『SPORTS X』MCの倉持明日香がAKB48から卒業し、スポーツキャスターに。古田敦也と父・倉持明がコメント

AKB48の倉持明日香さん(25)がグループから卒業する事が明らかとなりました。

倉持さんはサンケイスポーツの紙上で卒業を宣言し、「8年間で宝物のような仲間ができました。悔いはありません」と語り、グループ卒業後はスポーツキャスターを目指すことを告白しています。

倉持さんは2012年4月よりスタートしたスポーツ番組『SPORTS X』(BS朝日)で、元プロ野球選手の古田敦也さんと共にMCを務めており、2012年ロンドン五輪の取材を通じてその思いを強くし、「スポーツの楽しさを自分の言葉で伝えたいと思った。東京五輪をリポートする夢をかなえたい」と語っています。

また、卒業を決意した決め手となったのは、昨年春よりAKB48のチームBキャプテンを務めた事だったそうで、倉持さんはもともと言いたいことをメンバーに直接言えないタイプだったものの、古田さんがヤクルトスワローズなどで監督を務めた野村克也さんの名言「地位が人をつくり、環境が人を育てる」を引き合いに励ましてくれたそうで、そうした言葉などに支えられたようです。

（↓の画像は、『SPORTS X』で共演している古田さんと倉持さんの写真）

そして、昨年11～12月頃からチームの充実と自身の成長を感じ、「やるべきことは終わった」と卒業を決心したといい、「順風満帆ではなかったけど、経験として大きく、濃密だった。自分の言葉で伝えることの大切さを一番学びました」と語っています。

そんな倉持さんは19日に自身のブログを更新し、8月17日に行われる卒業公演をもってAKB48を卒業する事を報告し、AKB48を通じて見つけたのは“伝えること”で、

「今、挑戦させていただいているスポーツキャスターのお仕事でも、選手や選手を支えている方を自分の言葉で伝える難しさを実感していますが、それ以上にスポーツの素晴らしさに気づくことが出来ました。大好きなスポーツを通して言葉を伝えることは、これからも積極的に挑戦していきたいことのひとつです。」

「“セリフ”という力強い言葉を通して、皆さんを元気にするお芝居にも挑戦していきたいと思っています。だから今、新しい目標・夢に向かって歩き出したいと思い卒業を決意しました。」

などと綴っています。

これにネット上では、

• 最初はお父さんのツテで仕事貰えるんじゃないか。後は実力次第だけど。昔からいたメンバーだから頑張って欲しい。
• この人は本当に真面目に頑張っていた印象。お疲れ様でした。野球知識が豊富なアイドル、プロ野球選手の二世ということで野球専門キャスターみたいな形で頑張ってほしい
• スポーツキャスターも簡単になれる時代なんですな。この子たまにひるおびで天気やってるけどあんな棒読み暗い声じゃキャスターなんて無理なんじゃ…。父親のコネ？で最初は仕事あるだろうけど。まぁ訓練からしっかり頑張って下さい。
• 総選挙辞退してた時点で卒業しそうな気がした。やっぱりキャプテンを外されたのが少なからず影響しているのかもな
• プロ野球選手の妻になることを狙ってるのかもしれないな

などのコメントが寄せられていました。

倉持さんは、「ロッテオリオンズ」(現：千葉ロッテマリーンズ)、「クラウンライターライオンズ」(現：埼玉西武ライオンズ)などのチームで活躍した元プロ野球選手で野球解説者・倉持明さん(62)の娘なのですが、AKB48を卒業しスポーツキャスターを目指すことに対して明さんは、「仕事は幅広く挑戦してほしいです。これからが芸能生活の本番だと思います。」と、サンケイスポーツに寄せた手記で綴っています。

（↓の画像は、倉持明さんの写真）

また、古田さんはスポーツキャスターとしての倉持さんについて、「勉強家で努力家。最初からスポーツマインドへの理解もしっかりしていた。VTRを振る場面でも必ず自分の言葉で伝えようとしている」「番組の主役はあくまでもゲスト出演するアスリートなので、出るところや引くところのバランス感覚がとても重要ですが、よく取れている」とコメントしています。

これまで3年以上スポーツ番組のMCを担当しているものの、ライバルが多い分野だと思いますし、AKB48の肩書が無くなった場合に生き残るのはかなり難しいとは思うのですが、これまでの経験を活かし、更に勉強や経験を重ねてスポーツキャスターとしても成功できるように頑張ってほしいですね。