ピエール瀧の身柄送検、コカイン事件で損害賠償額30億円超えか。電気グルーヴ公演中止で解散話も…

ピエール瀧

今年結成30周年のテクノグループ『電気グルーヴ』のメンバーで、ミュージシャン・俳優のピエール瀧容疑者(本名=瀧正則 たき・まさのり 51歳)が12日、麻薬「コカイン」を使用したとして麻薬取締法違反容疑で逮捕され、14日朝に勾留先の警視庁湾岸署から東京地方検察庁へ送検されました。

<↓の画像が、14日に送検されたピエール瀧容疑者の写真>
ピエール瀧容疑者を送検

ピエール瀧容疑者を逮捕した厚生労働省の関東信越厚生局麻薬取締部(通称:麻取、マトリ)によると、ピエール瀧容疑者が「違法薬物を使用している」という情報を得て、昨年秋以降に内偵捜査を始め、12日18時ごろに家宅捜索、さらに尿検査を行ったところ、コカインの使用を示す陽性反応が出たことから緊急逮捕しました。

コカインの陽性反応は、使用後の数時間~24時間以内にしか検出されないことから、逮捕前日から12日の間に使用したと見られており、取り調べに対してピエール瀧容疑者は「コカインを使用したことに間違いはありません」と容疑を認めています。

東京都世田谷区内の自宅からは、ストロー状に丸められた韓国紙幣(ウォン)が押収されており、これは「スニッフィング」と呼ばれる鼻からのコカイン吸引時に使用した疑いが持たれていますが、コカイン吸引時にウォンを使用していた理由についてマトリは、「ストローだと痛いので、柔らかい外国紙幣を使用するケースはよくあります」と説明し、家宅捜索で自宅や車を調べたものの、コカインなどの違法薬物は見つかっていないとしています。

<↓の画像は、ピエール瀧容疑者の自宅写真>
ピエール瀧の自宅

マトリは現在、家宅捜索で押収したピエール瀧容疑者のスマートフォンなどの分析を進めており、コカインの入手経路や使用状況などを調べているそうですが、元警視庁刑事で作家・北芝健さんは、コカインは覚醒剤よりも国内流通量が少ないため入手ルートも少ないと語り、「音楽関係者なら、アメリカに取引ルートを持っている人物が交友関係にいてもおかしくない」とし、マトリは約7ヶ月前から内偵捜査を進めていたという情報が寄せられたことも明かしています。

そして、これまでミュージシャン、俳優、タレントなどマルチに活躍していたピエール瀧容疑者が突然、コカイン使用容疑で逮捕されたことによって、現在も関係各所は対応に追われている状況なのですが、デビュー30周年ツアー中だった『電気グルーヴ』は15・16日に予定していた公演を中止としたほか、所属レコード会社はCDや映像作品などの出荷停止、店頭在庫の回収やデジタル配信の停止を発表しています。

NHK大河ドラマ『いだてん』は、約3ヶ月先に放送予定の第24話あたり(10日に第10話放送)まで収録中だったそうで、大河ドラマは1本あたりの制作費が約1億円とも言われていることや、これらはあくまでも国民から徴収している受信料で制作されていることから、世間が納得する対応が求められるので、これだけで多額の損害賠償請求が発生するのではとみられています。

<↓の画像は、『いだてん』に出演していたピエール瀧容疑者の写真>
いだてん出演のピエール瀧容疑者

ちなみに、NHKはこの他にもピエール瀧容疑者が出演していた大河ドラマ『龍馬伝』、連続テレビ小説(朝ドラ)『あまちゃん』や『とと姉ちゃん』など複数の作品のネット配信を停止しており、DVD販売などは現在対応を検討中としています。

また、4月5日公開予定の映画『麻雀放浪記2020』、5月17日公開の『居眠り磐音(いわね)』などに出演しているほか、ピエール瀧容疑者が魔法の雪だるま「オラフ」の声を担当していたディズニー作品『アナと雪の女王』の続編は、11月22日に公開を予定していたものの、事件を受けて『ウォルト・ディズニー・ジャパン』は声優交代を正式発表し、同社のオンラインショッピングでは『アナ雪』関連のサウンドトラックページなどを削除しています。

昨年12月発売のPlayStation4用ゲームソフト『JUDGE EYES:死神の遺言』(セガゲームス)は、ピエール瀧容疑者が登場人物の1人を演じていることから、当面の間、ソフトの出荷とダウンロード販売自粛を発表しました。

<↓の画像は、PS4用ソフト『JUDGE EYES:死神の遺言』出演のピエール瀧容疑者の写真>
キムタク如し出演のピエール瀧容疑者

CM起用していた『サントリー』は、ピエール瀧容疑者が出演の『角ハイボール』のウェブCMを削除し、違約金の請求を現在検討しているといい、建築材料・住宅設備機器の大手『LIXIL(リクシル)』は6シリーズのCMを制作していたものの、ピエール瀧容疑者が出演のCM全てを放映中止、ネット上で公開していた動画も全て削除し、CM契約は8月まで残っているそうですが「契約解除で検討を進めます」としています。

