堀ちえみが口腔ガンの舌ガン・ステージ4で厳しい状況と告白。リンパ節に転移で手術。病気の原因や症状、生存率は…

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堀ちえみ

タレント・歌手の堀ちえみさん(本名=堀智栄美 52歳)が19日にブログを更新し、「口腔ガン(左舌扁平上皮ガン)」のステージ4と診断されたことを明かしました。

堀ちえみさんは「ご報告させていただきます」というタイトルで、「私、堀ちえみは、口腔癌(左舌扁平上皮癌)と、診断されました。いわゆる舌癌です。ステージは4です。」と明かし、口腔ガンが発覚した経緯を綴っています。

昨年夏ごろに、舌の裏側に出来た小さな口内炎の治りが遅かったことで診察を受け、その時には塗り薬や貼り薬、ビタミン剤などを処方してもらったそうなのですが、それから数ヶ月経っても治らずに酷くなる一方で、痛みも増して辛かったことから、かかりつけの歯科医院で診察を受けたそうです。

歯科医院では、何度かレーザーで患部を焼いてもらうなどしたものの治らず、さらには舌の左側面にも硬いシコリもでき、リウマチなどで以前からかかっている主治医に相談したところ、「飲んでいる薬の副作用の1つに口内炎の症状が出る事もよくあるので、薬をしばらくストップして様子を見ましょう」と言われ、経過観察をしていたとのことです。

しかし、症状は酷くなる一方でシコリの数も増え、舌の左側に激痛が走るようになり、食べ物がしみ、喋ることも辛くなり、寝ていても痛みで目が覚めてしまうほどの症状があらわれていたことから、単なる口内炎ではなく舌ガンなのではないかと疑い、ネットで病気について調べたところ、同じような症状がみられることが分かったといいます。

そして、1月21日に大学病院で診察を受けたところ、「悪性の舌癌の可能性が高い」「転移の心配もあるので、すぐに検査入院をして下さい」と言われ、様々な検査を受けた結果、「口腔ガン(左舌扁平上皮癌)」だと2月4日に告げられたそうです。

また、すでに左首のリンパ節にも転移していることも判明し、かなり厳しい状態だとしています。

当初は、周囲に大きな迷惑を掛けてしまうことを考えて、「自分の人生、悔いなし」「このまま治療せずに人生の幕を閉じてもいいのかな」と思ったそうなのですが、家族たちのことを思って長くて辛い闘病に挑むことを決意したといいます。

まず初めにガンの摘出手術を受けることを決め、取り除ける部位を取るという方法を選択し、19日から入院して22日に手術を受けるそうで、この手術によって舌の半分以上を切除し、切除した部分には皮膚の一部を移植、首のリンパに転移した腫瘍も同時に摘出する大手術で、12時間以上はかかるという説明を受けたと明かしています。

最後にこれからの闘病生活について、「なってしまった事は、いろいろ後悔しても始まらない。ただ前だけを向いて、ポジティブに生きていこうと。私は負けません。力いっぱい闘って、必ず戻って来ます。そして再びファンの皆様の前で、歌が歌えるようになりたい。その為にも頑張って、治療に専念させていただきます。」「私は負けない!」と綴っています。

『サンケイスポーツ』(サンスポ)によれば、堀ちえみさんは昨年末に所属事務所『松竹芸能』との専属契約を更新せずに業務提携という形を取り、木曜レギュラーを務めている関西ローカルの情報番組『ちちんぷいぷい』(毎日放送 平日13時55分)への出演など、マイペースに仕事をしていたといいます。

そして、堀ちえみさんが口腔ガンを公表したことに対してネット上では、

  • この人も病気ばかりで大変だなぁ
  • ステージ4と聞くとな…なんとか良くなりますように
  • 2年前からずいぶん病気して、最後にガンって気の毒すぎる
  • 舌癌の場合ステージIVだと5年生存率が45%とのことだからかなり厳しいだろうな
  • 弟も虫歯だと思ってたら口腔ガンだった ステージ3だったけど下顎半分くらい取った
  • 病気は本当に他人事じゃないし、一般人も芸能人も関係ないよな。子供の為にも頑張れ
  • ステージ4って聞くと難しいって考えてしまうけど、子供のことを考えると絶対に生き抜いてほしい。応援してます

などのコメントが寄せられています。

堀ちえみさんは口腔ガンの1つ「舌ガン」を発症し、「扁平上皮(へんぺいじょうひ)ガン」だと診断されたそうなのですが、扁平上皮ガンは舌などの口腔、食道、肺、肛門、子宮頸部など、皮膚の一番外側にある表皮の細胞が悪性増殖して発症するガンです。

発症数は中年以降に増え、紫外線、喫煙、放射線などの発ガン因子が関与するといい、ガンが進行するとリンパ節や他の臓器に転移するといいます。

扁平上皮ガンは一般的には予後良好なガンで、進行も遅い腫瘍とされ、5年生存率は転移無しの場合で85~99%程度と極めて高い一方、腫瘍が軟骨や筋肉などまで浸潤している場合やリンパ節へ転移している場合には、5年生存率が50~60%にまで下がり、他臓器への転移がある場合は40%以下にまで下がるとされています。

堀ちえみさんはすでにリンパ節への転移がみられ、ステージ4(進行ガン)と診断されているとのことから、ブログで綴っているようにかなり厳しい状態にあるのは間違いありませんが、今後の手術や治療によって病気を克服できる可能性はまだ残されています。

今後手術や抗ガン剤治療などで辛く、苦しい日々をしばらく送ることになると思いますが、家族など周囲のサポートを受けながら闘病を続け、7人の子供たちやファンのためにも、今後また元気な姿を見せてほしいです。

参照元
  • https://ameblo.jp/horichiemi-official/entry-12441057768.html
  • http://www.ise.jrc.or.jp/cancer/ca06-10.html
  • https://www.jfcr.or.jp/hospital/cancer/type/headneck/mouth.html
  • http://www.jsprs.or.jp/member/disease/malignancy/malignancy_06.html
  • https://www.sanspo.com/geino/news/20190219/geo19021910030013-n1.html
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