ビートたけし事務所独立騒動の裏側…オフィス北野・森昌行社長の裏切り行為、たけし軍団が声明文で真相暴露

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ビートたけし

ビートたけしさん(本名=北野武 71歳)が1988年に設立した芸能事務所『オフィス北野』から独立したことを巡る騒動で、1日に新たな展開を迎えたことで再び大きな注目を集めています。

ビートたけしさんが『オフィス北野』を独立した理由については、現在様々な話が飛び交っており、たけしさんが愛人に洗脳されているという話も出ていたのですが、たけし軍団のメンバーでブログを更新している浅草キッド・水道橋博士、つまみ枝豆さん、ダンカンさん、グレート義太夫さんがそれぞれ1日21時半にそれぞれブログを更新し、「たけし軍団一同」名義で同じ内容の声明文を発表しました。

声明文ではビートたけしさんが事務所を独立した経緯や、『オフィス北野』の森昌行社長の裏切り行為などを激白しており、大きく分けて2つの事案が数年前に発覚したとしています。

<↓の画像は、森昌行社長の写真>
森昌行社長

1つ目は、ビートたけしさんらが知らない間に森昌行社長が、『オフィス北野』の株式を元の10%から55%増やして65%所有(ビートたけしさんは30%を所有)し筆頭株主になっていたこと、2つ目は森昌行社長を含め、会社役員たちの報酬がたけしさんらにとって容認できない水準になっていたとのことです。

これらの行為が発覚したことにより事務所内では大きな騒動となり、緊急説明会が行われ、ビートたけしさんと森昌行社長が協議を重ねた結果、森社長が「今後は信頼を回復するために頑張りますので再度チャンスを下さい」と謝罪し、たけしさんも謝罪を受け入れて一度この騒動は収束したそうです。

しかし、昨年9月末決算で赤字に転落するということが起こり、ビートたけしさんは昨年テレビ番組への出演や映画の仕事で立て込み、多忙を極めていたにもかかわらず会社が赤字に転落したことから、ビートたけしさんは赤字の原因を分析するために財務情報の提供を求め、森昌行社長は情報開示に応じたとのことです。

この情報開示によって、会社の役員やマネージャーらが高額報酬を得ていることが露呈し、その一方で前回約束した所属タレントたちのプロモーションに注力するということが実現しておらず、井手らっきょさんが今年活動拠点を地元・熊本に移すという事態になりながらも、会社の従業員たちには高い給料を支払い続けていたことが判明したといいます。

これらの問題が新たに明らかになったことで森社長は謝罪し、ビートたけしさんの指示に従い、森社長が所有する株式全てをたけし軍団のメンバーたちに贈与することや、会社を縮小して社員に対する高額給与の体質を改善するという約束をしたそうなのですが、この約束も遅延するという結果になったため、たけしさんはしびれを切らして独立するという流れになったとのことです。

このような形になったものの、たけし軍団のメンバーたちは森昌行社長の謝罪の言葉を受け入れたそうで、「今後は、たけし軍団、オフィス北野に所属するタレントのために経営を続けて取り組んでいきたい、とのことで、たけし軍団は、新事務所に移籍することなく、オフィス北野に居残り、出直しすることに至りました。」「今後は、師匠の事務所移籍による、さまざまな残務整理を森社長と共に進めながら、たけし軍団一同で、事務所経営及び芸能活動を、前向きに続けていきたい所存であります。」と説明しています。

<↓の画像は、ビートたけしさんとたけし軍団のメンバー写真>
ビートたけしとたけし軍団

また、ビートたけしさんが愛人に洗脳されているという報道に対しては、「師匠がオフィス北野の財務に関心を持ち始めたきっかけが、別会社の無断増資問題の発覚であること、及び、森社長が2度にわたり信頼を裏切ってしまい師匠の堪忍袋の緒が切れたことを鑑みると、今回の独立にビジネスパートナーの女性が影響を及ぼす余地があったとは、到底思えません。」としています。

さらに、「師匠と弟子の関係、及び絆は、事務所を違えることになっても、変わらず継続中であることを強く申し上げます。」と綴っています。

なお、ブログに声明文を掲載したダンカンさんは『サンケイスポーツ』の取材に対して、1~2週間前から軍団メンバーたちが自発的に弁護士と相談しながら文面の作成を行ったことや、公表前にビートたけしさんに報告したところ、「あまり、きつくやりすぎるな」と言われたことを明かしています。

また、「森さんが悪者に見えちゃうかもしれないけれど、会社を始めた30年前を思い出し、殿と軍団、会社と膿を出し切ってもう1回、一枚岩でゼロから出直そうということです」と話しており、森昌行社長との関係も悪いわけではないと話しています。

しかし、今回の声明文に対して森昌行社長は、「このような文書が一方的にネット等を通じて流されたことに、驚きを禁じ得ません。内容に関してもきわめて不本意であるので、あらためて対応いたします」とコメントしています。

そして、この件に対してネット上では、

  • 結局は金銭トラブルやん
  • なんかきな臭くなってきたな
  • 乗っ取り企てた森の所に態々軍団置いて行くのは口止めと監視目的なんだろうな。たけしも言われたら不味い事握られてるんだろう
  • 不本意と言うことは事実だけど見解の相違が有るみたいな感じですかね
  • 森って人、温和そうな顔つきだったけど裏ではこんなことをやってたのか…たけしは基本的に善人そうだしこの手の人にかかったらイチコロだろうしそれで長年騙されてきたわけか
  • 森社長の言い分を聞きたいね。それに、たけし軍団とかじゃなくて、たけし本人が説明したほうがいい。揉め事ある人たちをたけしの看板なく使う奴なんていないし

などのコメントが寄せられています。

たけし軍団のメンバーがこのような声明文を発表したのですが、ビートたけしさんも週刊誌『週刊ポスト』のインタビューで独立について言及し、同様に事務所の状態に対して不満を持っていたことを明かしており、声明文の内容は事実である可能性が高そうです。

まさかこのような形で独立の裏側が明らかにされるとは思いもしませんでしたし、果たしてこうした声明を発表した後に『オフィス北野』でタレント活動を続けていけるのかどうかなど、気になる部分はいくつかあるのですが、ここからどう立て直していくのか見ものですね。

たけし軍団では、水道橋博士やガダルカナル・タカさんらが個人でも活躍しているタレントと言えると思うのですが、売れていない無名のタレントも非常に多いことから、今後事務所の経営はかなり厳しくなるとみられます。

そして、ビートたけしさんが愛人と共に設立した新事務所『T.Nゴン』に、たけし軍団のメンバーだった〆さばアタルさんとアル北郷さんが移籍することを『スポーツ報知』は伝えており、今後主要メンバーたちも追随する可能性もあることから、引き続きこれからの展開を見守っていきたいですね。

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