香川照之がTHE TIMEで性加害問題を謝罪。番組やCM降板無しで活動継続へ? 過去のセクハラトラブル巡り賛否両論

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香川照之

俳優・香川照之さん(別名=市川中車 56歳)が26日、金曜司会を務める情報番組『THE TIME,』(TBS系)の番組冒頭で、週刊誌『週刊新潮』に報じられた自身の性加害問題を謝罪しました。

週刊新潮は、香川照之さんが2019年7月に、東京・銀座の高級クラブで30代のホステスを相手に起こした性加害を報じ、香川さんがホステスの下着を剥ぎ取って匂いを嗅いだり、服の中に手を入れて胸を触ったり、キスをするなどのわいせつ行為に及び、それらの行為が原因で女性は「PTSD(心的外傷後ストレス障害)」を発症したとのことでした。

女性はその後、香川照之さんの暴走を止められなかったとの理由から、クラブのママを相手取り損害賠償訴訟を起こし、昨年には訴えが取り下げられたものの、週刊新潮はこの裁判の訴状や現場に居合わせたホステスの証言をもとに、香川さんの性加害問題を詳報し、大きな波紋を広げていました。

週刊新潮は香川照之さんの所属事務所『ロータス・ルーツ』に何度も取材を申し込むも、回答が得られなかったとしていましたが、25日に事務所は公式サイト上で、香川さんが女性に不快な思いをさせたのは事実と認め、被害女性とはすでに和解済みであることも明らかにした上で謝罪しました。

そして、26日放送の『THE TIME,』に生出演した香川照之さんは番組冒頭で、「この度は一部週刊誌報道におきまして、私事でお騒がせを致しまして、皆さんにご迷惑、ご心配、ご心痛をお掛けし誠に申し訳ございません」と謝罪しました。

<↓の画像が、26日放送『THE TIME,』で生謝罪した香川照之さんの写真>
香川照之が26日放送『THE TIME』謝罪画像

続けて、「自らの行動をしっかりと深く反省し、自戒の念をきっちりと持って、改めてまた日々を務めていきたいと思っております。また、与えられていただける仕事に対しましては、しっかりと真摯に真面目に一生懸命、全力でこれまで通り挑んでいきたいと思っています。そして何より、こうして一日を与えていただいていること、この事への感謝を忘れずに過ごして参りたいと思います。重ねてこの度はお騒がせをしておりますこと、大変申し訳ございません」と謝罪し、頭を下げました。

26日放送『THE TIME,』香川照之さんの謝罪動画

ついに本人が謝罪したことを受けてネット上では、

  • 昨日の六本木クラスと展開が似てるね
  • 何したか言わないで謝罪されてもね
  • 和解してるならもういいんじゃないか
  • もう朝からこの人見るのはしんどい
  • やってしまった事が事だけに、生理的にちょっと受け付けなくなったわ
  • 性に関するトラブル起こす人は基本女性軽視が染み付いてる人だし、バレたからって途端に本当にすまなかった、反省してるなんて思わないと思う
  • 本当に申し訳なく思うなら降板はしなくても、最低謹慎くらいはするだろ
  • 3年前だし、もう当事者と和解してるからこれで十分でしょ、みたいな本音が透けて見える
  • 解決済みの数年前の話をほじくり返してなかなかヤバい。誰が週刊誌にネタ売ったんだろ
  • 内容が内容なだけに、謝罪して今後テレビに出たとしても、あんなことあったなってイメージしか残らない
  • NHKもトヨタもこのまま擁護で終わるなら最悪。TBSはもうこれで終わりにするつもりか。性的暴行も報じるような番組でこれはあり得ないわ
  • 番組の視聴率は落ちるだろうし、改編のタイミングで降板しそう

などの声が上がっています。

奇しくも、25日放送のドラマ『六本木クラス』(テレビ朝日系 木曜21時)の第8話で香川照之さん演じる悪役・長屋茂が、息子が過去に起こした不祥事を会見で公表し、頭を下げて謝罪する場面があったため、『THE TIME,』での謝罪を受けてドラマとシンクロしているとの声もあります。

<↓の画像は、『六本木クラス』第8話での香川照之さんの謝罪会見シーン>
六本木クラス第8話・長屋会長(香川照之)の謝罪会見画像

週刊新潮が報じた性加害問題は3年前のことで、すでに当事者間では和解済みということもあり、過去の問題を執拗に責め立てることの是非を巡って物議を醸しており、事務所と本人の謝罪をもって一件落着とする声が上がる一方、レギュラー番組やCMからの降板を求める声もあり、賛否両論となっています。

現時点でTBSはスポーツ紙の取材に、香川照之さんの番組降板について「特段の変更はありません」と回答しているほか、NHKも不定期放送の人気番組『香川照之の昆虫すごいZ !』(NHK Eテレ)について、「(放送中止など)現時点でそうした対応を取る予定はありません」としています。

テレビ朝日も今回のトラブルによって『六本木クラス』の放送に「特に影響はありません」とし、11月公開の主演映画『宮松と山下』も関係者が「公開に関しては変更の予定はありません」と回答しています。

香川照之さんをCMに起用している『トヨタ自動車』『大日本除虫菊(KINCHO)』なども、現時点でCM契約解除などの対応は発表しておらず、各社対応を協議し、現時点では様子見状態にあるとみられます。

なお、訴訟を起こした被害女性に関しては、香川照之さんがテレビCMなどにも度々登場することにより、意に反して香川さんの顔を見ることを強いられ、精神的な損害が日々つもり重なっていると主張していました。

週刊新潮の報道後にネット上でも、香川照之さんの裏の顔を知り幻滅したとして、顔も見たくないといった強い拒否反応を示す声も少なからずあります。

ただ、当事者間では解決済みの問題ということでお咎めなしとなる可能性も高いですが、少なからずイメージが悪化したことによって、これから様々な影響が出てくると予想されるので、引き続き各社の対応などに注目したいですね。

参照元
  • https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202208260000061.html
  • https://jisin.jp/entertainment/entertainment-news/2129398/
  • https://www.tokyo-sports.co.jp/entame/news/4403879/
1件のコメント↓コメント投稿
  1. 1
    正直
    ID:NmNkZDRiMz

    こんな人だったんだぁ‼️
    凄いショックを受けています。
    残念ですし、顔も見たくない気持ちがあります。

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