楽しそうにやってて、見てても面白かった。
- 松本さんも香川さんも濃いし、他のキャラも個性的でバランスがとれていた。続編あるなら観たいです。
- 松本潤で大丈夫かと懸念したが本当に良い演技をしていました。香川照之、岸辺一徳の演技も素晴しいし、青木崇高の検事も素晴しい。続編で、青木の検事がどのような変化をしていくのかも楽しみです。続編を期待しています。
など、絶賛のコメントが多数寄せられており、続編の製作を望む声が多く上がっています。
現時点では、続編などの製作は正式に発表されておらず、今後どのような展開があるのか明らかになってはいないのですが、ニュースサイト『サイゾーウーマン』が先日報じていた記事によれば、このドラマのチーフディレクター・木村ひさしさんは、仲間由紀恵さん主演の『TRICK』シリーズ(テレビ朝日系)の演出などを手がけてきた方ということから、今後の展開を考えているはずだといいます。
また、木村さんは嵐のメンバーが主演の『ピカ☆★☆ンチ LIFE IS HARD たぶんHAPPY』(2014年)の監督を務め、松本さんとも親しいことから、今後どうするのかを話し合っていたもおかしくはないといい、視聴者からはスピンオフ作品を望む声が多く上がっているため、スピンオフドラマが製作される可能性もあるとのこと。
さらに、ニュース『デイリーニュースオンライン』は、TBS内では、最終回前から続編の製作や映画化を検討しているといい、ハッキリとしたことは現時点では分かってはいないのですが、今後の展開に期待しても良さそうです。
『99.9』には松本さんの他に、香川照之さん、榮倉奈々さんなどの人気俳優が出演しており、続編の製作や映画化をすぐに実現させることは難しいかもしれませんが、今後に期待したいですね。