囲碁棋士・大須賀聖良三段が21歳で急死。死因は事故による頭部外傷。プロ入り5年で突然の訃報
国内最大の囲碁団体『日本棋院』に所属する大須賀聖良三段(おおすか・せいら)が、7日に事故死していたことが分かりました。21歳でした。
スポーツ紙の取材によると、大須賀聖良三段は7日12時53分に東京都内の病院で亡くなったといい、死因は「事故による頭部外傷」で、通夜・告別式は近親者のみで行うとのことです。
大須賀聖良三段は2004年1月生まれで、母親は『記憶の一局』(囲碁・将棋チャンネル)で初代・聞き手(司会)を担当していた囲碁講師・大沢摩耶さん(本名=大須賀摩耶)、伯母は大澤奈留美五段(49)で、小学4年生のころからプロ入りを目指し、小学6年~中学1年時には囲碁棋士の強豪が多い韓国の囲碁道場に通っていました。
<↓の画像は、大須賀聖良三段さんと母親・大沢摩耶さんの写真>
小学6年時には、中学生に混じって出場したゆうちょ杯ジュニア本因坊戦で全国4位の成績を残し、埼玉女流名人戦で3連覇を達成しました。
そして、2019年(当時15歳)8月期に日本棋院の院生研修でAクラスの5位に入り、規定をクリアしたことで女流特別採用推薦棋士として2020年4月にプロ入り(入段)しました。
その後、2022・2023年に女流本因坊戦本戦トーナメント、2022年度から女流棋聖戦本戦トーナメントに進出し、最後の対局は5月8日で、通算成績は155戦60勝95敗でした。
そんな大須賀聖良さんの訃報を受けてネット上では、
- にこにこで、眼鏡の似合う女流棋士だった。残念でならんわ
- 事故って何の事故よ?
- 交通事故なら交通事故って書くだろうし、自転車で転んだのか、風呂場で転んだのか憶測してしまいますね。
- 事故死、ですか・・。一言で事故といっても、今どきは色んな事故が思い浮かびますから、思い悩むことがあっての事故でないことを願うばかりですが。
なかなか女流棋士になんかなれるものではないし、せっかく掴んだ華々しいキャリアだったのに残念なことです。 - 囲碁の世界の若い才能が失われたのが残念で仕方ない。これからますます経験を積みさまざまな囲碁を見せてくれただろうに。あまりに惜しい。
- CATVの囲碁将棋チャンネルの棋力向上委員会という(稲葉禄子さん司会の)番組に小学生の頃出ていたのをよく覚えている。
プロになったんだと思っていたら、こんな悲しいニュース。ご冥福を祈ります。
などの声が上がっています。
大須賀聖良三段の死因について各スポーツ紙は「事故による頭部外傷」とのみ伝え、現時点ではどのような事故で亡くなったのか詳細は明らかになっていません。
これによりネット上では様々な憶測が飛び交っているのですが、交通事故なのか、それとも階段や高所からの転落、風呂場での転倒事故を起こし、打ちどころが悪かったということなのか真相は不明です。
大須賀聖良三段はプロ入り当時のインタビューで「一番感謝したいのは両親です」と語っていたほか、今後の目標は「女流のタイトルを取りたい」と答えていたのですが、プロ入りからたった5年、21歳という若さで亡くなってしまったのは、ただただ残念でなりません。
大須賀聖良三段の御冥福を心よりお祈り申し上げます。
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