元モーニング娘。の“ゴマキ”こと後藤真希さんが『ダウンタウンなう』(フジテレビ系 金曜21時55分)に出演し、先輩の“なっち”こと安倍なつみさん(37)との不仲説の真相などを暴露したことに対して、ネット上では物議を醸しており、炎上状態となっています。
後藤真希さんは、ダウンタウンや坂上忍さん等とお酒を飲みながら本音で語り合う企画「本音でハシゴ酒」に出演し、「後藤真希33歳 今だから言える〇〇」と題して様々なトークが展開される中で、「〇〇とステージ上で目も合わせなかった」というテーマで安倍なつみさんとの不仲説について言及しました。
<↓の画像は、『ダウンタウンなう』出演の後藤真希さんらの写真>
後藤真希さんは1999年8月にモー娘。へ加入し、プロデューサーのつんく♂さんからは「10年に1人の逸材」「才能が飛び抜けていた」などと絶賛され、同9月リリースの7枚目シングル『LOVEマシーン』でいきなりセンターを務め、同曲はモー娘。初のミリオンヒットを達成するなど、最大のヒット曲となりました。
<↓の画像は、『LOVEマシーン』のジャケット写真>
後藤真希さんの加入によって一躍トップアイドルグループとなったモー娘。はその後もヒット曲を連発し、後藤さんはグループの中心メンバーとなったのですが、後藤さんが加入する前までは安倍なつみさんがセンターを務めており、グループの顔的な存在でした。
そうした事により、後藤真希さんが加入後は安倍なつみさんとの不仲が囁かれていたのですが、モー娘。の振付を担当の夏まゆみさんが当時のエピソードを明かし、「『モーニング娘。誕生10年記念隊』というユニットでツアーを回った時、後藤と安部の2人のナンバーがあったのですが、2人が全く息も合わず、お互いの目さえも見ていなかったので、それぞれを呼び出して仲直りをさせた事があります。あの時が一番大変でした」
と語りました。
<↓の画像は、2007年2月に『ミュージックステーション』出演時の安倍なつみさん、後藤真希さんの写真>
この話に対して後藤真希さんは、「私もあの時が一番苦しかったかもしれない」と振り返り、そのツアーは後藤さんの他に、安倍なつみさん、飯田圭織さん、後輩の新垣里沙さん、久住小春さんの5人で行ったもので、ツアー中に体調を崩してしまった後藤さんは、出演できない公演がいくつかあったといいます。
後藤真希さんが抜けたことによって、後藤さんを除くメンバーは4人でのフォーメーションを急遽覚えなくてはならない状況となってしまったと明かした上で、「私、最終日に復活して『出られます』と。また5人に戻さなきゃいけない。って言うことで、センターのポジションが多かったなっちに一番負担がかかった。だからか、すごく怒っちゃって…ちょっと行儀悪くやれば(机をバン!と叩いて)楽屋を出て行っちゃうみたいな。どこまで言っていいか分からないですけど。そのぐらいのガチさ」
と、安倍なつみさんとは“ガチ”で仲が悪かったと告白しました。
後藤真希さんは当時の心境について、「本当に何も分からなすぎて、『なんで怒ってるの?』みたいな。(ポジションやソロ活動などは)つんく♂さんとか会社の上の人が決めたあれで…」
と、自ら関係が悪くなるようなことをしたわけではないと語った上で、現在ではお互いの結婚などを祝福し合うなど、「普通に」交流する仲だと明かしています。
このように後藤真希さんは当時の安倍なつみさんとの不仲を告白していたのですが、これに対してネット上では、
- なっちもいるところでお互い暴露ならいいけど…自分上げなっち下げみたいでずるい。
- 後藤真希が自分だけ出演して、グループ内の悪口を話すのは、人としていかがなものかと思う。
- 後になってこういう事をぶっちゃけるのは落ち目の芸能人のイメージがあるので残念。
- 後藤真希最近喋り過ぎてる気がする。今もモー娘。時代もいいイメージはないけど。過去のしかも安部さんいない場所で言うべきことではないし、安部さんにも言い分あるはず。自分のことだけ喋るか、問題児だった弟のことはなせばいいのにね。
