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ジャニーズにバーチャルアイドル誕生と日刊ゲンダイ報道が物議。タッキー主導で新たな活動開始か

ジャニーズ事務所からバーチャルアイドルデビュー情報。19日から配信開始、CDデビューの噂でJr.ファンから怒りの声

『日刊ゲンダイ』が17日、ジャニーズ事務所が「バーチャルアイドル」を売り出すという情報があると伝え、ジャニーズファン等の間では物議を醸しています。

『日刊ゲンダイ』によれば、ジャニーズ事務所は19日から2体のバーチャルアイドルの配信をスタートさせるといい、視聴者が投げ銭方式で課金するというシステムになっており、今後の人気次第ではCDデビューも視野に入れているという情報もあるとのことです。

バーチャルアイドルのキャラクターデザインは、人気クリエイターユニットが担当し、一方の声はジャニーズJr.の2人が担当するそうです。

ジャニーズ事務所は昨年3月、YouTubeに公式チャンネル『ジャニーズJr.チャンネル』を開設し、同チャンネルでは日替わりでジャニーズJr.内の『Snow Man(スノーマン)』、『Travis Japan(トラビスジャパン)』、『SixTONES(ストーンズ)』、『美 少年』、『HiHi Jets(ハイハイジェッツ)』のメンバーが登場する動画が毎日配信されるなど、ここ最近はネット上での活動にも力を入れています。

『ジャニーズJr.チャンネル』動画

そして、新たにジャニーズ事務所がバーチャルアイドルを売り出していくとのことなのですが、「バーチャルアイドル」(仮想アイドル)というのは、アニメやCGなどで作り出されたアイドルを主に指し、育成シュミレーションゲームの“アイマス”こと『アイドルマスター』シリーズの各キャラクター、ヤマハの音声合成システム『VOCALOID(ボーカロイド)』から誕生のキャラクター・初音ミクなどがいます。

現在では、YouTubeでも「バーチャルYouTuber(VTuber)」と呼ばれるバーチャルアイドルに扮した配信者が続々と誕生しており、Vチューバーの草分け的存在の「キズナアイ(Kizuna AI)」は、17日時点で公式チャンネル登録者数が約245万人、動画の総再生回数は1.9億回超えで、動画配信だけでなく楽曲のリリースも行っており、昨年末には東京・Zepp DiverCityと大阪・Zepp Osaka Baysideでライブを開催しています。

バーチャルYouTuber・キズナアイの動画

また、今年1月にはアニメやゲームなどのメディアミックス展開がされている『告白実行委員会~恋愛シリーズ~』のキャラクターによる男子高校生ユニット『LIP×LIP』が、オリコンの週間アルバムランキング初登場2位にランクインし、初週の推定売り上げ枚数は1.9万枚を記録しています。

『LIP×LIP』のミュージックビデオ

こうしたバーチャルアイドルが人気を集める中で、ジャニーズ事務所も19日に2体のバーチャルアイドルをデビューさせるとのことなのですが、『日刊ゲンダイ』の記事では20代のジャニーズファンが、「バーチャルアイドルをつくるなら、一生懸命頑張っているジャニーズJr.の子たちにチャンスをあげてほしい。昨年メジャーデビューしたKing & Princeは、Jrからの4年ぶりのデビューです。ほかにも素晴らしいグループがたくさんあるし、ヤキモキしているファンもいます」と語っています。

また、芸能ジャーナリスト・浅見麟さんは、「今回のバーチャルプロジェクトは、ジュニアを取り仕切ることになった滝沢秀明ジャニーズアイランド社長の意向が強いそうです。彼は、EXILEや三代目 J Soul Brothersを輩出したLDHのHIROの手腕を参考にしているようです。Snow Manのメンバー追加もそんな一環ですし、ネットへの積極的な進出なども影響を受けているのかもしれませんね。ただ、今までは歌とダンスを大切にして、デビュー前の子どもたちを育ててきた事務所です。そこからいきなりバーチャルアイドルというのは突拍子なさすぎて、驚いているファンもいそうです」としています。

実際に『日刊ゲンダイ』の報道に対してジャニーズファンたちからは、

などと否定的な声が殺到しています。

事務所側としては、バーチャルアイドルは女性スキャンダルなどを起こす心配はなく、思い通りに操って様々な展開をすることが出来るなどのメリットがあるのですが、現在ジャニーズ事務所には、まだデビューしていないジャニーズJr.たちが東西合わせて300人ほどいるとされており、YouTube配信をしているユニットもデビューとはなっていません。

そうした状況で、先にバーチャルアイドル2体の活動を新たに始め、CDデビューまでさせるとすれば、実在のジャニーズJr.たちを応援しているファンから怒りの声が上がるのは当然でしょうね。

しかし、あくまでもジャニーズJr.たちを売り出していくことが目的で、1つの手段としてバーチャルアイドルを使うというのもありかもしれないと思うのですが、現時点ではジャニーズファンたちから批判的な声が噴出しており、活動内容次第ではジャニーズ事務所に対する不信感はさらに強くなっていきそうです。

とりあえず今後の動向に注目したいところですが、果たしてどのような結果になるでしょうか…。

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