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キムタク主演『グランメゾン東京』初回平均視聴率2ケタ、ラグビーW杯と裏カブり回避で好スタート?

『グランメゾン東京』第1話視聴率発表。木村拓哉の主演ドラマ初回内容に視聴者の反応は…

木村拓哉さん主演ドラマ『グランメゾン東京』(TBS系 日曜21時)の第1話が20日に放送され、初回平均視聴率が12.4%(関東地区)だったことが分かりました。

20日放送の第1話は、『SMBC日本シリーズ2019 第2戦 ソフトバンクvs巨人』の中継延長によって、50分遅れのスタートとなりましたが、これによって19時~22時前までNHKで中継されたラグビーワールドカップ「日本vs南アフリカ」との裏カブりを回避しており、ラグビーW杯は平均41.6%、瞬間最高視聴率は49.1%を獲得し、同時間帯に放送の日本シリーズ第2戦は平均7.3%でした。

なお、木村拓哉さんが昨年1月期に主演した『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系 木曜21時)は初回15.7%、SMAP解散後初の主演となった『A LIFE~愛しき人~』(TBS系 日曜21時)は初回14.2%を獲得しています。

TBS系の日曜劇場枠で7月期放送の大泉洋さん主演『ノーサイド・ゲーム』は初回13.5%、4月期放送の福山雅治さん主演『集団左遷!!』は初回13.8%を記録していました。

木村拓哉さんが1年ぶりに主演を務める『グランメゾン東京』は、フランス・パリでミシュラン2つ星のフランス料理店を経営していた型破りな天才シェフ・尾花夏樹が、慢心から招いた事件によって店や仲間を失い、一度ドン底まで転落してしまいます。

しかし、尾花は絶対味覚の持ち主である女性シェフ・早見倫子(鈴木京香さん)と出会い、日本でレストラン「グランメゾン東京」をオープンさせ、三つ星獲得を目指すストーリーとなっています。

20日放送の第1話は、フランス・パリまで三つ星レストラン「ランブロワジー」の面接を受けに来ていた早見倫子が、かつて同店で修行を積み、自身の店「エスコフィユ」で二つ星を獲得した尾花夏樹と出会い、尾花が倫子に一緒に店を作らないかと提案し、帰国後には尾花のレストランの共同経営者だった京野陸太郎(沢村一樹さん)と接触、「グランメゾン東京」に引き抜くまでのストーリーが描かれていました。

そして、『グランメゾン東京』の第1話を終えてネット上の反応、感想を見てみると、

などのコメントが寄せられており、厳しい声も多いですが、第1話を見て惹き込まれたという反応も多く見受けられます。

50分繰り下げのスタートとなったことによって、心配されていたラグビーW杯との裏カブりを回避することが出来たものの、目標値とされていた平均15%台には届かず12.4%の結果に終わっており、決して好スタートを切ったとは言えませんが、まずまずといったところでしょうか。

『グランメゾン東京』は初回放送前から、2015年公開のドラマ映画『二ツ星の料理人』(ブラッドリー・クーパーさん主演)と内容が酷似していると指摘されており、一度ドン底まで落ちた天才が這い上がっていく姿を描いていることから、既視感があるという声も多いのですが、木村拓哉さんの脇を固める役者陣が豪華で、今後の展開が気になるとして第2話以降も観るという反応も多いです。

『グランメゾン東京』はフランス・パリでロケを行ったり、料理などにも非常にこだわっており、1話あたりの制作費が1億円もかかっているとも噂されているので、初回12.4%は決して満足できる数字ではありませんが、第2話以降に数字を上げていくのかどうか引き続き注目したいですね。

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