21日生放送のワイドナショー視聴率が番組史上最高記録。東野幸治が涙、松本人志が退社示唆&松本興業の設立語り話題に

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松本人志

21日に緊急生放送された情報ワイドショー番組『ワイドナショー』(フジテレビ系 日曜午前10時)の視聴率が発表され、番組史上最高の平均視聴率16.7%、瞬間最高視聴率19.4%(関東地区)を記録していたことが分かりました。

前週の7月14日の平均視聴率は7.0%で、21日はそれから9.7%アップの16.7%となっており、2016年2月14日に記録した番組史上最高の平均視聴率11.6%を大幅に超えています。

21日放送回は、ゲストコメンテーターとして安藤優子キャスター、ピアニストの清塚信也さん、タレントのヒロミさんを迎えて金曜日(19日)に収録が行われたのですが、闇営業問題で契約解消となった雨上がり決死隊・宮迫博之さん、謹慎中のロンドンブーツ1号2号・田村亮さんが20日15時から東京・南青山で緊急謝罪会見を実施したため、21日は急遽予定を変更して生放送となり、ダウンタウン・松本人志さん、東野幸治さんがそれぞれ謝罪会見について語りました。

<↓の画像が、21日に緊急生放送された『ワイドナショー』出演の松本人志さん、東野幸治さんの写真>
ワイドナショー生放送に出演したダウンタウン松本&東野幸治

会見後の20日深夜に、松本人志さんと東野幸治さんは東京・新宿の吉本興業東京支部を訪ね、大崎洋会長、岡本昭彦社長の4人で緊急会談を行い、宮迫博之さんとロンブー亮さんにパワハラ発言をしたとされる岡本社長には苦言を呈し、会見するよう求めたことを明かしました。

<↓の画像は、松本人志さんの写真>
ワイドナショー生放送に出演したダウンタウン松本

また、闇営業に参加した芸人たちが6月8日に発言をひっくり返し、金銭の授受を認めたにも関わらず、吉本興業サイドがこれを世間には公表せず、会見も行わずに「静観する」という判断を下したことを知った松本人志さんが、「だったら俺、吉本興業にいたくない。こんな会社じゃ絶対にダメだと思うから考えさせてください」と、これまでのやり取りの中で吉本興業退社を示唆していたことも初告白しました。

他にも、「吉本興業内にもう1個、『松本興業』じゃないけど僕の部署を作ってくれと。そこでやらかした子たちとかイエローカードの子たちを俺が引き取るから。お笑いを愛する人間を自分から辞めならともかく、上から言われてクビっていうのは絶対に違うと思う」と訴え、吉本興業側もこの意見を受け入れてくれたとも語っていました。

一方の東野幸治さんは目に涙を浮かべ、涙声になりながら、「(闇営業で謹慎処分を受けた芸人等は)辛いと思うし、会見をしたいと言うのなら、させてあげてほしい。今どういう状況か分からないと思うんで、吉本社員も電話とかメールを1日に1回とか2回でいいんで…」と吉本興業に訴え、普段こうした感情を表に出さない東野さんが涙ながらに胸の内を明かしたため、視聴者からは驚きの声が上がっていました。

<↓の画像は、東野幸治さんの写真>
ワイドナショー生放送に出演した東野幸治

『ワイドナショー』が緊急生放送に変更され、吉本興業の2人が会見について言及するとのことで大きな注目が集まり、前週から10%近くも視聴率が上昇していたことが判明しネット上では、

  • 圧力、隠蔽にどう対応されるのか、上層部とも芸人とも近い松本さんの発言に注目集まるのは当然かな。
    サンジャポの太田さんもかなり良かったと思ったけど。働き方改革が進まないモデルケースですね。
  • 何もこれで2人やその他芸人の処分が有耶無耶にされる訳ではない。それはそれ、これはこれ。
    これがきっかけで吉本の闇部分が露呈され松っちゃん達ベテラン芸人が働きかけ、激動しようとしている。その事が凄く大事。
    ケガの功名じゃないけど良い方向に向かう事を願います。
  • 松本動きます。やっぱすごい影響力ですね。
    何事も無かったようには出来ないし、しなくていいと思いますが、一方的に当事者芸人を切って終わりにしようとする会社体制には不信感しかない。
    会社側としての責任追求と、今後の体制改善に向けて頑張ってください。
  • トップは最悪でも松本さん東野さん他、部下への熱い思いを抱いている上司が多い吉本は凄い。膿を出し切って欲しい。今日の会見でどうなって行くのか。
  • 吉本は完全分裂だね。宮迫らも正しいことしたわけじゃないが、ジャニーズに続けて吉本までもテレビ局などに圧力をかけたとなれば、今やバラエティー一色と化したテレビ各局の番組編成はどうなってしまうんだろうね?
  • 吉本がここまで大きくなったのは正直ダウンタウンのおかげ。芸人が集まったのもダウンタウンに憧れて入社した人が多いはず。
    最後のボス浜ちゃんが動くと吉本が一気に変わるかもしれませんね。

などのコメントが寄せられています。

大崎洋会長はダウンタウンの育ての親、岡本昭彦社長はダウンタウンの元マネージャーで、松本人志さんと経営陣のトップは非常に密接な関係にあることから、宮迫博之さんとロンブー亮さんが会見を行った後に松本さんがツイッター上で、「後輩芸人達は不安よな。松本 動きます。」とツイートしたところ一気に拡散され、22日正午時点でのリツイート数は約37万、いいね!は約167万を記録しています。

そのため、21日の『ワイドナショー』は非常に大きな注目を集めており、番組史上最高の視聴率を記録したのも納得です。

番組では、松本人志さんと東野幸治さんがそれぞれ正直な思いを明かしていましたが、今後これに対して吉本興業はどのような対応をしていくのかに注目で、22日14時からは岡本昭彦社長の会見が予定されており、その内容次第で状況がまた大きく変わる可能性もあります。

吉本興業の芸人だけでなく、他事務所の芸人たちからも2人の会見を受けて様々な声が上がっており、芸人たちの訴えを受けて、これから吉本興業が大きく変わっていくことに期待したいですね。

【追記 7/22 14時55分】
岡本昭彦社長が22日に会見を行い、「何よりも宮迫くんと亮くんにああいう会見をさせて、深くお詫び申し上げる。処分の撤回し、いつの日か戻ってくる日があるのなら、全力でサポートしたい」とし、今後改めて話し合いを行うことを明らかにしました。

岡本昭彦社長の会見映像
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