TBSドラマ『下町ロケット』続編放送、あらすじや出演者は? 池井戸潤の人気作で高視聴率獲得は確実?

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阿部寛

ベストセラー作家・池井戸潤さん原作のドラマ『下町ロケット』(TBS系)の続編が、今年10月期に日曜劇場枠(日曜21時)で放送されることが19日に正式発表されました。

『下町ロケット』は3年前の2015年10月期に阿部寛さん主演でドラマ化され、初回平均視聴率は16.1%、第5話と第8話では20%超えの数字を記録し、最終回では自己最高の22.3%で有終の美を飾り、2015年に放送された民放ドラマの中ではトップとなる期間平均視聴率18.5%を獲得しました。

この前作では、2010年出版の『下町ロケット』、2015年の『下町ロケット2 ガウディ計画』を映像化したのですが、10月期放送の続編では20日に出版されたばかりの新作『下町ロケット ゴースト』を映像化するそうです。

<↓の画像は、TBSドラマ『下町ロケット』で主演した阿部寛さんらの写真>
TBSドラマ『下町ロケット』出演の阿部寛&吉川晃司、原作者の池井戸潤
(左から阿部寛さん、池井戸潤さん、吉川晃司さん)

『下町ロケット ゴースト』は、これまでに特許侵害訴訟、ロケットエンジン用バルブシステム開発、人工心臓弁ガウディ計画などを力を合わせて乗り越えてきた町工場・佃製作所が、ロケットエンジン用バルブシステムの納入先・帝国重工の業績悪化、主要取引先からの非常な通告、さらには佃製作所の経理を担当し非常に重要な人物である殿村直弘に危機が訪れるなど、今回も様々なトラブルに見舞われ、大きな転換期を迎える様子が描かれています。

作者の池井戸潤さんは新作『下町ロケット ゴースト』について、「今回、窮地に立たされた佃製作所が挑戦するのは、まさに現代日本が抱える難題のひとつです。」とし、「それに挑む者たちの葛藤や挫折がどう描かれるのか、福澤克雄監督の演出に大いに期待しています。」とコメントを寄せています。

続編『下町ロケット ゴースト』のあらすじは、『宇宙科学開発機構』の研究員だったものの、ロケット打ち上げ失敗の責任をとって辞職し、父親が遺した町工場・佃製作所の経営を継いだ佃航平(阿部寛さん)は、自社開発のロケットエンジン用バルブシステムを使用し、大企業・帝国重工の純国産ロケット開発企画「スターダスト計画」によって、一度は諦めかけたロケット製造という夢を実現させました。

<↓の画像は、前作のワンシーン>
TBSドラマ『下町ロケット』ワンシーン、安田顕、阿部寛、竹内涼真

しかし、帝国重工の社長交代によって、「スターダスト計画は次回で終わるかもしれない」と終了の可能性が伝えられ、さらには大口取引先だった農機具メーカーから小型エンジンの取引を減らすことが告げられるなど、佃製作所は大きなピンチを迎えます。

取引企業の性能よりもコストを重視するという考え方に対して、これまで技術力を売りにしてきた佃製作所の存在意義が揺らぎ始めてしまい、これには佃も危機感を抱きます。

そうした中で、佃製作所の経理を担当する経理部長・殿村(立川談春さん)の父親が倒れてしまい、殿村の実家は300年続く農家ということもあり、父親の看病と畑仕事の手伝いで週末は帰省するようになります。

<↓の画像が、立川談春さん演じる経理部長・殿村の写真>
TBSドラマ『下町ロケット』の殿村経理部長を演じた立川談春

そんな殿村を見舞う佃と技術開発部部長・山崎光彦(安田顕さん)は、トラクターを運転している殿村の姿を見たことであることに気付き、それがけっかけで宇宙から大地に目を向け、そこから新たなストーリーが展開していきます。

主演を務める阿部寛さんは、「夢の実現と人々の幸せを必死にもがきながら追い求めてきた佃ですが、今作も難題に直面し、それを乗り越えようともがき苦しむ中から新たな理想と追い求めるべき夢を見つけ出します。」「自らの夢を社員だけでは無く、全ての仲間たちと共に全力で挑戦する等身大の佃航平を演じさせていただこうと思います。ぜひ、楽しみにしていただければと思います。」とコメントしています。

そして、『下町ロケット』の続編放送決定に対してネット上では、

  • よくメンバー揃ったなぁ
  • 阿部さんのドラマはハズレがない。その中でも下町ロケットは秀逸。続編にも期待。
  • 続編やるんだ。楽しみ。日曜劇場は重厚感あるドラマ多いね。池井戸作品はやっぱり面白い。半沢もいつか続編やって欲しいな。
  • 吉川晃司も出るのかな?財前部長の最終回のシーン、その後が気になる
  • これ見て感動して平成30年が終わる。先に楽しみが待ってるかと思うと元気が出るよ
  • これは絶対見たいね 出来たら、半沢直樹と、ルーズベルトゲームも続編でたらいいなぁ
  • 竹内涼真さんと山崎育三郎さんも出して欲しい!
  • ドラマは普段殆ど見ないが、半沢と下町ロケットは欠かさず見ていたので楽しみ。ただ、半沢の続編も見たい。

などのコメントが寄せられています。

池井戸潤さんの作品は、『半沢直樹』をはじめ、『ルーズヴェルト・ゲーム』、『陸王』、『空飛ぶタイヤ』、『民王』、『株価暴落』など、数のヒット作があり、中でも阿部寛さん主演でドラマ化された『下町ロケット』はキャストも豪華で、続きが早く見たくなるような脚本・演出によって視聴者から高く評価されていました。

そのため、続編放送に対しては期待の声で溢れており、前作からすでに3年が経過しているものの、視聴者の熱量はあまり下がっていない様子なので、また平均視聴率15%以上を連発するようなヒットとなる可能性は高そうですね。

実は『下町ロケット』の続編が制作されるといった話は以前から上がっており、ベテラン俳優の山崎努さんに出演オファーしているという話も出ています。

前作の『下町ロケット』には阿部寛さん、立川談春さん、安田顕さんのほかに、土屋太鳳さん、真矢ミキさん、ホンジャマカ・恵俊彰さん、吉川晃司さん、元キングオブコメディの今野浩喜さん、竹内涼真さん、倍賞美津子さん、杉良太郎さん、新井浩文さん、木下ほうかさん、戸次重幸さん、中村倫也さん、山崎育三郎さん、小泉孝太郎さん、春風亭昇太さん、東国原英夫さん、池畑慎之介(ピーター)さん、世良公則さん、高島彩アナ、吉田類さん、今田耕司さん、バカリズムさんらが出演しており、ちょい役を含めて非常にバラエテイに富んだキャスティングでも話題になりました。

恐らく続編でも豪華なキャスト、意表を突くキャスティングがあるのではないかと思いますので、どういった方が続編には出演するのかも楽しみですね。

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