今年7月の参議院議員選挙に立憲民主党から比例代表で出馬したものの、落選となった元モーニング娘。の市井紗耶香さん(いちい・さやか 35歳)が『東京スポーツ』(東スポ)のインタビュー取材に応じ、芸能界復帰を宣言するとともに、政界再挑戦の可能性や自身のタトゥーの意味などについて初言及しています。
市井紗耶香さんは2000年にモー娘。を卒業、2003年11月に一度芸能界を引退し、共に音楽活動していたミュージシャンの吉澤直樹さん(44)と2004年にできちゃった結婚、同8月に第1子となる長女(15)、2007年5月に第2子となる次女(12)が誕生しました。
2009年8月に芸能活動を再開させ、2011年5月に吉澤直樹さんと離婚してシングルマザーとなり、2012年7月に9歳年上の美容師と再婚、2013年3月に第3子となる長男(6)、2017年4月に第4子となる三女(2)が誕生し、現在は4人の子を持つ母親でもあります。
それを武器に7月の参院選には立憲民主党から比例代表で初出馬したのですが、票数が伸びず落選しました。
<↓の画像は、立憲民主党から出馬した市井紗耶香さん、蓮舫副代表の写真>
その後、市井紗耶香さんは今後の活動などについて沈黙を保っていたのですが、選挙終了から約3ヶ月が経過し、今回東スポのインタビュー取材で、「参院選前にやらせていただいたタレント活動と同じように、まず子供たちを最優先に、主人のサポートを借りながらやっていきたいです」
と芸能活動再開を宣言しています。
芸能活動再開に向けて、すでに具体的な話が進んでいるそうで、モー娘。時代の後輩・加護亜依さんが8月まで所属の芸能事務所『アルカンシェル』と、自身の個人事務所『エスダブル 』が11月に業務提携予定で、今後はテレビ番組などへの出演だけでなく講演活動にも力を入れていくそうです。
<↓の画像は、市井紗耶香さんと『アルカンシェル』の代表・NAOMIさんの写真>
また、政界への再挑戦に関しては、「親、子それぞれが抱える悩みは国会に届いていません。それは放っておきたくない。もう一度、政界にチャレンジするか、違った形でアクションしていくかは分からないけど、その気持ちは捨てたくないです」「落選は残念でしたが、世の中を良くしていきたいと立候補して良かったと思います。この経験をどう生かすかは自分次第」
と語っており、再挑戦する可能性はあるようです。
出馬にあたって問題視された耳の裏のタトゥーの意図については、「2015年に(大動脈解離により61歳で)亡くなった私の母を思って彫りました」「タトゥーには複雑な心境を覚える人もいます。それも優しく包み込める世の中だったらいいなぁとは思います」
と語っています。
<↓の画像が、市井紗耶香さんのタトゥー写真>
そして、市井紗耶香さんの芸能界復帰宣言に対してネット上では、
- 芸能界で何をするん?
- お金がなくて芸能界に?
- わざわざタトゥーを入れなくても自分の心にあればいいと思うんだが。日本では心情的にいい目では見られないよね。
- 東スポのインタビュー受ける前に、自分に票を投じてくれた有権者に対して直接お礼と謝罪なりをするのが先でしょうよ。
- 背中に登り龍がいるようなオジサンを世間が優しく包み込めないと思う。こんなのが議員にならなくて良かった。
- 選挙落ちたから芸能活動…???どちらも中途半端。支持が得られるわけない。
- 思春期の娘さんがいるから 子育てに頑張ればいいのに。旦那さんは全てに納得しているのかな?
- 演説で高らかに叫んだ思想を胸に、政治家ではない立場であっても個人活動していれば、まだ応援されていたものを…
蓮舫議員のコスプレして他人が書いた台本を読んでいただけというのが完全にバレましたね。 - 次も選挙に出る気があるなら地道に選挙活動しようよ。芸能界に戻るなら、そっちでがんばろうよ。
こういうどっちつかずの人を担いだ立憲民主党は、やはり真面目に政治を考えているとは思えない。
などと否定的な声が殺到しています。
市井紗耶香さんは落選後の7月末に更新のツイッター上で、「今回の機会を経て、子育て当事者の方との交流の機会や、今回お世話になった立憲民主党の議員の方々との意見交換は是非継続させていただきたいと考えています」とツイートしています。
また、17日に立憲民主党が行った常任幹事会にて、「つながる本部」の担当として、市井紗耶香さんを含め参院選で落選した3人を充てる人事を決定しており、これは次の国政選挙を見据えた対応とみられています。
「つながる本部」は、党が市民団体などと連携して政策実現を目指す部署で、市井紗耶香さんは「子ども子育て」を担当するといいます。
今回の芸能活動再開を宣言も次の選挙に向けたものとみられ、すでに講演活動のオファーも来ているということを明らかにしているのですが、市井紗耶香さんはモー娘。時代からこれまで活動に一貫性が無く、コロコロと活動の場所を変えながら現在に至っているため、芸能活動再開や国政に再挑戦するのも自由ではありますが、政治家にはなってほしくないというのが正直なところです。
ちなみに、問題視されている耳の裏にあるタトゥーについてですが、東スポの取材に対して市井紗耶香さんは「亡くなった私の母を思って彫りました」と話しているものの、過去に投稿したブログでは「自分の誕生花」を彫ったと説明し、母親が亡くなる前の2012年時点で耳の裏のタトゥーを公開していたので、こうした部分からもちょっと信用ができないですね…。