フジテレビの田中大貴アナウンサー(37)が、3月末をもって報道・情報番組『ユアタイム』(フジテレビ系)から降板した理由は、「重大なコンプライアンス違反」があったためだと16日発売の週刊誌『週刊女性』が報じています。
田中大貴アナは兵庫県立小野高校を卒業後、AO入試で慶應義塾大学環境情報学部に入学し、アナウンサーになる気は全く無かったものの、同級生らとたまたまフジテレビを受けたところ内定し、2003年にフジテレビへ入社。
フジテレビの同期入社は、石本沙織アナ、戸部洋子アナらで、日本テレビの上重聡アナも同期。
入社後は報道・情報番組とスポーツを担当し、『とくダネ!』、『すぽると!』、『ユアタイム』、『ヒトカド。』(BSフジ)といった番組のほか、メジャーリーグ、バレーボール、F1グランプリ、ゴルフなどのスポーツ中継を主に担当しています。
私生活では、2009年に1歳年上で元読者モデルの一般女性と結婚し、今年で小学校2年生になった長女をもうけています。
<↓の画像は、『ユアタイム』出演の田中大貴アナ、市川紗椰さん、野島卓アナの写真>
そんな田中大貴アナが、仕事の空いた時間を使い裏バイトに励んでいると『週刊女性』が報じており、フジテレビ関係者によると、懇意にしている会社社長を相手に飲み会をセッティングし、後輩の女子アナや知り合いの読者モデルを紹介しているとのこと。
また、幹事を務める田中大貴アナは、社長が女性たちに「タクシー代」として渡したお金を自身の懐に全て入れてしまうそうで、タクシー代は1人あたり1~3万円程度とのことなのですが、田中大貴アナは頻繁にこのような裏バイトを行っているといいます。
同関係者によれば、田中大貴アナはこの他にも様々な副業を行っており、それらがバレた結果『ユアタイム』を降板になったと見られているそうで、「フジテレビはほかの企業のイベントの司会などは、会社に許可を取る必要があるのですが、懇意にしている別の企業の社長にトークショーの司会を頼まれ、局に無断で引き受けたんです」と明かしています。
さらに別のフジテレビ関係者は、在京球団に所属する有名プロ野球選手と金銭的なやり取りをめぐって、トラブルに発展したことを明かしています。
田中大貴アナがあるトークショーに有名プロ野球選手を呼び、その謝礼をめぐって選手とモメた結果、この話が野球界で広まりフジテレビにも話が流れてしまったようです。
田中大貴アナはこのトラブルについて「やっていない」と主張していたものの、『ユアタイム』から降板することが決定、さらに報道局制作の番組についても外されてしまったそうです。
そして、真相を確かめるために田中大貴アナに直撃取材を行ったところ、『ユアタイム』の降板については「降板というのは、言い方が正しくないというか……。これまで平日の番組に出演してきましたが、土日のスポーツを厚くしたいということで、僕が移ることになったんです」と説明。
『ユアタイム』降板は有名プロ野球選手との金銭トラブルがきっかけかと聞くと、「なんですか、それ? そういったことはないですよ」と否定。
社長相手に合コンを開いて紹介料を貰っているのではないかという疑惑については、「いえいえ。そんなことはないです」と否定しています。
<↓の画像が、『週刊女性』の直撃取材を受けた田中大貴アナの写真>
また、フジテレビ企業広報部は田中大貴アナの副業疑惑について、「取材先やスポーツ選手などの出演者から依頼を受け、勤務時間外にアナウンサーが例外的にイベントの司会を引き受けることは、コンプライアンス違反とは考えておらず、担務変更とは関係ございません」と話し、田中大貴アナが有名プロ野球選手とトークショーに出演したことについては否定せず、勤務時間外の活動と番組降板は関係ないと答えています。
田中大貴アナが『ユアタイム』を降板になった理由については、「田中は4月より週末のスポーツニュース番組や平日の野球中継を担当しております。3月まで担当した『ユアタイム』のスポーツコーナーはスポーツ局が制作しており、スポーツ局制作番組内の担務変更です」と説明しています。
これにネットでは、
- 日テレにも似たような野球部出身が居たな(笑)
- 事実だとしたら金に汚いのはイメージ悪いよな~。しかしなんで会社員であるアナウンサーが複数の社長との付き合いがあるんだ?
- 長谷川豊、大村正樹、に続いて小倉智昭の周りのやつは問題をおこす
などのコメントが寄せられています。
田中大貴アナ本人が否定していることなどから、今回『週刊女性』が報じた記事はどこまで本当の話なのかは定かではありません。
田中大貴アナが『ユアタイム』を降板したというものの、後輩の中村光宏アナ(32)と交換という形で、スポーツニュース番組『スポーツLIFE HERO’S』の土曜版のMCに4月から就任しており、もしこのようなトラブルを起こしたのだとすれば、番組出演は難しいのではないかと指摘する声がネット上では上がっています。
<↓の画像は、『スポーツLIFE HERO’S』出演の田中大貴アナらの写真>
田中大貴アナは慶応大学時代に野球部に所属しており、4年生の時には六大学野球のリーグ戦でホームラン王になったことがある実力の持ち主で、慶応大学の先輩・高橋由伸さん(42)と親交があり、その関係からプロ野球選手たちとの飲み会に参加することもあるといいます。
自身と同世代の和田毅選手、館山昌平選手、木佐貫洋選手、後藤武敏選手、江草仁貴選手とも仲が良いそうで、メジャーリーガーの上原浩治選手、岩隈久志選手らからインタビューの能力の高さが認められ、田中大貴アナならばと応じる大物野球選手たちも多いようです。
プロ野球選手らとこうした繋がりがあるため、プロ野球選手と何かトラブルが起きたとしても不思議ではないのですが、特に証拠もないので現時点では不明です。
田中大貴アナと同期で、同じく野球部出身の日本テレビ・上重聡アナは2015年4月に、有力スポンサーの『ABCマート』の創業者・三木正浩から利益供与を受けていたという問題が発覚。
これが原因で後に番組から降板となり、表に出る機会が明らかに減っているのですが、田中大貴アナの副業、裏バイトがもし本当で、フジテレビ側が問題視しているのであれば、今後仕事が激減して姿を見ることはかなり減っていくことになるでしょうね。