昨年12月にテレビ朝日を退社した竹内由恵アナウンサー(たけうち・よしえ 34歳)が、フリーに転身して2月から芸能活動を再開させ、3月9日放送の『しゃべくり007』(日本テレビ系 月曜22時)にゲスト出演します。
竹内由恵アナが他局のテレビ番組に出演するのは今回が初で、ファン等の間では大きな注目を集めているのですが、テレビ朝日関係者等からは非難の声が上がっているとニュースサイト『サイゾーウーマン』は報じています。
竹内由恵アナは昨年3月に同学年の医師と結婚し、仕事と家庭の両立が難しいとしてテレビ朝日を退社、その後は夫の勤務地である静岡へ移住しました。
しかし、退社からわずか2ヶ月足らずで大手芸能事務所『アミューズ』に所属、フリーアナウンサーとして芸能活動を再開させることを発表しました。
竹内由恵アナは仕事復帰を決めた理由について、静岡での生活にも慣れるうちに「家族を大事にしながらできる仕事があればしたい」と考えるようになったことや、竹内アナが自宅で暇そうにしていると夫から「だったら仕事してみたらいいんじゃない」と言われ、そうした中でアミューズから声がかかったため、芸能活動を再開させたとしています。
そして、芸能活動を再開させてから1発目に出演するテレビ番組が『しゃべくり007』で、竹内由恵アナにとっては初めてテレビ朝日以外の番組出演となるのですが、これが波紋を呼んでいるようです。
<↓の画像が、『しゃべくり007』初出演の竹内由恵アナの写真>
『サイゾーウーマン』の記事ではフリーアナウンサーが、「アナウンサーのフリー転身は珍しくなくなりましたが、それでも『古巣への義理を欠いてはいけない』という考えは、いまだに業界内に残っています。これまで育ててもらった局への恩返しとして、フリーになっても半年~1年は、他局に出演しないという暗黙のルールがある。」
と明かしています。
続けて、「これを破ってしまうと、業界内から『不義理な人間』として見られてしまうため、たとえ他局からオファーがあっても断るのが一般的なだけに、竹内アナの『しゃべくり007』出演は『時期尚早』と言えるでしょう」
と指摘しています。
さらに、竹内由恵アナが現在生活拠点としている静岡の一部テレビ局関係者からも、竹内アナのスタンスに首を傾げているといい、「活動再開発表後、静岡の局から竹内アナに複数のオファーが入ったものの、『ローカル番組は難しい』と断られたといった話を耳にしました。静岡はあくまで“生活拠点”であり、『別に静岡の番組に出演したいわけじゃない』ということなのでしょうか」
と制作会社関係者が明かしています。
元キー局アナがフリー転身後に初出演するテレビ番組は古巣というパターンが多いと感じますが、半年から1年も他局に出演しないケースは近年減少しつつあるような気もします。
竹内由恵アナと同じくアミューズ所属の元フジテレビ・中村仁美アナも、フリー転身後初出演した番組は『爆笑ヒットパレード』(フジテレビ系)でしたが、その後すぐに『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)に出演しています。
また、元TBSの吉田明世アナもフリー転身から間もなく『行列のできる法律相談所』に出演し、2ヶ月後には『噂の現場急行バラエティー レディース有吉』(フジテレビ系)のMCに就任しています。
元テレビ朝日の小川彩佳アナは退社後『NEWS23』(TBS系)のメインキャスターに就任、元TBSの宇垣美里アナがフリー転身後に初出演した番組は『グータンヌーボ2』(フジテレビ系)でした。
退社後すぐに他局の番組に出演することは決して珍しいことではなく、最近は暗黙のルールを気にすることなく自由に活動をしているフリーアナが多いため、それほど問題視されることはない気はしますし、何よりも業界大手のアミューズに所属していることから、順調に仕事を増やしていくのではないでしょうかね。