14日公開の映画『響 -HIBIKI-』(月川翔監督)で、映画初主演した欅坂46のセンター・平手友梨奈さんが16日、バラエティ番組『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)にゲスト出演し、脚本に対して衝撃の一言を放っていたことが暴露され、ネット上では物議を醸しています。
平手友梨奈さんが初主演した『響-HIBIKI-』は、2014年から『ビッグコミックスペリオール』で連載されている柳本光晴さん原作の漫画『響 ~小説家になる方法~』の実写化です。
<↓の画像が、実写映画『響 -HIBIKI-』写真>
平手友梨奈さんはこの作品で15歳の天才女子高生小説家を演じ、他にもアヤカ・ウィルソンさん、高嶋政伸さん、柳楽優弥さん、北村有起哉さん、野間口徹さん、小栗旬さん、北川景子さんといった人気の役者が顔を揃えており、監督は昨年ヒットした『君の膵臓をたべたい』でメガホンをとった月川翔監督が担当してます。
このような豪華俳優陣が揃っている中で、演技に関してはまだまだ新人の平手友梨奈さんは、「『現場に入る前にリハーサルしましょう』と呼んでも『いや今日はちょっと…』というような人だったので『いつお芝居を見られるのかな』という感じだった」と、月岡翔監督が裏話を暴露しました。
<↓の画像は、月岡翔監督と平手友梨奈さんの写真>
これについて平手友梨奈さんは、人と接するにあたって「(この人)どういう方なんだろう?」と警戒しながら入っていくそうで、こうした人だと分かった月岡翔監督は「僕はこういう事が苦手ですとかいう弱みも全部話して、僕が丸腰になって、大丈夫だよって状態にして」と、警戒心が強い小動物を扱うように接していったとのことです。
<↓の画像が、『行列のできる法律相談所』に出演した平手友梨奈さんの写真>
その後も平手友梨奈さんが初リハーサル時に、月岡翔監督が緊張をほぐすために「台本を見ながらゆっくりやってみようか」と平手さんに声を掛けたところ、「リハをやる前に監督と2人でお話させていただけませんか?」と突然言われ、別室で話を聞くことになったといいます。
すると、平手友梨奈さんはなぜかなかなか話を始めず、月岡翔監督が「脚本どうだった?」と聞くと、「つまらなかった」とバッサリ斬り捨てたといいます。
この発言に月岡翔監督も驚いたそうなのですが、平手友梨奈さんにどこがどうつまらないのか意見、理由を聞き出し、それを脚本を担当した西田征史さんに伝え、話し合いをした末に平手さんの案を取り入れ、脚本を修正することになったそうです。
映画初主演の新人女優が監督、脚本に口を出すというのは異例で、本来であれば怒られたとしても不思議ではないのですが、脚本家も納得して指摘された箇所を修正したといい、その理由については「スゴい的確なことを言っていた」と明かしています。
月岡翔監督は最初に抱いていた平手友梨奈さんの印象について、「大変そうな人だし、キツそうだなと思ったんですけど」「やりにくそうだなと思ったし、正直めんどくさいなと思ったんですけど」と言いながらも、平手さんが指摘した台本の修正については、「『あー、なるほど』って、大人が聞いても『なるほど』と思う意見なんですよ」と絶賛しています。
そして、平手友梨奈さんの言動に対するネット上の反応を見てみると、
- 勘違いも甚だしいな
- こいつは平手打ち100回の刑だな
- なんか神格化されすぎてない?
- 与沢翼のどこがいいの?
- 頑張って大物感出そうとしてるね
- まーた炎上狙い どんだけやるんだろうな
- まわりがチヤホヤしすぎて天狗状態か 信者と秋豚に気つかってる関係者しかいないから自分が偉いと思ってんだな
- 周りの大人はなんで甘やかしてるんでしょうね 秋元康にビクビクしてるの?
- おいおい もう大天狗様かよ 周りが甘やかし過ぎだ
- 歌もダンスも下手くそ。凄い凄いとちやほやし過ぎ。口パクだし 何言ってんの?
- 自分は周りと違う周りに流されないオーラ出すよね~
- こいつの凡人とは違うんです、すごいカリスマです、素晴らしい才能ですという売り方はもういいよ。大したオーラも才能もない可愛くもないやつを無理やりカリスマに仕立てようとしても見ていて恥ずかしくなるだけだし、本当のカリスマはこういう売り出し方する必要がないわけで
- 設定をこねくり回しすぎて秋元も欅坂運営も本人もどういうキャラ設定で行くのかわけわかんなくなってるな
などのコメントが寄せられており、早くも鼻が伸びて天狗状態だと指摘する声が相次いでいます。
番組内での発言を見ると、平手友梨奈さん、月岡翔監督はそうしたストーリーのもとで話を展開しているようにも感じられ、さすがに女優として何も実績の無い新人が脚本に口を出し、それが見事な指摘で修正をするという話は信じ難いものがあります。
初日舞台あいさつでも共演者たちが平手友梨奈さんの演技を絶賛しているのですが、北川景子さんは平手さんについて、「クランクインした時から、(平手は)すごく表現力がある人だと思ったし、クリエイティブな精神を持った人だと思ったので、自由にやってもらったらすごくいい(主人公の)“響”になるんじゃないかという気がしていました。そうしたら、初日からすごく輝いてスパークしているように見えて、『あぁ、響がいる』って思ったんです。」
と絶賛し、「ずっと見守ってきたから、彼女のためにも公開できて本当によかったです」と話した後には涙も見せていました。
<↓の画像は、初日舞台あいさつに出席した平手友梨奈さん、北川景子さんの写真>
また、アヤカ・ウィルソンさんは「エンドロールで流れた彼女(平手)の歌声にゾクゾクっと鳥肌が立ってしまいました」、北村有起哉さんは、「平手くんと対峙するシーンでは、相手(平手)の芝居によって変えたりしながら柔軟にお芝居しようとして臨んだのですが、彼女の存在がもうドーンとそこに立ってるんです。あれだけ堂々とやられちゃうとこちらとしては打つ手がない。僕が積み上げてきたキャリアが全く通用しない。原点回帰させられました」
とコメントしています。
こうした場で主演の演技を絶賛するというのは珍しいことでもありませんが、あからさまに持ち上げすぎているように感じ、どこまで本当の話なのか分からないというのが正直なところです。
平手友梨奈さんは以前からかなりキャラ作りしているように見え、それは秋元康さんの指示によるものなのか、誰がブレーンなのかは定かではありませんが、欅坂46の中でも異質な存在になっていて違和感があり、強引にグループ内にトップのメンバーを作るといった作為的なものを感じます。
それでもグループの中でも高い人気を得るなど、しっかりと数字が伴っていれば今後に期待が出来るのですが、肝心の主演映画『響-HIBIKI-』は全国約290~300スクリーンで公開され、公開初週末の映画ランキングでは6位前後、興行収入もギリギリ1億円程度の結果だったようで、ネット上では大コケ、大爆死と揶揄されています。
『響-HIBIKI-』はそれなりに宣伝も行われており、北川景子さんら人気の役者も出演しているのですが、平手友梨奈さんを主演に起用しただけでは厳しいものがあるのだと思います。
しかし、平手友梨奈さんは様々な作品を手掛けている監督、脚本家たちに、脚本についてダメ出しして納得させる力を持ち、人気役者たちも絶賛するような演技の才能を持っていることから、これからの成長が楽しみなところで、今後様々な作品で活躍する姿を見せてほしいものです。