中居正広の提案をメリー喜多川副社長が拒否し公開処刑? スマスマ生謝罪の裏側が判明か? SMAPの関係修復と解散回避は可能だった?
今年1月にスポーツ紙が報じたことによって表面化することになったSMAPの分裂・解散危機は、ファンだけでなく多くの国民に衝撃を与え大騒動に発展することになりましたが、同18日放送の『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)の冒頭でメンバー5人による生謝罪が行われ、解散を明確に否定することはなかったものの、それぞれがSMAPの活動継続を示唆するコメントをしたことにより、一連の騒動は徐々に沈静化。
しかし、番組での生謝罪に対して世間からは「公開処刑」「完全にパワハラ」などの批判が殺到し、放送倫理・番組向上機構(BPO)にはメンバーの生謝罪に対して約2800件のクレームが寄せられ、その内容は「パワハラだ」「無理やり謝らせた」といったもので、ジャニーズ事務所に対する批判の声もこれを機により大きくなりました。
- 1月18日に『SMAP×SMAP』で放送されたSMAPメンバーの謝罪動画(YouTube)
このような大きな波紋を呼ぶことになった公開謝罪なのですが、8日発売の週刊誌『週刊新潮』が報じている記事によると、リーダーの中居正広さんが会見直前に提案していたある案をメリー喜多川副社長が却下したそうです。
この日の生放送の現場には、メリー副社長、娘の藤島ジュリー景子副社長も同席していたと言われており、メンバーが番組内で口にした謝罪コメントについても、真相は定かではないものの、事前に用意されていたもので本人たちの意志ではないという話も出ていました。
この謝罪会見から約8ヶ月が経ち、8月14日にはSMAPの年内解散が発表されてしまったわけなのですが、『週刊新潮』は謝罪会見の裏側を明らかにしており、民放幹部の証言によれば、中居さんはスマスマの放送作家と謝罪会見についての打ち合わせを行った際、「深刻なのは良くないから、全部冗談で通そうよ。辞めるなんてない。勘弁してよ~ってノリはどう?」と提案していたといいます。
しかし、その提案に対してメリー副社長は首を立てに振らなかったそうで、その結果、まるでお葬式のような重たいドンヨリとした空気の中で、暗くて硬い表情をしたメンバーたちがそれぞれ謝罪コメントを述べる形となったようです。
ちなみに、中居さんは早口で「今回の件で、SMAPがどれだけ皆さんに支えていただいているのかということをあらためて強く感じました。本当に申し訳ございませんでした。これからもよろしくお願い致します。」と謝罪の言葉を述べ、この会見中には手をギュッとつねる仕草を見せていたことから、強制的に謝罪させられたことに対して、強いストレスを感じていたのではないかと推察されていました。
<↓の画像は、緊急生謝罪で死んだ魚のような目を見せていた中居正広さん>
<↓の画像が、緊急謝罪で手をつねっていた中居正広さん>
もしも、中居さんが提案していたような明るい雰囲気のものだったら、視聴者からの批判も最小限に抑えられたとみられ、ファンも安心させることが出来たはずです。
さらに、明るい空気を作ることでグループの活動にも変化があった可能性もあり、メリー副社長の判断は自分のことしか考えておらず、ファンの気持ちを一切無視したものであるため、これに対してファンからは、「中居くんの言う通りにしていれば、こんな最悪に事態にはならなかった」「また、メリーが余計なことを……」「中居くんは、やっぱり視聴者のことを一番に考えてくれる」という声が上がっており、メリー副社長のバッシングはさらに強くなっている様子です。
なお、一部メディアが報じているところによると、メリー副社長は当初、週刊誌『週刊文春』や『週刊新潮』の取材に応じていたものの、自身が批判の対象になってしまったことにショックを受けているそうで、今後は表には登場しないと周囲に漏らしているとのことです。
今回『週刊新潮』が報じた記事が本当なのかどうかは不明ではあるのですが、中居さんは一連の騒動をネタにし、少しでも暗い雰囲気を払拭して明るくしようと気を使っており、6日に放送された『中居正広のミになる図書館』(テレビ朝日系)では「この時期に俺がこんだけ喋ってると『アイツすげぇ脳天気だな』と思われる」と語っていました。
7日放送の『ザ!世界仰天ニュース』(日本テレビ系)に出演した際には、番組のオープニングで共にMCを務める笑福亭鶴瓶さんに対して、「このタイムリーな時期にこの番組はきついな~。あなたが一番きつい。他の番組の共演者はみんなあったかいけどあなたが一番きつい!」と自ら言及し、ネタにしていました。
すでに解散が決定してしまっており、今更たらればを言ってもしょうがないことではあるのですが、もしあの緊急謝罪が中居さんが提案したような明るいもので、メリー副社長がSMAPの活動に対して余計な口出しをしたり、圧力をかけたりしていなければ、SMAPはまた違った展開になっていた可能性は十分あり、年内で解散ということにはならなかったのかもしれないですね。
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