とれたてっ!がフジテレビで放送開始、ミヤネ屋が打ち切り危機? 視聴率低迷でゴゴスマに敗北、視聴者離れ加速の恐れ

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宮根誠司アナウンサー

関西テレビ(カンテレ)制作の情報ワイドショー番組『旬感LIVE とれたてっ!』(月~金曜13時50分)が、10月からフジテレビでも放送することを複数のスポーツ紙が報じ、同時間帯の視聴率バトルの行方に注目が集まっています。

元日本テレビでフリーの青木源太アナウンサーが司会を務める『とれたてっ!』は2023年10月から放送がスタートし、曜日レギュラーとして、『ハイヒール』のリンゴさん、『ブラックマヨネーズ』の吉田敬さん、『メッセンジャー』の黒田有さん、小籔千豊さんが出演しているほか、元大阪府知事・橋下徹弁護士が不定期出演するなど、関西色が強い番組となっています。

<↓の画像は、『旬感LIVE とれたてっ!』出演者の写真>
『旬感LIVE とれたてっ!』レギュラーメンバー

スタート当初の放送地域は、近畿・中部・中国・四国・九州地方と西日本のみでの放送でしたが、昨年から福島や富山などでも放送が始まり、現時点で16局でネット放送されていて、関東進出もかねてから囁かれていました。

そして、各スポーツ紙が先日報じた記事によれば、フジテレビでは昼帯番組『ぽかぽか』の後枠で、約2時間(13時50分~15時45分)の枠でドラマの再放送などをしていますが、10月からまずは14時45分からの1時間枠で『とれたてっ!』の後半部分を放送し、その結果次第で2時間枠に拡大することを視野に入れているそうです。

フジテレビが『とれたてっ!』をネットする理由は、ドラマの再放送の視聴率が良くないことが挙げられ、テレビ東京の視聴率をも下回ることが珍しくなく、平均世帯視聴率が1%台、個人視聴率は0%台のこともありました。

また、系列の関西テレビの番組を放送することにより、番組制作費などを浮かせることができ、効率良く視聴率を得るために『とれたてっ!』をネットする形になったとのことです。

平日午後は、CBCテレビが制作の『ゴゴスマ -GO GO!Smile!-』(TBS系)、読売テレビ制作の『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)が視聴率争いを繰り広げていますが、10月から『とれたてっ!』も加わって全国で視聴率争いをする形になり、少し前から視聴率が低迷しているミヤネ屋は窮地に立たされるのではないかと『週刊女性』のWeb版『週刊女性PRIME』は報じています。

2015年からTBSでも放送がスタートした『ゴゴスマ』は、徐々に視聴率を伸ばして『ミヤネ屋』を上回る日も増えており、昨年度(2024年4月~2025年3月)の関東地区の平均世帯視聴率は4.9%、平均個人視聴率は2.5%を記録し、関東進出から10年で初の単独トップとなり、地元の名古屋地区では2023年から2年度連続でトップを獲得しています。

一方の『ミヤネ屋』は現在も平均世帯視聴率が4%前後、平均個人視聴率は1~2%台で推移していますが、10年前と比較すると半減しています。

週刊女性PRIMEの記事では放送作家がその原因について、司会の宮根誠司アナらの言動を巡って度々炎上騒動が起きていることを挙げ、視聴者の信頼を失いつつあると指摘しています。

そうした中で、かつて日本テレビで活躍していた青木源太アナが司会の『とれたてっ!』が関東進出を果たし、『ミヤネ屋』は窮地を迎えるのではないかとしています。

『スポーツニッポン』によれば、まずは『とれたてっ!』の後半1時間を放送するとのことで、『ミヤネ屋』から流れる視聴者はそこまで多くはないのではと思いますが、『とれたてっ!』は関西地区で個人視聴率が『ミヤネ屋』と並ぶこともありますし、数字次第では2時間枠に拡大するとの話も出ていることから、関東進出には戦々恐々としているでしょうね。

フジテレビはこれまで平日午後に、『知りたがり!』、『アゲるテレビ』、『直撃LIVE グッディ!』、『ポップUP!』といった情報番組を放送するも視聴率獲得に苦戦し、いずれも長続きせずに数年で打ち切り終了となっていました。

そうした中で、系列局の力を借りてどれほどの数字を獲得できるのか見もので、『とれたてっ!』が視聴率を伸ばし、『ミヤネ屋』が民放3位以下になるようであれば打ち切りの可能性も出てくるでしょうし、今後の視聴率バトルに注目したいところです。

2件のコメント↓コメント投稿
  1. 1
    匿名
    ID:NTYwOTFhNT

    ワイドショーなんかどれも同じやろ

  2. 2
    匿名
    ID:OTg5ZjE0NW

    テレビなんか観てたら洗脳されるぞ(笑)

    そもそも時間がもったいない!

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