- 子どももできて稼がないといけないのはわかるけど、誰かのことを悪く言ったり、自分が今の地位にいれるのはファンのおかげだってことまるでわかってない発言して売れたところで一時的なものでしょうね。
芸能人としての素質はあるかもだけど実力がないから過去にすがるしかないのでは?その点、安倍なつみの方がまだマシだと思う。 - ゴマキのがスタイルは良かったし、スター性はあったかもしれないけど、自分はなっち派だったな。今でも好感度高いし、なっちのがアイドル貫いてる
- 相手がいない所で一方的に言うのはただの悪口。相手にも言い分があるかもしれないのに言い返すことも出来ないんだから。せめて自分はもっと悪かったみたいなオチをつけれて終わらせるくらいしないと。
- 初期メンバーが地道に努力してようやくデビュー出来たところに金髪中学生が入ってきて我物顔してたら誰だって気分よくないでしょ。“あの頃は子供だったんですみません”くらい言えないのか?言えないなら相手に居ないところで一方的にこんな話をすべきじゃない。この前はあややだったし、周りを巻き込まないと話題にすらならない残念な人。
などと、後藤さんの不仲暴露に批判コメントが殺到しており、ネット上では炎上状態となっています。
ここ最近再びテレビ番組への出演が増えている後藤真希さんは、9月放送の『誰だって波瀾爆笑』(日本テレビ系 日曜午前9時55分)に出演した際に、歌手・タレントの“あやや”こと松浦亜弥さんとの不仲を暴露しており、今だから語れるエピソードを色々と披露しています。
こうした当時の裏話は大きな注目を集めるネタではあるのですが、一方的に話すことによって悪い印象を持たれることが多く、松浦亜弥さんとの不仲を明かした際にも、批判的な声も上がっていました。
実は安倍なつみさんも2014年12月放送の『バナナマンの決断は金曜日!』(フジテレビ系)に出演し、中澤裕子さん、保田圭さん、吉澤ひとみさん、小川麻琴さんとトークした際に、後藤真希さんが加入した当時の心境について、「やっぱりさ、1人で入って来たということと、金髪だったしさ、あとはいきなり(『LOVEマシーン』の)ジャケ写のときにセンターに来たからさ、何事かと」と振り返り、当時はイラッとしたか聞かれると、「いや…うん!イラっていうか、何!?って。いい気分はしないっしょ、やっぱり」「今思うとさ、それが良い刺激になってたんだけど、あの時はウチら必死だからさ。いきなり、えー…みたいな」と明かしています。
<↓の画像は、後藤真希さんについて語る安倍なつみさんの写真>
これに対して初代リーダーの中澤裕子さんは2人について、「周りが気を遣うくらいバチバチしていたと思うよ。なっちが『学校行きたくない』って電話してきた時に、悩んでるんだなと思った」と語っていました。
安倍なつみさんはさらに同13日放送の『メレンゲの気持ち』(日本テレビ系)に出演した際にも、後藤真希さんが加入した当時の心境について、「1人で入ってきて、自分と違うものをいっぱい持っているなって思った。堂々としていて金髪で現れたので驚きましたね。いろんなことを突拍子もないタイミングでやったりするので、驚かされたし、刺激にもなった。すごく意識して見てました」と明かしています。
さらに、一番だらしなかったメンバーは“ダントツ”で後藤真希さんだったと振り返り、「(メイク道具などを)後藤は出しっぱなしで、1人お祭り」「要領良くできないのが後藤。だからホテルの部屋もゴッチャゴチャ」だと話していました。
このようにお互い当時の関係が良くなかったことを明かし、過去の不仲話はネタの一つとなっており、他のモー娘。メンバーたちも様々な番組で当時誰々と仲が悪かったというエピソードを披露しています。
こうした話が出来るのも現在は関係が修復しているためで、当人同士が別に気にしていないのであれば問題無いことですが、視聴者やファンにはあまり良い印象を与えないことから、相手がいない場で一方的に色々と過去の話を暴露するのは控えた方がいいのかもしれないですね…。