ダウンタウンDX最終回に浜田雅功と松本人志は出演せず終了。理由は読売テレビと関係悪化か。番組関係者が意味深投稿
1993年10月から放送のバラエティ番組『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)が26日の放送をもって終了し、最終回はMCの『ダウンタウン』が一切登場しないという異例の内容で幕を閉じ、番組視聴者からは不満や怒りの声が上がっています。
ダウンタウンDXは、松本人志さんの芸能活動休止により、昨年1月以降は浜田雅功さんが1人でMCを務めていましたが、今年3月に体調不良を理由に一時活動を休止し、5月に活動再開後は各レギュラー番組に順次復帰しましたが、理由は不明ながらダウンタウンDXのみ復帰することなく最終回を迎えました。
最終回は通常通り1時間枠で事前に内容の告知がなく、1年半ぶりに浜田雅功さんと松本人志さんの2ショットが見られるのではないかなどと、淡い期待を抱いていた視聴者が多かったものの、番組冒頭で2人のシルエットが一瞬登場するのみで、最後まで姿を現すことなく番組は終了となりました。
最終回の内容は、過去の名場面を振り返るものではなく、番組に縁があるタレントたちがドライブをしながら、番組やダウンタウンとの思い出トークをするもので、途中に流れたVTRでもダウンタウンの姿はなく、イラストで登場するのみでした。
<↓の画像は、最終回の冒頭に映ったダウンタウンのシルエット>
<↓の画像は、ダウンタウンがイラストで登場シーン>
最終回の出演者は、タレントの木村祐一さん、勝俣州和さん、山之内すずさん、ベッキーさん、石原良純さん、『品川庄司』の品川祐さん、『クワバタオハラ』のくわばたりえさん、『アインシュタイン』の河井ゆずるさん、『さらば青春の光』の森田哲矢さん、『NEWS』の増田貴久さん、元『A.B.C-Z』の河合郁人さん、『THE RAMPAGE from EXILE TRIBE』の陣さんで、事前に告知は無かったものの、スタジオ収録は今田耕司さんが代打MCを務めた前回がラストとなっていました。
<↓の画像は、最終回でドライブトークを繰り広げたゲストの写真>
すでに芸能活動を再開している浜田雅功さんすらも最終回には登場せず、ダウンタウンが不在のまま異例の内容で終了したことに対してネット上では、
- まあ松本は出ないと思ってたが浜田が出演しないのは予想外
- もはやダウンタウンDXですらなくて笑った
- モメたんだろうな
- 浜田まで出ないとなると、ミヤネ屋が文春とズブズブで読売と関係がこじれた説も、まんざら外れてもない気がしてくる
- ゲストもひどけりゃドライブトークという企画もひどかったな
- ダウンタウン関係なく、よくこんなクソみたいな演出を最終回にもってきたな
- 読売テレビと完全に決裂したということでいいのかな それにしてもひどい最終回だった
- ダウンタウン側に一切の過去映像をNGにされたんでしょ 浜田も出演拒否で
- 読売と松本は完全に決別したな 浜田は『浜ちゃんが!』が来春までにどうなるかでダウンタウンのスタンスがわかる
- 読売テレビが汚いのは最終回の予告を一切しなかったこと 予めダウンタウン抜きでドライブトークします言えや 視聴率2%とかになりそうだけど
などの声が上がっており、物議を醸しています。
また、ダウンタウンDXの人気コーナーだった「視聴者は見た!」のマスコットキャラクター・トスポの声を長年担当し、番組の構成を担当していた放送作家・倉本美津留さんは最終回終了間際にX(旧ツイッター)を更新し、炎をバックにトスポが怒りの表情をしている画像を意味深に投稿しています。
最終回のエンドロールに倉本美津留さんの名前も無かったことから、番組との間で何かトラブルがあったのではないかとの憶測も飛び交っています。
<↓の画像が、倉本美津留さんのX投稿>
ダウンタウンDXの制作を手掛ける読売テレビは、浜田雅功さんの活動休止から1ヶ月以上経って番組の打ち切り終了を電撃発表し、その理由については、「今後について検討する中、ダウンタウンのお2人より、『活動休止によって多くの関係者の方々にご迷惑をおかけしている』との意向も所属先を通じていただき、総合的に判断した結果、放送終了に至りました」
と説明していました。
こうしてダウンタウンDXは終了した一方、『水曜日のダウンタウン』(TBS系)、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』(日本テレビ系)はその後も放送が続いているため、読売テレビとの関係悪化が番組終了の背景にあるのではないかと囁かれています。
関係悪化の要因として挙げられているのは、松本人志さんの性加害疑惑報道を巡るトラブルです。
読売テレビ制作の情報ワイドショー番組『情報ライブ ミヤネ屋』が昨年に、週刊誌『週刊文春』が報じた松本人志さんの性加害疑惑を詳報する中で、コメンテーターたちが文春側に肩入れした発言をしているとして松本人志さんの弁護士が猛抗議し、『BPO(放送倫理・番組向上機構)』にも人権侵害申し立ての準備を進めているという声明を発表し、それに対して読売テレビの社長が「事実関係に誤解がある」「偏向報道にはあたらない」などと反論しました。
また、松本人志さんが昨年1月に芸能活動休止を決めた背景には、週刊文春の報道後にダウンタウンDXのスポンサーがCM出稿を停止し、番組内でスポンサー名が一切表示されないという異例の対応が取られたことがあるとみられており、こうした問題もあって両者の溝は深まり、浜田雅功さんの活動休止をきっかけにダウンタウンサイドが降板の意思を伝え、打ち切り終了になったのではないかと憶測されています。
いずれにせよ、最終回まで浜田雅功さんが登場に復帰することなく、VTRにもダウンタウンの姿が無かったというのは明らかに不自然ですし、長寿番組の最終回とは思えないほど質素で内容も薄かったので、視聴者から不満の声が上がるのも当然ですし、正直言って最悪の終わり方ですね。
ちなみに、最終回の平均世帯視聴率は5.1%、平均個人視聴率は3.0%(ともに関東地区)でした。
前4週の平均世帯視聴率は5.5%、平均個人視聴率は3.1%で、ダウンタウンが登場せず内容が酷かったこともあり、平均を下回る数字でフィニッシュとなっています。
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