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吉澤ひとみ被告の裁判で飲酒ひき逃げ事故の詳細判明。起訴内容認め、飲酒量や事件後の供述内容が明らかに

吉澤ひとみの初公判内容、検察は懲役2年求刑も執行猶予付き判決? 夫が飲酒をやめていないことを明かし…

酒気帯び状態でひき逃げをしたとして、自動車運転処罰法違反(過失運転致傷)と道路交通法違反(ひき逃げ、酒気帯び運転)の罪に問われていた元モーニング娘。の吉澤ひとみ被告(本名=川前ひとみ 33歳)の初公判が、29日14時から東京地方裁判所で開かれ、吉澤被告は「(起訴状の内容に間違い)ありません」起訴内容を認めました。

検察側は「犯行後に通報しているものの、時間も距離も離れているため過度に悪質だ」として、吉澤ひとみ被告に対して「懲役2年」を求刑しています。

起訴状によると、吉澤ひとみ被告は9月6日午前7時前に東京都中野区の都道で、酒気帯び状態で自動車を運転し、赤信号の交差点を無視して時速約86km(法定速度約26kmオーバー)で進入しました。

そして、自転車で横断歩道を渡っていた20代女性をはね、近くを歩いていた40代男性に女性が接触し、2人に全治5~10日の軽傷を負わせたまま現場から逃走し、吉澤ひとみ被告は交通事故を起こしてから約15分後に110番通報し事故現場へと戻り、呼気検査では基準値(呼気1リットルあたり0.15mg)の約4倍となる0.58mgのアルコールが検出されました。

<↓の画像は、ドラレコ映像に記録された事故の瞬間の写真>

この事件によって、自動車運転処罰法違反(過失運転致傷)、道路交通法違反(ひき逃げ、酒気帯び運転)で逮捕・起訴され、9月27日に保釈保証金300万円を納付して保釈され、翌日に当時所属していた芸能事務所『ジェイピィールーム』を通じて芸能界引退を発表しました。

それから約1ヶ月半後の11月16日に、東京都公安委員会が運転免許取り消しを決定し、9年は免許を再取得出来なくなりました。

29日に開かれた吉澤ひとみ被告の初公判を傍聴するため、20席の一般傍聴券を求めて1137人が並び、傍聴券の倍率は約57倍となっていました。

なお、薬物事件を起こした清原和博さんの裁判は抽選倍率が188.45倍、酒井法子さんは330.75倍、ASKAさんは約126倍となっていました。

白いシャツに上下グレーのスーツ姿で出廷し、裁判長から氏名などを確認されると、小さな声で「川前ひとみです」と答え、現在の職業は無職かという質問には「はい」と応じました。

その後、検察官が起訴状を読み上げている間は、少しうつむいた状態で聞き入り、起訴内容に間違いはないか問われると、小さい声で「ありません」と答えていました。

<↓の画像は、初公判に出廷した吉澤ひとみ被告の絵>

証人尋問では吉澤ひとみ被告の夫が出廷し、吉澤被告が前夜に飲酒していたにも関わらず、車を運転して仕事場に向かわせたことについて、「私の認識が甘く、睡眠を取れば(お酒が残らないと)。ただただ後悔しています」と答え、現在の吉澤被告の飲酒量を聞かれると「急激に減っています」と明かし、「全く飲んでいないということではない?」と検察から問われると、「そうです。急激に減っています」と答えていました。

被告人質問では、「お酒を控えるべきなのに、飲んでしまったことを後悔しています。被害者の方に本当に申し訳なく思います」などと、反省や謝罪の言葉を涙混じりに述べていたといいます。

また、元所属事務所の社長、元マネージャーからの寛大な処置を願う嘆願書が読み上げられた際には、涙を流していたそうです。

運転免許を取得してから約4年で事故2回、交通違反を3回していることについて聞かれると、「(交通法規への)意識が十分ではなかった思います」と述べ、運転免許の再取得については「再取得するつもりはありません」とし、ひき逃げ事故を起こした車両についても「処分します」と答えています。

検察によると、吉澤ひとみ被告は取り調べに対して、なぜひき逃げをしたのか理由を聞いたところ、「お酒が原因で信号を見間違えた。事故直後にパニックになり、走り去ってしまった」などと供述したとのことです。

事故前夜の飲酒状況に関しては、9月5日20時~24時ごろにかけて、350mlの缶チューハイ3本(3分の2を飲んで捨てたものもあるため、実際の飲酒量は650~700mlくらい)、焼酎のソーダ割100mlを2杯飲んだとしています。

吉澤ひとみ被告の夫の供述内容も明らかにされ、吉澤被告の飲酒状況について、「毎日、キッチンで酒を飲んでいた」「(ひき逃げ事故の)前日も飲んでいたように思うが、量は覚えていない」と話し、ひき逃げ事故を起こした後にはLINEで、「はねてしまった」などといったメッセージが届いたため、夫は「救急車を呼ぶように」と返信したとのことです。

これらの供述から検察側は懲役2年を求刑したのですが、弁護士法人『響』の西川研一代表弁護士は量刑について、「懲役1年6~8ヶ月、執行猶予4~5年」程度になるのではないかと推測しているのですが、今回の初公判を受けてネット上では、

などのコメントが寄せられており、執行猶予無しの実刑を求める声が多く上がっています。

週刊誌『フライデー』が入手、公開した事件現場のドライブレコーダー(ドラレコ)の映像は非常にショッキングなもので、吉澤ひとみ被告は衝突後に加速して現場から離れており、かなり悪質なひき逃げ事故でした。

【※閲覧注意】吉澤ひとみ容疑者のひき逃げ事故現場のドラレコ映像

それも吉澤ひとみ被告の場合は、酒気帯び、信号無視、スピード超過といった違反をしているほか、飲酒量を過小報告していたため、いくら初犯で芸能界を引退するなど社会的制裁を受けたと言っても、執行猶予を付けるのは甘すぎるとして、実刑を望む声が多く上がるのも理解できます。

しかし、これまでにひき逃げ事故で起訴された加害者の9割以上に、執行猶予付き判決が言い渡されているというのが現実だといいます。

そのため、吉澤ひとみ被告にも執行猶予付き判決が言い渡される可能性が高いのですが、30日午前に判決が言い渡されるとのことから、果たしてどのような判決内容となるのかに注目したいです。

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