堀ちえみの元ファンがブログに悪質投稿、偽計業務妨害罪で起訴され執行猶予付き判決。保釈後も中傷続け反省ゼロか

歌手・タレントの堀ちえみさん（本名＝尼子智栄美 58歳）のブログで誹謗中傷行為を繰り返し、偽計業務妨害罪で懲役1年・執行猶予3年の有罪判決を受けた無職の女性(48)が、判決を不服として控訴したことが明らかとなり、ネット上で物議を醸しています。

女性は、堀ちえみさんが舌ガンと食道ガンの手術を受けた後の2023年4月～昨年7月にかけて堀さんのブログに、「ブログにつづられたことがいかに嘘八百であるか」「顔が歪んでいる」「舌を引っこ抜かれたいのか」などの誹謗中傷コメントをスマホから1万6,000件以上書き込み、運営会社にコメントの選別作業を困難にさせ、業務を妨害したとして今年2月に逮捕されました。

女性は今年1月にも、2022年にネット掲示板で「腐っている」「うそつき」などと、堀ちえみさんに対する誹謗中傷コメントを書き込んだとして、侮辱と脅迫容疑でも逮捕されていました。

その後、偽計業務妨害罪で起訴されて裁判が行われ、女性は生活保護を受けながら自宅周辺にある商業施設のフリーWi-Fiを使い、誹謗中傷コメントを投稿していたことが明らかになりました。

また、誹謗中傷行為は概ね事実と認めた一方で、偽計業務妨害に関しては「妨害する意図はなく」「認識もなかった」などと否認していました。

東京地方裁判所は女性の行為について、「円滑なブログの管理業務の遂行は出来ず、支障を生じさせるという恐れがあるという認識はあった」「業務妨害の程度は相応に大きく、結果を軽く見ることは出来ない」と、偽計業務妨害罪にあたる行為だと指摘しました。

ただ、女性が今後「ブログは閲覧せず、メッセージも送信しない」と誓い、前科もないことや、女性の責任能力について「精神疾患の影響をきたしている可能性は否定できない」と判断し、執行猶予付きの判決を下しました。

裁判後に取材に応じた堀ちえみさんの夫・尼子勝紀さん(59)は、女性が保釈後も誹謗中傷行為を続け、それによって女性による誹謗中傷コメント数は2万件超えになっていることを明かしたうえで、「弁護士と相談して民事での訴訟も考えていきたい」と語っていました。

一方の女性側は、東京地裁の一審判決を不服として、控訴したことが21日に明らかとなりネット上では、

• この生保女はちえみに何の恨みがあったのか？
• そんなことが出来る時間と労力があるなら働けよ
• １万6000回も誹謗中傷したのに執行猶予がつくの？ 甘すぎる 実刑でいい
• 証拠もあるのに不服で控訴で生保で最悪
• 書き込む労力も控訴する労力も労働力に変えて働きましょう
• そんなに熱心にできる体力あれば働けそうだけどね　自宅以外にウロウロしてたなら体力あるだろうし
• 生保受けてやってる事が誹謗中傷って…こんな奴に生保いらないんじゃない？
  で、ムショから出て来てもまた生保なんでしょ？ 真面目に働くの馬鹿馬鹿しくなってくる

などの声が上がっています。

女性は逮捕時に警察の取り調べに対して、元々は堀ちえみさんのファンだったと供述していたそうで、どういった理由でアンチになったのか理由は不明ながら、堀さんに対してかなり強い憎しみの感情を抱いていたようです。

2023年4月～2024年7月までの1年3ヶ月で約1.6万件のコメントを書き込み、これは堀ちえみさんのブログに寄せられたコメントの約9割を占め、そして投稿に必要なアカウントを何度も作り直して誹謗中傷を繰り返していたとのことです。

それも、昨年8月には警察に端末を押収されたものの、その後も別の端末を入手したのか今年1月まで誹謗中傷を続けていて、裁判では反省の素振りを見せていたものの、判決を不服として控訴するなどしているため、今後また同様の行為を繰り返す可能性は十分あるとみられます。

ちなみに、堀ちえみさんは過去に別の男性から侮辱、脅迫行為を受けており、その男性はネット掲示板『ママスタ』で「今から殺しに行く」などと書き込んだとして起訴され、懲役1年6ヶ月・執行猶予4年の有罪判決が下されました。

今回控訴した女性は、新しいアカウントも作りながら誹謗中傷行為を続け、業務妨害していたことは事実であるため、控訴は棄却されるのではないかと思いますが、引き続き今後の展開に注目していきたいです。