大泉洋がTBSドラマ『ノーサイド』主演、池井戸潤の新作小説の内容は…日曜劇場で作品連発に飽きたの声も

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大泉洋

俳優・大泉洋さん(おおいずみ・よう 45歳)が、7月スタートの夏ドラマ『ノーサイド(仮タイトル)』(TBS系 日曜21時)で主演することが明らかになりました。

大泉洋さんが連続ドラマで主演するのは、2013年1月期放送の『シェアハウスの恋人』(日本テレビ系)以来約6年半ぶり、TBSドラマでは初主演となります。

『ノーサイド』は、『半沢直樹』『下町ロケット』などで知られる作家・池井戸潤さんが現在執筆し、今年夏に刊行予定の書き下ろし同名小説が原作となっており、出世を絶たれた中堅サラリーマンと落ちぶれたラガーマンたちの再起の戦いを描いた作品です。

大泉洋さんが演じるのは、大手製造メーカー『トキワ発動機』に勤務の中堅サラリーマン・君嶋隼人で、君嶋は出世コースに乗って幹部候補とまで言われていたものの、上司が主導していた企業買収に異を唱えたことが原因で、左遷人事によって地方工場に総務部長として赴任することになります。

また、赴任先の工場では、トキワ発動機のラグビーチーム『アストロズ』のゼネラルマネージャーを兼務するように命じられます。

アストロズはかつて社会人ラグビーの強豪チームだったものの、現在は成績不振にあえいでいるという状態で、君嶋はラグビー経験や知識が無いにも関わらず、ゼネラルマネージャーを兼務し、チームを再建するという重荷を課せられることになり、君嶋は成績が低迷するラグビー部と出世の道が絶たれた自身の再起をかけた戦いに挑んでいきます。

『ノーサイド』の制作陣は、これまで池井戸作品を手掛けてきたTBSのドラマプロデューサー・伊與田英徳さん(いよだ・ひでのり 51歳)がプロデューサー、同じく演出を担当してきたTBSの演出家で、学生時代には有名なラグビー選手だった福澤克雄さん(55)が演出を担当するなど、池井戸作品を手掛けてきたスタッフが集結しています。

大泉洋さんが所属する演劇ユニット『TEAM NACS(チーム・ナックス)』の中では、池井戸作品に出演していなかったのは大泉さんだけで、リーダーの森崎博之さん(47)、初代・3代目サブリーダーの安田顕さん(45)は『下町ロケット』、2代目サブリーダーの戸次重幸さん(45)は『下町ロケット』と『花咲舞が黙ってない』、音尾琢真さん(42)は『陸王』、『花咲舞が黙ってない』、映画『七つの会議』に出演していました。

そして、ついに池井戸作品への初出演にして主演が決まった大泉洋さんは、「数々の池井戸作品のファンでありましたので、その池井戸さんの新作ドラマで、主演させていただくのはとてもうれしく、光栄であります。」と喜び、「大きなプレッシャーも感じていますが、『99年の愛~JAPANESE AMERICANS~』『LEADERSII』でもご一緒させていただき、全幅の信頼を寄せる福澤組と一緒にこの君嶋という役を全身全霊で演じたいと思います。そして日本でラグビーのワールドカップが開催されるという年に書き下ろされる池井戸さんのラグビーを題材にした新作を読者として、純粋に楽しみにもしています。絶対面白いでしょ!!」とコメントしています。

大泉洋さんが『ノーサイド』で主演することが決定しネット上では、

  • 池井戸作品は今や、科捜研や相棒並みの安定性があるから私は今から凄く楽しみです!
  • 池井戸さんと大泉さんのコラボってこれはまた見逃せないなぁ。楽しみにしています。
  • 大泉洋さん凄いね。日曜日TBS9時の主演だよ。まさかこんな日が来るとは。楽しみ
  • 正直、池井戸シリーズ飽きた。半沢直樹くらいが良かったが、その後の作品はどれも同じような作風で焼き回しみたいな感じの印象を受ける。
    たまに連ドラでやるとか、SP版でやるとか、映画でやるくらいならいいが、TBSは頼りすぎ。
    役者じゃない人とか片っ端から出演させて、数ばかり重視して豪華さを演出してるのもどうかと思う。
  • TBSの日曜夜9時は、いつの間にか池井戸劇場になってしまった。ほかに、作家さんか脚本家さんはいないのかと思う。
    若手、新人を発掘してみるとか冒険してもいいと思うけど、スポンサーが首をタテに振らないのか。内容は違うにしても、視聴者飽きてくるかもね。
  • 日9の池井戸作品はブランドだとしても、こう乱発すると食傷気味で敬遠されそう。下町も前作程の勢いは無かったし。大泉洋が日曜劇場の主演は楽しみなんだけどね。
  • TBSは池井戸さんに頼りすぎ。映画もドラマも毎年のようにドラマ化しているし、今回に至っては執筆中の決定というのは池井戸さんに依存しすぎている。
    池井戸さんの作品は素晴らしいが、ドラマ化しすぎて逆に作風に飽きられないか心配。
  • それより半沢直樹の続編はやらないのか。。『ロスジェネの逆襲』は彼の最高傑作だと思う。

などのコメントが寄せられています。

大泉洋さんが民放の連ドラで主演するのは久しぶりで、それも池井戸潤さんの新作小説での主演ということから、どういった演技を見せてくれるのか楽しみですね。

ネット上でも池井戸作品のファン、大泉洋さんのファンからは歓喜の声が上がっている一方で、また池井戸作品か…とネガティブな声も多く上がっています。

TBSの日曜劇場枠(日曜21時)では、2013年7月期放送の『半沢直樹』が大ヒットして以降、池井戸作品が頻繁に放送されるようになり、2014年4月期には『ルーズヴェルト・ゲーム』、2015年10月期には『下町ロケット』、2017年10月期には『陸王』、昨年10月期には『下町ロケット2』と、ほぼ毎年放送されています。

池井戸作品は、苦境に立たされた主人公たちが様々な困難を乗り越え、最終的には悪を成敗して成功を収めるというパターンが多いため、“現代版水戸黄門”とも言われており、頑張った人たちの努力が報われ、最後に正義は勝つという内容によって高い人気を得ているのですが、先が読めてしまうこともあって飽きてきたという声も少なくありません。

大泉洋さんが主演の『ノーサイド』に関しても、これまでのパターンに沿った内容となりそうですが、大泉洋さんが主演ということで個人的には楽しみで、大泉さんの他にはどのような方が出演するのかにも注目したいですね。

参照元
  • https://mdpr.jp/news/detail/1822433
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