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ニノさん放送時間と番組内容変更しリニューアルも苦戦。視聴率がシューイチから大幅ダウン、サンデー・ジャポンの独走状態が続く

ニノさん視聴率低迷で打ち切り危機? 誰だって波瀾爆笑の打ち切り終了は失敗か。サンジャポ&ワイドナショーとバトルも…

嵐・二宮和也さんの冠番組『ニノさん』(日本テレビ系 日曜午前10時25分)が、今年4月に放送枠を移動後に視聴率獲得に大苦戦し、番組打ち切りの危機を迎えているようです。

2013年4月にスタートした『ニノさん』は、二宮和也さんにとって初の冠番組で、2013年4~6月にかけては水曜深夜1時台、同10月から今年3月までは日曜午後12時45分からの30分番組として放送していました。

そして、今年3月に『誰だって波瀾爆笑』(日曜午前9時55分)が終了したことによって、この枠を埋めるために『シューイチ』(午前7時30分)の放送時間が30分拡大、『ニノさん』の放送時間は午前10時25分に繰り上げとなり、番組内容もリニューアルして1時間番組となりました。

<↓の画像は、『ニノさん』にレギュラー出演の嵐・二宮和也さん、Sexy Zone・菊池風磨さんの写真>

日曜の午前10~11時台は激戦区で、TBS系では『サンデー・ジャポン』、フジテレビ系では『ワイドナショー』が放送されており、7月19日は『サンジャポ』の世帯平均視聴率が15.8%(個人視聴率8.0%)、『ワイドナショー』が8.2%(4.3%)、7月26日は『サンジャポ』が13.7%(6.7%)、『ワイドナショー』が7.7%(同4.0%)という結果でした。

その一方で、『ニノさん』の7月26日の平均世帯視聴率が8.8%、8月2日が6.5%だったとニュースサイト『サイゾーウーマン』は伝えており、『誰だって波瀾爆笑』は平均視聴率が10%近くの数字を記録していたことから、リニューアルに失敗したと指摘しています。

記事ではテレビ業界関係者が、「これでは『波瀾爆笑』を終わらせた意味がありません。『波瀾』は長寿シリーズだっただけに、お茶の間にも視聴習慣が根付いていたのでしょう。『ニノさん』は、そうした視聴者を引き付けることができなかったというわけです。この結果を見ると、移設は失敗。せっかく好調だった『ニノさん』の寿命までも縮めてしまっています」と語っています。

また、『シューイチ』が現在も高い視聴率をキープしていることで、『ニノさん』の放送による視聴者離れが顕著になっているといい、『シューイチ』は現在も10~14%前後の数字を記録し、7月26日にも平均12.6%を記録していましたが、『ニノさん』は8.8%でした。

『ニノさん』は日曜昼に放送していた3月までは、日本テレビの若手ディレクターが2本ずつ、週替りで企画を演出し、2週ごとに企画や出演者が代わる形でしたが、1時間番組になって以降は「お友達お見合いバラエティー」として、5月まではそれに関連した企画を展開。

5月末以降は「好きを極めた夢中人」をテーマとして、特徴的な趣味や特技を持っている個性豊かな“夢中人”たちを紹介するという内容になっており、こうしたリニューアルで結果を残せていない状況が続いています。

誰だって波瀾爆笑の打ち切りによって、『ニノさん』の放送時間変更、リニューアルが発表された時点で、視聴率獲得を不安視する声が上がっていましたが、そうした不安が的中する結果になっています。

『東京スポーツ』(東スポ)が3月に報じた記事によれば、『ニノさん』の継続と放送時間拡大はジャニーズ事務所側からの要望だったといい、嵐が年内をもって活動休止するため、2021年以降の活動を見据えて日本テレビに猛プッシュし、番組継続とともに放送時間も拡大することになったとしています。

しかし、もし番組の視聴率が5%を切るようであれば、番組の打ち切り終了も検討せざるを得ないとし、場合によっては二宮和也さんのタレント生命を脅かしかねないと伝えていました。

『ニノさん』は『シューイチ』の恩恵を受け、現時点ではまだ1ケタ後半の数字を記録しており、即打ち切られるほど深刻な状態ではないのかもしれませんが、『誰だって波瀾爆笑』を下回る数字を記録していることに対して、日本テレビ側も頭を悩ませているとみられます。

今後も数字が上がらなければさらにテコ入れが行われるでしょうが、それでも数字が取れなければ放送時間の変更、最悪の場合には打ち切り終了となるかもしれないですね…。

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