<↓の画像は、『LIXIL』CM出演のピエール瀧容疑者、広瀬アリスさん、山下智久さんの写真>
LIXILのCM出演のピエール瀧・広瀬アリス・山下智久

14日付の『日刊スポーツ』によると、ピエール瀧容疑者にはすでに撮影を終えていた新たな企業CMがあったそうで、放送を控えていたそうなのですが、今回の事件を受けてお蔵入りすることが濃厚とのことです。

レギュラー出演していたテレビ番組、ラジオ番組なども公式サイトからプロフィールを削除するなどの対応を行っており、現時点ではまだ正確な数字は出てきていませんが、損害賠償額は5億円~30億円以上になる可能性があると各スポーツ紙は報じています。

14日付の『デイリースポーツ』によれば、『電気グルーヴ』で長年活動を共にしている相方・石野卓球さん(51)は現時点でコメントを出しておらず、自身のツイッター上では公式発表の記事をリツイートしかしていないのですが、相当なショックを受けていると関係者は話しているといい、ツアーの他にも今後出演予定だった野外ロックフェスティバル『ARABAKI ROCK FEST.19』、『FUJI ROCK FESTIVAL’19』などは出演キャンセルになる可能性があるとのことです。

<↓の画像は、石野卓球さんとピエール瀧容疑者の写真>
石野卓球&ピエール瀧

所属事務所『ソニー・ミュージックアーティスツ』は、公式サイト上で謝罪コメントを発表していますが、近日中にも契約解除を含めた重い処分が下されるとみられており、『サンケイスポーツ』は今後について、『電気グルーヴ』が解散となる可能性もあるとしています。

このように非常に大きな騒動に発展しているのですが、ピエール瀧容疑者の事件に対してネット上では、

  • 降板や高額な損害賠償を請求されることは避けられないでしょう。個人的に薬とは無縁の人だと思っていたので、本当に残念
  • 石野卓球さんが可愛そう せっかくの30周年なのに
  • 相方の気持ちを思うと残念だし、かわいそうだし。やはり薬物って怖い。
  • 最悪のパターンは、『実は卓球もやっていた』というやつ。沈黙を守っているのは取り調べを受けているからではないのか…とか、悪い方にも考えてしまう。
    とにかく、これ以上悪いニュースが出ない事を祈る。
  • CMや映画やドラマに出演するには、薬物検査結果提出義務化したら良いのに。あと、スタッフもね。フリーランスのスタッフとか。
  • 見付からなければ続けていたんだろうな。これだけ芸能人がいるのに彼だけって事はないと思うし、これからも見付かって賠償を背負っていく芸能人が出てくるよね。

などのコメントが寄せられています。

2月には新井浩文被告が強制性交罪で逮捕・起訴され、これによって複数の作品に影響が及び、映画のお蔵入りなども決まったことで損害賠償額は5億円とも言われていますが、ピエール瀧容疑者は幅広いジャンルで活躍し、出演作品数も多いことから損害の大きさは尋常ではありません。

そうなることが分かっていながら、なぜコカインを使用してしまったのか、いつ頃から違法薬物に手を出していたのか気になるのですが、『日刊ゲンダイ』によると以前から業界関係者の間ではピエール瀧容疑者の薬物使用の噂があったといいます。

しかし、明らかな異常行動などは見られなかったため、噂の域を出るものではなかったそうなのですが、芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄さんは、「1年半ほど前のことでしょうか、私は瀧容疑者に近い人物から彼が急に大ハシャギして周りを驚かせてみたり、収録中に突然、胸を押さえて呼吸困難になったりしたことがあったといった“奇行”について聞きました。そこで、瀧容疑者が経営している飲食店まで彼の様子をうかがいに行きましたが、笑顔で接客している姿は見かけませんでした」と語っています。

また、コカインは使用後に体内から抜けるスピードが早いため、ピエール瀧容疑者を逮捕したマトリもイチかバチかの賭けだったとし、見事に成功した背景について、「15日と16日に電気グルーヴの全国ツアー『電気グルーヴ30周年“ウルトラのツアー”』の東京公演を控えていたのがミソだと思います。瀧容疑者は逮捕前日に大阪公演を終えて、妻と中学生の長女が待つ東京に帰ってきたばかりでしたが、ツアー期間中はハイテンションを保ち続けなければなりません。だから“ミュージシャンを薬物で挙げるならツアー期間中”というのが薬物捜査の鉄則とも聞きます。」と明かしています。

こうしてピエール瀧容疑者はマトリに逮捕され、各仕事の関係者、石野卓球さん、家族らに大きな迷惑をかけ、今は恐らく後悔の念に駆られているだろうと思いますが、まずは自身の薬物使用歴や入手ルートなど全て明らかにしてほしいものですね。

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