加藤浩次がスッキリ打ち切り終了認める。来年3月でバゲットも終了へ。視聴率低迷で日本テレビが朝番組を改革

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スッキリ司会の岩田絵里奈アナ・加藤浩次・森圭介アナ

極楽とんぼ・加藤浩次さんが週刊誌『週刊女性』の取材に応じ、2006年4月から司会を務めている情報番組『スッキリ』(日本テレビ系 月~金曜午前8時)の打ち切り終了を認めたことが明らかになりました。

週刊女性のWeb版『週刊女性PRIME』は9日に、スッキリが来年3月末をもって終了することをスクープし、番組の終了理由として視聴率低迷のほか、昨年3月にアイヌ民族に対する差別的表現を放送し、『放送倫理・番組向上機構(BPO)』に放送倫理違反と認定されたこと、さらに加藤浩次さんがお笑い芸人の闇営業騒動を巡り、所属していた『吉本興業』の経営陣を痛烈批判し、最終的に事務所から独立した事などを要因として挙げていました。

ただ、週刊女性PRIMEの取材に日本テレビは「担当者が不在」として回答せず、記事が出てからも沈黙を続けており、主要スポーツ紙等もこの報道には一切触れず、週刊女性PRIMEのスッキリ打ち切り終了報道には懐疑的な声も上がっていました。

しかし、週刊女性PRIMEが加藤浩次さんに直撃取材を行ったところ、あっさりと番組終了を認めたようです。

10日午前6時ごろ、日本テレビに向かうために自宅から出てきた加藤さんに、来年3月でスッキリが終了することについて問うと、「ちょっとまだ、日テレがちゃんと発表してないんで、その後でもいいですか」と否定せず、日本テレビが正式発表した後に、番組終了の理由や経緯の説明をすると約束したとのことです。

最後に、17年間を振り返っての心境を聞くと、「それはもう、本当に感謝しかないです」と答え、スッキリの生放送へと向かったそうです。

<↓の画像が、週刊女性PRIMEの取材に応じた加藤浩次さんの写真>
加藤浩次がスッキリ打ち切り終了認めた週刊女性PRIME取材時の画像

週刊女性PRIMEはさらに、スッキリと共に情報番組『バゲット』(月~金曜午前10時25分)も、来年3月で終了することを新たに報じており、記事では日本テレビ関係者が、「日本テレビは、来春の改編期における1つの改革として、朝の2番組の終了に踏み切ったようです」と語っています。

<↓の画像は、『バゲット』出演の田中毅アナ、オードリー・春日俊彰さん、笹崎里菜アナの写真>
バゲット出演の田中毅アナ・オードリー春日俊彰・笹崎里菜アナ

スッキリは、タレント・俳優の峰竜太さんが司会を務めていた『ザ!情報ツウ』の後番組として2006年からスタートし、サブ司会を務めていたテリー伊藤さんとコメンテーターを務めていたコラムニスト・勝谷誠彦さん等がトークバトルを繰り広げ、番組内での言動が度々物議を醸し、炎上することも少なくなかったものの、番組の視聴率は同時間帯ではトップクラスで、民放では『情報プレゼンター とくダネ!』と1位争いをしていました。

しかし、テリー伊藤さんが2015年3月に番組を降板、後任を務めた上重聡アナウンサーは司会就任から間もなく『週刊文春』によって、スポンサーである『ABCマート』の創業者から1.7億円もの融資を無利息で受けていたこと、高級車・ベントレーも無償で借りるなどの利益供与を受けていたことが報じられ、これにより就任からわずか1年後に番組を降板しました。

こうしたトラブルで番組のイメージが悪化し、2015年9月からスタートした『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)の視聴率を下回るようになり、現在はモーニングショーがダントツトップで、スッキリは『めざまし8』と2位争いを繰り広げています。

それに加えて、加藤浩次さんが吉本興業から完全独立したため、1年ほど前からスッキリが終了するとの噂は流れていました。

そして、週刊女性PRIMEが番組終了を報じ、ネット上では加藤浩次さんの今後について、このままテレビから消えるのではとの声も上がっているのですが、加藤さんはスッキリの他にも、『がっちりマンデー!!』(TBS系)、『人生最高レストラン』(同)、『占いなんて信じない』(テレビ東京系)、『極楽とんぼの週末極楽旅』(BS日テレ)など、複数のレギュラー番組を抱えています。

そのため、帯番組のスッキリが終了することで収入は大きく減るものの、仕事が無くなって消えるといったことは無いでしょうし、情報番組の司会を降りることで活動の幅が広がると思うので、個人的には今後また芸人としての活躍に期待したいですね。

参照元
  • https://www.jprime.jp/articles/-/25792
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