米津玄師とスピッツは第70回NHK紅白歌合戦出場しない? 理由はボーカル草野マサムネのテレビ嫌い? 出演オファーも固辞され…

今年の『第70回NHK紅白歌合戦』の目玉歌手とも噂されていたロックバンド『スピッツ』が、紅白への出場を断ったとの情報をニュースサイト『日刊大衆』が報じています。

現時点で発表されている今年の紅白出場歌手は紅組と白組合わせて全42組、加えて特別枠でシンガーソングライター・竹内まりやさんの紅白初出場なども発表されているのですが、今年は令和初の紅白で、第70回という節目の年でもあるため、昨年と同様に大きなサプライズがあるのではないかと予想されています。

スポーツ紙や週刊誌などによって追加歌手予想として名前が挙げられているのは、昨年紅白初出場した米津玄師さん、今年放送のNHK連続テレビ小説（朝ドラ）『なつぞら』の主題歌を担当したスピッツなどでした。

スピッツの紅白初出場の噂は5月頃からメディアに報じられており、今年も総合司会を務めるウッチャンナンチャン・内村光良さんは、『なつぞら』のヒロインの父親として語りを担当し、10月15日にはNHKの音楽番組『SONGS』にスピッツが9年ぶりに出演しこともあり、紅白出場の可能性がより高まっていました。

＜↓の画像は、『SONGS』に出演したスピッツの写真＞

『日刊大衆』によれば、NHKも「スピッツの出場は既定路線という考えでいた」そうなのですが、スピッツ側から「紅白出場のお断りがあった」といい、これには紅白関係者も衝撃を受けていたとのことです。

こうした裏側を明かすレコード会社関係者は今後について、「NHKは放送ギリギリまでスピッツサイドと交渉を続けるでしょう。ただ、紅白関係者には現状でもメンツを潰されたという怒りに近い感情があるとか。だから、それでも断られた場合、スピッツに対して『NHKの番組に出さない』といった措置を取るのではないか、と言われているんです」と、スピッツの対応次第ではNHKが関係断絶、出禁にする可能性があるとしています。

そもそもスピッツが紅白出場を断る理由の1つとして、ボーカル＆ギターの草野マサムネさん（本名＝草野正宗 51歳）が“テレビ嫌い”だからなのではと囁かれているとし、「かつて、『HEY!HEY!HEY!MUSIC CHAMP』（フジテレビ系）に出演した際には、『カメラがたくさんあって、どこを見たらいいか分からない』と発言したり、ライブのステージでも、『もう、テレビは（出なくても）いいですよ……』といったように、テレビは苦手だという趣旨の発言をしています。『SONGS』には出演しましたが、生放送の紅白は遠慮したい、という思いがあるのかもしれないですね」と憶測しています。

『日刊大衆』はこのようにスピッツが紅白に出場しないとの情報を伝えているのですが、これに対してネット上では、

• 年末は普通に休みたいんだよ
• お正月くらいゆっくりさせたれよ
• 紅白断る歌手多いよね 彼らを応援したい
• スピッツはライブがメインだからNHK出禁になっても気にしないんじゃない
• 別に今さらNHKに干されたって屁でもない
• 紅白になんて出たくないんだよ NHKも空気読めよｗ
• スピッツは再三断ってるんだと思う
• 今までだって依頼が来たって出なかったんでしょ。本人達が出たくないんだよ。
  NHKは何で上から目線なのか訳分からん笑
• 出さないって、出ないって言われてるのに上から目線ね。バカみたい。
• NHKとかオワコンだし、別に出禁喰らったところでスピッツサイドは痛くも痒くもなさそう
• スピッツ側としては、紅白は出られませんので、ソングスで勘弁して下さいって事でしょ
• 紅白ってギャラ少ないのにリハとか拘束されるから出たくないってよく聞くよね。
• 今年ラストは12/28の福岡、マジで年末ギリまでライブだから紅白のリハまでしてたら倒れそう…
  年明けも直ぐにまたライブだし、年末年始くらいユックリしたいだろうにね。
  年明けライブ行く身としては、無理して喉とか身体おかしくされても嫌だし無理して紅白出なくて良いって感じ。

などのコメントが寄せられています。

『日刊大衆』はつい先日にも、米津玄師さんが今年の紅白への出場を断ったとの情報を伝えており、米津さんに加えてスピッツも出場しないとなると、今年は昨年のように大きく盛り上がることなく、視聴率も微妙な結果に終わるかもしれませんね…。

スピッツは1991年にメジャーデビューし、これまでに数多くのヒット曲を生み出しながら現在も第一線で活動している人気バンドですが、メンバーの意向でメディアへの露出が非常に少なく、紅白にはこれまで一度も出場していません。

今年5月に『日刊ゲンダイ』が報じた記事によると、スピッツのメンバーは過去に「紅白は見るもの」と言って、これまで何度も紅白出場オファーを受けたものの、固辞してきたとのことです。

そうした中で、『なつぞら』の主題歌をスピッツが担当したことによって、ついに今年出場かとファン等の間でも大きな注目を集めていたのですが、紅白出場をめぐってはファン等の間でも意見が分かれています。

スピッツは10月9日に16枚目のオリジナル・アルバム『見っけ』をリリースし、11月30日から全国34会場48公演を行うレコ発ツアーをスタートさせており、年内は12月28日が最後となってはいるものの、来年1月18日から7月16日まで公演が続くため、年末年始はゆっくり休んで欲しいとの声もあります。

そのため、スピッツファンからは別に紅白に出場しなくても…という声が多い印象ですが、個人的にはテレビで生のパフォーマンスも見たいもので、NHKの粘り強い交渉によって翻意して紅白初出場となることに期待したいですね。