21日に『第25回参議院議員通常選挙』(参院選)の投開票が行われ、立憲民主党から比例代表として出馬した元モーニング娘。の市井紗耶香さん(いちい・さやか 35歳)が、出馬時には大きな注目を集めたものの票が伸びずに落選となり、ネット上では様々な声が上がっています。
立憲民主党からは市井紗耶香さんの他にも、元格闘家・須藤元気さん(41)、元RAG FAIRの“おっくん”こと奥村政佳さん(41)らが比例代表として出馬し、今回の参院選で立憲民主党は8議席を獲得したのですが、須藤さんは7万3787票でギリギリ8位で当選を果たしました。
一方の市井紗耶香さんは5万415票で9位、奥村政佳さんは3万2024票で10位で落選し、初の選挙は思ったよりも票数が伸びずに落選という結果となりました。
<↓の画像が、参院選に出馬した市井紗耶香さんの写真>
ちなみに、2016年の参院選に自民党から比例代表で出馬したSPEED・今井絵理子議員(35)は、31万9359票を獲得して見事初当選を果たしています。
<↓の画像は、今井絵理子議員の写真>
『東京スポーツ』(東スポ)によると、立憲民主党関係者は選挙中に市井紗耶香さんについて「当選は疑っていないよ」と自信満々に語っていたそうなのですが、集めた個人票はたったの5万票で落選しました。
4人の子を持つ市井紗耶香さんは出馬理由について、「政治の舞台に子育て当事者が少ない」「今の日本は本当に子育て世代に温かい国になっているのか疑問に思う」
などと語り、子育て支援に力を入れていきたいとしていました。
こうして同年代の子を持つ層やモー娘。時代のファンからの票を期待していたようですが、票が伸び悩んだ原因について永田町関係者は、「知名度があれば当選するという安易な発想がいけない。こういうことをやると、このご時世は政治不信が募るだけですよ」「“子育てをする母親”という観点なら、働くお母さんたちのネットワーク作りをしている人とか市井氏よりふさわしい人はいたはず。また経済や社会福祉の分野で活躍する女性もいたはず。人材の掘り起こしが甘かった」
と分析しています。
さらに、市井紗耶香さんは元々政治に対して強い興味、関心を持っていたとは思えず、さらには体の数ヶ所にタトゥーを入れているなどとイメージを悪くする要素がいくつもありました。
<↓の画像は、市井紗耶香さんのタトゥー写真>
なお、市井紗耶香さんはタトゥーを入れていることに対して、世間から批判が上がっていることについて東スポから直撃されると、「タトゥーは事実です。消すつもりはありませんし、どういった思いを持って入れたんですかというのも、今はお答えするつもりは特にないですね」
とキッパリと答えていました。
タトゥー問題に加えて、今井絵理子議員が当選後に政治に関する勉強不足を露呈し、さらには不倫スキャンダルを週刊誌にスクープされるなどし、タレント議員のイメージが著しく悪化したことも市井紗耶香さんの票数が伸び悩んだ要因ともみられています。
そして、市井紗耶香さんが初出馬した参院選で落選したことに対してネット上では、
- 自民党と立憲の差ではないの?
- アイドル・子育て・政治に取り組む姿勢の中途半端さがダメを押したように思う
- 落選したら雲隠れ。こんな非常識な人には、落選して当たり前だし、当選しなくて良かった
- 受かっても落ちてもまずはすぐに大事な票を入れてくれた有権者に対して感謝の気持ちやお礼の言葉とか一言あるんじゃないの。
未だに反応なしだとやっぱりこの人議員もだし有権者をなめてるから落ちて正解。 - 良識ある有権者の判断に安心しました。かたや市井氏は結果を受けてあいさつなしとは、常識知らずですね。ほんと落ちてよかった。
- 今井絵理子よりこいつの出馬が先だったら当選してたかもね。今井のダメさでタレント議員に反対する考えが強くなったんだろうし、軽い気持ちで議員になんてなろうとするなよ
- 今井絵理子と市井氏に差なんてないですよ。同類項。
今井絵理子は障害児を抱えているかもしれないけど、あんな人が議員になるなんて日本の恥ですよ。
ただ子育てしている事しかアピールポイントがない市井氏が落選したのは当然としても、今井絵理子が市井氏より優れているわけではないことははっきりさせておきたい。
などのコメントが寄せられています。
コメントにもあるように、もしも今井絵理子議員より市井紗耶香さんの方が先に出馬していれば、立憲民主党からの出馬でも多くの票を獲得して当選していた可能性があり、市井さんのタトゥーや明確な政治理念などが無いだけでなく、やはり今井議員の言動による影響も大きい気がします。
もし市井紗耶香さんが政治家になっていた場合、どうなっていたかも気になりますが、市井さんも今井絵理子議員と同様に何度も男性スキャンダルがスクープされてきた方で、バツイチという共通点もあります。
市井紗耶香さんも議員になることで徐々に子育てがおろそかとなり、政治活動する中で出会った男性と親密な関係となり…といった可能性もゼロでは無さそうなタイプですし、そもそも政治家向きでは無いと感じていたことから、今回の参院選で落選して良かったと思いますし、今後またタレント活動しながら子育てを頑張ってほしいですね。