伊東純也選手が日本代表復帰、JFAが理由説明。性加害疑惑事件で不起訴は関係なしと語り疑問の声。佐野海舟は落選に…

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伊東純也選手

2026年のサッカーワールドカップ・アジア最終予選2試合に臨む日本代表メンバーが29日に発表され、性加害疑惑騒動でアジアカップ中に代表を離脱した伊東純也選手の代表復帰が判明し反響を呼んでいます。

伊東純也選手はアジアカップ開催中の今年1月に週刊誌『週刊新潮』によって、女性2人から準強制性交等罪で刑事告訴されたことを報じられ、伊東選手は性加害をきっぱり否定して虚偽告訴容疑で逆告訴し、このスキャンダルが原因で代表離脱となりました。

伊東純也選手はその後も事実無根と完全否定を続け、所属するフランス1部の『スタッド・ランス』ではプレーを継続していた一方、日本代表には招集されず、森保一監督はW杯2次予選の代表メンバー発表時の会見で、伊東選手を招集しなかった理由について、「3月と同じで、彼を守るために彼のために招集を今回もしませんでした」「代表としてプレーする場合、また彼にプレッシャーがかかることが起こり得るということと、彼の大切にしてる人たちにも色んな影響が出るかなということで、招集は控えさせてもらいました」などと説明していました。

それから3ヶ月経ち、『日本サッカー協会(JFA)』のナショナルダイレクター・山本昌邦さんは会見で、伊東純也選手を代表復帰させた理由について「メンバーを決めるのは監督の専権事項」とし、「(性加害事件での)起訴、不起訴が理由ではない。現場、協会全体として様々なことを進めてきた。選ぶところでのプレッシャーもないし、今回環境が整ったということ」と説明しました。

森保一監督は、「1つの大きなポイントとして、彼がスタッド・ランスの一員としてジャパンツアーに臨んだ時に、多くのサポーター、日本の皆さんに温かく彼を見守る環境があることで、私自身も落ち着いて活動できると判断させてもらった」と語り、サポーター等の歓迎ムードも代表復帰を後押ししたようです。

なお、性加害事件で7月に逮捕、後に不起訴となった佐野海舟選手(さの・かいしゅう 23歳)は、昨年のアジア2次予選の代表メンバーに選出され、続いてアジアカップでも招集されましたが今回は落選しており、その理由は明らかにされていません。

<↓の画像は、落選した佐野海舟選手の写真>
佐野海舟選手

会見ではさらに、5月の試合をもって現役引退し、現在はドイツ1部『フランクフルト』のU-21でアシスタントコーチを務めている日本代表の元キャプテン・長谷部誠さんのコーチ就任も発表しました。

山本昌邦NDは長谷部誠さんのコーチ就任について、「フランクフルトの仕事もありますので、インターナショナルマッチデーウィークの期間お願いしている。フランクフルトからも好意的なコメントをいただき、長谷部と日本のサポートをしたいと、ウィンウィンの関係が成り立った」と説明しています。

<↓の画像は、日本代表コーチ就任の長谷部誠さんの写真>
長谷部誠

なお、日本代表のコーチは長谷部誠さんのほか、元日本代表の名波浩さん、斉藤俊秀さん、前田遼一さんの4人となっています。

そして、伊東純也選手の代表復帰を受けてネット上では、

  • 「不起訴が理由ではない」なら、何が理由でアジア杯の大会中から外していたのか説明すべきだろ
  • 起訴不起訴の問題ではなく「環境が整った」ってどういうこと? スポンサーのお許しがでたってこと? こう言う不透明な処遇やめてほしい。
    不起訴になり刑事罰の可能性はないと判断した。とかで良いと思うのだが。
  • 性犯罪は無かったとしても、奥さんが居ながら、別の女性連れてホテルの部屋飲みしたところまでは事実でしょ。
    ドイツに行った佐野海舟もそうだけど、代表レベルの選手は行動には気をつけて
  • 素直にスポンサーの了承を得られたって言えばいいのに。環境が整ったとか、スタッドランスの日本ツアーでサポーターが温かく受け入れてくれたとか言ってるけど、サポーターは元々伊東純也呼べっていう声が大きかったでしょ。サポーターのせいで呼べなかったみたいに言うなよ。
  • 起訴、不起訴が理由じゃないって本当かなぁ?森保さんに100%の選手選考の決定権なんて実際ないだろうし、結局は協会とスポンサーの声の方が大きいでしょ…

などの声が上がっています。

JFAサイドは2月に伊東純也選手の代表離脱を発表した際に、「心身のコンディションを考慮した結果、伊東選手が本日付でチームを離れることを決定しました」と説明していました。

ただ、その後も変わらずスタッド・ランスではプレーを続けていて、性加害疑惑騒動によるプレーへの影響は特にみられず、伊東純也選手本人も早く代表復帰したいとの思いを明かしていました。

しかし、その後も代表には招集されなかったのですが、今月に入って性加害疑惑事件で不起訴処分になったことが発表され、不起訴の理由も「起訴するに足りる証拠を収集できなかった」ことによる嫌疑不十分によるもので、それから間もなく代表に復帰したという流れから、不起訴は大きなポイントだったのではと思います。

JFAの田嶋幸三会長は会見で伊東純也選手の代表離脱について、JFAの各スポンサー企業など関係各所の声は影響したのかと問われた際に「ゼロではありません」と答えていて、昨年からスポンサーに加わった『クレディセゾン』はスキャンダル報道後に、公式サイトからアンバサダーを務める伊東選手の写真などを削除するという対応を取っていました。

スポンサーがこうした対応を取っていたことが代表選手に影響を与えたのは間違いないでしょうし、今回のJFAサイドの説明には納得ができないとの反応が多く見受けられます。

また、伊東純也選手は性加害事件で証拠不十分により不起訴とはなりましたが、女性側の代理人・高橋裕樹弁護士は週刊新潮の取材に対して、伊東選手は既婚者ながら女性と避妊せずに性的行為した事自体は否定しておらず、女性の意識や同意の有無が争点になっていたと改めて明かしており、伊東選手の代表復帰に対して否定的な声は少なくありません。

現在も性加害疑惑問題は解決しておらず、高橋裕樹弁護士は不起訴処分の善し悪しを審査する検察審査会に不服申し立てをすることや、今後も民事裁判で徹底的に争い、真実を明らかにしていくとしており、こうした状況下での代表復帰には正直モヤモヤした気持ちがありますが、復帰したからには是非とも良いプレーをして日本代表の勝利に貢献をしてほしいと思います。

1件のコメント↓コメント投稿
  1. 1
    匿名
    ID:MGEwZDJhMD

    まぁ昔みたいに純粋に応援はできんよね
    女にだらしないバカって感じで

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