『緊急取調室』新シリーズが10月期放送、シーズン5後に完結編の映画公開か。市川猿之助の事件等経て新作撮影開始へ

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緊急取調室FINAL

女優・天海祐希さん(あまみ・ゆうき 本名=中野祐里 57歳)が主演で、2014~2022年に放送された刑事ドラマ『緊急取調室』(テレビ朝日系)の新シリーズが、10月期に放送されることを週刊誌『女性セブン』が伝えています。

女性セブンによると、“キントリ”こと緊急取調室の新シリーズは現在台本を制作中で、8月ごろから最新作の撮影がスタート予定といい、新シリーズは2023年に公開予定だった映画『緊急取調室 THE FINAL』の公開に先駆けて、10月期に放送されることが内定しているそうです。

女性セブンによると、シリーズ完結編の『緊急取調室 THE FINAL』は2022年前半に撮影が終了し、同年中に公開予定だったものの、同7月に安倍晋三元首相が銃撃事件によって急死し、この映画でも内閣総理大臣が襲撃される場面があったため、2023年6月16日に公開を延期したそうです。

そして、映画公開まで1ヶ月を切ったタイミングで、ラスボス的存在の内閣総理大臣役を演じた歌舞伎俳優・市川猿之助さんのパワハラ・セクハラ疑惑を女性セブンが報じ、猿之助さんはこの報道を苦に両親と一家心中を図るも自身だけ生き残り、自殺幇助の罪で逮捕・起訴され、懲役3年・執行猶予5年の有罪判決を受けました。

<↓の画像は、市川猿之助さんの写真>
緊急取調室THE FINALに出演予定だった市川猿之助

この事件が原因で『緊急取調室 THE FINAL』は再び公開延期が決定したほか、映画の公開に合わせて放送予定だったスペシャルドラマは、ゲスト出演の俳優・永山絢斗さんが同6月16日に大麻所持で捕まり、完全にお蔵入りになったとも報じられています。

それから1年後の昨年6月に公式サイトで映画の再始動が発表され、俳優・石丸幹二さんを新たに起用したことも明らかにしました。

テレビ朝日関係者によれば、『緊急取調室 THE FINAL』の再撮影は昨年冬ごろに行われ、現時点で映画の公開日は発表されていませんが、10月期放送予定の新シリーズ後に公開となるようです。

『緊急取調室』のシーズン5の放送については2月にも女性セブンが伝えており、映画でシリーズ完結を迎える予定だったものの、まさかのトラブルによって延期に延期を重ねる中で、主演の天海祐希さんら出演者の気持ちにも変化があり、作品を良い形で残すためにシーズン5を制作する形になったとのことです。

『緊急取調室』は、『ドクターX~外科医・大門未知子~』シリーズなどを放送していた木曜ドラマ枠で2014年にシーズン1が放送され、全9話の平均世帯視聴率は12.9%と好視聴率を記録し、2017年のシーズンは13.9%、2019年のシーズン3は13.1%、2021年のシーズン4は12.1%、スペシャルドラマも10%以上を獲得していました。

そうした人気作品なだけに、シリーズ完結編がまさかのトラブルに見舞われ物議を醸しましたが、お蔵入りになったスペシャルドラマに代わって新たに連続ドラマを制作、そして映画公開という流れになるようで、人気シリーズの最終作なだけにゲストも豪華になるのではと思うので今後の正式発表が楽しみですね。

参照元
  • 女性セブン 2025年7月31日・8月7日号
  • https://www.news-postseven.com/archives/20250206_2022333.html
  • https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2023/06/01/kiji/20230601s00041000490000c.html
  • https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/283331
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