霜降り明星・粗品のYouTuberは面白くない発言にヴァンビが反論。ネットで賛否の声
2018年の『M-1グランプリ』『R-1グランプリ』王者の霜降り明星・粗品さん(本名=佐々木直人 31歳)が、12日放送の『酒のツマミになる話』(フジテレビ系)に出演し、「YouTuberは面白くない」などと批判したことを巡り、ネット上では賛否の声が上がっています。
そうした中で、2人組YouTuber『ヴァンゆん』の元メンバーで、現在は1人で活動しているヴァンビさん(別名=Spider VAMBI 本名・年齢非公表)が、X(旧ツイッター)に長文を投稿して粗品さんの意見に反論しており、ネット上で反響を呼んでいます。
“芸人至上主義”という霜降り明星・粗品さんは、かねてから様々な場で「YouTuberは全員おもんない」といった発言をしており、『酒のツマミになる話』では共演者たちに対して「YouTuberおもんないっすよね?」と語りかけ、それぞれの意見を聞いていました。
そこで粗品さんは「芸人なのにYouTuberを『面白いやん!』って言ってるやつもメッチャ嫌いで」とし、その代表格として元『雨上がり決死隊』の宮迫博之さんの名前を挙げ、『吉本興業』をクビになり、YouTuberとして活動する宮迫さんのことを呼び捨てしながら痛烈批判し、お笑い芸人の方がYouTuberよりも面白いと主張していました。
これに対してネット上では賛否の声が上がる中で、チャンネル登録者数が現在1,750万人超えで、国内トップクラスの人気YouTuberとなったヴァンビさんがXを更新し、粗品さんの主張に対して反論しています。
ヴァンビさんは「YouTuberおもんなくない、芸人のがおもろい論争が流れてきたのでそれについて。正直まだこの話してんの?って思ってしまう話題」とした上で、「『面白い』って非常に幅広い表現だと思ってて、タイタニックのような感動して涙を流してしまう映画も『面白い』、ハングオーバーのような笑いに特化したコメディ映画も『面白い』。この2つの『面白い』を並べて笑えるという部分だけを引っ張り出してコメディのが面白いと言ってるようなもので、そもそも比べるべきものではないと思う。YouTuberはいわゆる素人が自ら動画制作や企画などをセルフプロデュースして多くの視聴者をつけてきたことが強みであり、同じ素人だった人物が夢を掴んでシンデレラストーリーを体現してるのも面白さの一つだと思う。それを『人を笑わせる』という部分だけを抜き取って横並びにして、芸人のがおもろいとか言ってるのがそもそもダサい」
と、粗品さんの発言を批判しています。
続けて、「喧嘩強いから俺のが偉いみたいな一方的な理論でいじめとやってることはほぼ変わらない。YouTuberが芸人さんをバカにしてるのは正直あまり見たことがない。しかし芸人さんがYouTuberをバカにしてるのはよく見る。俺はYouTuberとして自分ではない他のYouTuberがバカにされてても正直悔しいし、嫌な気持ちになる。お互い別の『面白い』を持っててそれぞれにリスペクトがある世界になればいいなと思ってます。」
と綴っています。
ヴァンビさんはこのように粗品さんの発言に反論しているのですが、これに対してネット上では、
- 格闘家がブレイキングダウンの選手にあーだこうだ言うてる事と同じですね。
- 面白いって感じる所って人それぞれ それでいいし それがいいね
- 同じ素人だった人物が夢を掴んでシンデレラストーリーを体現してるって、芸人も同じじゃね笑
- 実際全ての要素においておもんないでしょ。登録者一人増やすのと劇場に1人呼ぶのとじゃ難易度が違いすぎるし、笑いの芸としても一人の人間のストーリーとしても全てにおいて劣ってるわ。
- この話にガチで反論してるところが面白くないんだよ
- お笑いに関して言えばユーチューバーはマジで面白くない。それは事実。テレビの企画とか芸人の真似しまくってるし、下位互換になるのは仕方ない。ただ面白さの種類が違うのかなと
色んな面白さがあって良いと思う。ただ若い時はこうやってバチバチにやりあうのも良いと思うな - みんな「自分がいちばん」と思ってたらいいんじゃない? 比べようがないんだし
などの声が上がっています。
粗品さんは「お笑い」というジャンルにおいては芸人が最も上位にいるという考えのもと、YouTuberは芸人よりも下に位置し、面白いと思う基準には達していないとしています。
そんな粗品さんの持論に対して千鳥の2人も共感しつつ、大悟さんはYouTuberとお笑い芸人の違いについて、「ワシらは舞台に立ってた。客は千鳥だけを見に来てない。違う芸人が見に来てる人を笑かしてた、が基本あるけど。あの人(YouTuber)らは、自分だけを見に来る人を笑かしにいくから。笑かし方の戦い方が違う」「それを見てるヤツはオモロイんやろうけど、ワシらから見たらオモロないわな」
と分析し、粗品さんもこの意見には納得していました。
また、粗品さんはYouTuberは面白くないと言いつつも、自分よりも多くの再生数を稼いでいる人気YouTuberたちに対して尊敬の念もある様子で、YouTuberはつまらないただの素人の集まりだと言っているわけではないようです。
そもそも、面白いと思う基準などは人それぞれなので不毛な議論だと感じますし、お笑い芸人が一番面白いと思うのであれば堂々としていればよく、わざわざYouTuberをくさす必要もないのではとも思います。
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面白くないのはたしか
どうでもいいかな
面白さの基準って人それぞれだし
粗品よりせいやが嫌い
全てのYouTuberがつまらないとは思わないが、それは芸人も同様で名ばかりの芸人ばかりで詰まんないのばっか。
ネットの論争て大半無意味だと思う