『KinKi Kids(キンキキッズ)』の堂本剛さん(どうもと・つよし 41歳)が、今年6月にジャニーズ事務所を退所するとの情報を『東京スポーツ』(東スポ)が報じ、ネット上では様々な声が上がっています。
東スポによれば、ジャニーズ事務所で退所者が相次ぐ中で、“次の退所者”として浮上しているのが、かねてより独立が噂されてきた堂本剛さんとし、昨年6月にキンキキッズが発売の42枚目シングル『KANZAI BOYA(カンサイボーヤ)』が退所のヒントになっているといいます。
<↓の画像は、キンキキッズの堂本剛さん&堂本光一さんの写真>
『KANZAI BOYA』は、2019年に亡くなったジャニー喜多川元社長が、キンキキッズと命名する前に仮で付けた名前から着想を得た曲で、堂本光一さんは『KANZAI BOYA』について、「当時は、『めちゃくちゃダサいやないか!』って思ってたけど、今思えば、ジャニーさんがつけてくれたKANZAI BOYAが愛おしいなって思うようになったことが(シングル化を提案した)きっかけ」
と説明しています。
堂本剛さんも『KANZAI BOYA』について、「やっぱり愛の詰まった名前やったな、みたいなね。僕たちが若い頃は『え、なんなんこれ?ダッサい名前やんけ』って思ったけど、その(ジャニーさんの)愛情を感じ取れなかったんです、若すぎて。でも、年を取れば取るほど、その愛情がジワジワと湧き上がってきて。なんて愛情の詰まった名前だったんだろうって、急に愛おしくなってね」
と語っています。
東スポが知人に話を聞いたところ、「思い入れのあるこの曲のリリースから1年を節目とし、今年6月に退所する方向で調整中と聞きました」
と明かしたそうです。
東スポは、堂本剛さんとジャニーズ事務所の「契約更新月が6月」という情報も入手したそうで、「更新をせずに6月で円満退所するといわれている」としています。
堂本剛さんがジャニーズ事務所を退所、独立する理由については、ソロ活動に注力したいとの思いがあるとし、「剛さんは“自分はアイドルというより歌手”との自負があります」「ソロ名義の『ENDLICHERI(エンドリケリー)』として音楽雑誌に登場する際、本人はスタッフに“他のジャニーズアイドルが載らないような、音楽性が強い雑誌に登場させてほしい”と要望したこともあります」「後輩にあたる(元『関ジャニ∞』の)渋谷さんがアイドルより歌手に専念したいとして退所しましたが、剛さんも同様です」
と関係者が明かしています。
また、ジャニー喜多川元社長が亡くなったことも退所への思いを強くした要因だそうで、ジャニー元社長が倒れた際に週刊誌『週刊文春』は堂本剛さんが周囲に「ジャニーさんがいなくなったら事務所を出る」と漏らしていたと伝えていました。
ただ、堂本剛さんがジャニーズ事務所を退所、独立したとしても、キンキキッズは解散しないのではというのが大方の見方だそうで、「剛さんと光一さんは何度もテレビ番組や雑誌で、不仲説や解散説を否定しています。錦織さん、植草さんが退所した後も少年隊が存続しているように、キンキも存続するのでは」
と前出の知人が語っています。
東スポはこのように堂本剛さんの6月退所説を報じているのですが、これに対してネット上では、
- どっちにしろ彼の歌と声が好き!どこに所属しようが自由に活動し才能をいかんなく発揮して欲しい
- 東スポなのでにわかに信じがたいが…剛くんが退所して音楽に専念するのはいい。一方で、解散してほしくないとも思う。
ジャニーズは、SMAPを中心にバンドのTOKIO、技能派集団V6、音楽性のKinKi Kids…それぞれ個性的な4つのグループが切磋琢磨していた時代が楽しかった。 - 退所はするけど、解散はない。と言うことは今後も2人の活動もあるのかな。一人はジャニーズ、一人は別事務所、そんなグループもあっていいと思う。
- 演技力もあり、歌も上手い。器用で才能がある。でも、繊細で精神的に不安定な印象。
アイドル時代から、やたらアーティストぶってる感がちょっとイタイなぁと思っていたので、ジャニーズを早く辞めて、晴れ晴れと真のアーティストになれるといいですね。 - 中居くん同様、剛くんの知人から話が漏れることは多分ない。そんな気がする。
- いったい何回目の退所、解散報道?2人ともこんな記事にうんざりしています。ご本人達も「関係者って誰?連れてこいや」と何度も言っています。
剛くんも光一くんも、これからのKinKiについてやっていきたい事や事務所に対する愛着をいろいろなところで語っています。 - 退所しないと思う。2人ともよくTV番組でも否定してるし。「これからも剛くんと生きて行く」とジャニーさんが亡くなった後にKinKi KidsのLiveで言っていたからね。
Live最後に映し出されたジャニーさんお見舞いの時の最初で最後と言う3ショットは忘れられない。(会場に映し出されたのはKinKi Kidsのみですが) - KANZAIBOYAはライブだけでやるつもりで作ってシングル化を強く希望したのは光一くん。
6月にリリースしたのはコロナのせいでそうなっただけで本来の発売日は二人が出会った記念日である5月5月。
音楽スタッフはKinKiとソロで同じだしソロを切り離すとは思えないけど。 - こんな報道何回目ですか?剛くんはライブではいつも自分から発信される言葉以外は信んじないで。と言っていました。
この業界は火のないところからめっちゃ煙でる。 と。だから、剛くん自身から発信される言葉以外は信じません。なぜなら剛くんが、そう言ってくれてるからです。 - 絶対に信じない。今までも何度も解散説が流れてるけど解散してないし!!絶対に信じない!!
キンキが解散したら何を楽しみに仕事したらいいの…キンキがいるから色んな事を頑張ってきたのに。絶対に信じない。
などの声が上がっています。
堂本剛さんのジャニーズ事務所退所説は複数のメディアに報じられており、2019年10月には剛さんがキンキキッズのファンクラブ会報の中で、「自分のやりたいことができる人生を歩んではこなかった」「客観的に自分を見たとき、かわいそうだなって」「ジャニーズだからっていうような概念は第三者が勝手に提供してくれるもの」「第三者が作った概念におつき合いすることに対して意味を感じなくなってしまった」などと意味深な言葉を綴っていたため、退所説に拍車をかけました。
そして、昨年12月にはニュースサイト『日刊大衆』が、メリー喜多川名誉会長がごく近い芸能界の関係者に「キンキも来年終わる」と語ったとの情報を伝えていました。
しかし、キンキキッズの2人は度々流れる不仲説、解散説などをキッパリ否定しているのですが、実の親のように思っていたジャニー喜多川元社長が亡くなったことで、堂本剛さんの心境に大きな変化が生まれ、今年辞めなかったとしても近い将来、大きな決断を下す可能性は十分あるのではないかと思います。
ただ、現時点ではジャニーズ事務所からの退所を裏付ける決定的な情報や動きは特になく、あくまでも噂レベルの話なのですが、堂本剛さんは『ENDRECHERI』名義での音楽活動に注力しているのは事実ですし、3月には同期で音楽談義をする仲のTOKIO・長瀬智也さんがジャニーズ事務所を退所する予定で、剛さんも退所に向けて動くのか否か、引き続き動向に注目していきたいですね。