鉄腕DASH打ち切り終了説。国分太一降板、セクハラ事案報道で対応へ? 視聴率低迷、スポンサー離れが懸念され…
20日に無期限芸能活動休止を発表した国分太一さん(こくぶん・たいち 50歳)のコンプライアンス違反が原因で、25日をもって『TOKIO』が解散となり、グループ唯一のレギュラー番組『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系 日曜19時)は放送継続で、松岡昌宏さんと城島茂さんは引き続き番組に出演予定となっています。
しかし、国分太一さんのコンプライアンス違反行為を巡っては、鉄腕DASHのスタッフに対するセクハラ問題などを複数のメディアが伝えており、これによって番組の打ち切り終了や、出演者変更の可能性が浮上していると27日発売の週刊誌『週刊ポスト』が報じています。
日本テレビの福田博之社長は20日に行った会見で、国分太一さんに複数のコンプライアンス違反行為が確認されたとして、鉄腕DASHからの降板を発表し、これに続いて国分さんは無期限芸能活動休止を発表して雲隠れしました。
これに対してネット上では、国分太一さんは一体何をしたのかとして様々な憶測が飛び交い、複数のスポーツ紙や週刊誌は過去のセクハラやパワハラ行為を報じ、特にセクハラ事案を日本テレビが問題視し、鉄腕DASH降板を決定したとされています。
問題行為の具体的な内容について、『女性自身』の記事では日本テレビ関係者が、「国分さんは『鉄腕DASH』の制作スタッフに対して卑猥(ひわい)な動画をLINEで送りつけたり、卑猥な画像を送ってくるように要求もしていたようです。それも一度や二度などではなく、複数回あったそう」「被害にあった制作スタッフは日テレの社員ではなく、外部の制作会社所属だとみられています」
などと証言しています。
他のメディアも同様の情報を伝えているのですが、国分太一さん本人や個人事務所『株式会社TOKIO』、エージェント契約を結んでいる『STARTO ENTERTAINMENT』は事案の内容を明らかにしておらず、会見もしない方針としているため、現在も国分さんは一体何をしたのか真相はハッキリせず、それによってネット上では、公にできないほど非常に悪質な行為を繰り返していたのではないかとの憶測が飛び交い、より状況が悪化する事態となっています。
そうした中で、TOKIOは25日にグループ解散を電撃発表し、関係各所との調整などが終了次第、株式会社TOKIOも廃業することを明らかにしました。
また、国分太一さんを番組に起用していたテレビ・ラジオ局は、番組からの降板や冠番組の打ち切り終了を相次いで発表し、国分さんの芸能界引退説も浮上しています。
日本テレビは、TOKIOの解散発表後すぐに鉄腕DASHの放送継続を改めて発表し、城島茂さんと松岡昌宏さんには引き続き番組への出演をお願いしていくとしています。
しかし、週刊ポストによると、国分太一さんのコンプライアンス違反行為が“セクハラ事案”だと報じられて以降、空気が一変して「局内ではすでに“大改編”の噂が上がっている」としています。
日本テレビ系の制作スタッフは、「今すぐの打ち切りは考えにくいが、性的トラブルと報じられて局内の空気が変わった。フジテレビの騒動もありましたからね。問題ないと言っても、国分さんがハラスメント行為に及んだ状況を止められなかった責任を問われる可能性はある」
と語っています。
国分太一さんのコンプライアンス違反だけでなく、国分太一さんの降板や視聴率低下も打ち切り説浮上の背景にあるといい、「TOKIOのメンバーはすでに3人。地方ロケが多いため、番組制作が回らない状況もあった。昔は視聴率王でしたが、最近は同時間帯の『千鳥の鬼レンチャン』(フジテレビ系)に若い視聴者を奪われかつての輝きはない。数年前から“準レギュラー”扱いで若手アイドルを投入して番組を成立させている状況だった。国分さんの降板とTOKIOの解散を機に内容やメインキャストの刷新の可能性は高い」
と指摘しています。
週刊ポストは真相を確かめるため、日本テレビに対して番組の今後や出演者変更について聞くと、「番組の名称や国分さん以外の出演者に変更の予定はございません。企画内容等は常に検討しております」と回答したとのことです。
鉄腕DASHは、2018年に山口達也さん、2021年に長瀬智也さんがTOKIOを脱退して以降、後輩タレントたちの出演機会が激増しており、これまでに『Aぇ!group』の草間リチャード敬太さん、『SixTONES』の森本慎太郎さん、『SUPER EIGHT』の横山裕さん、『Travis Japan』の松田元太さん、『なにわ男子』の藤原丈一郎さん、『timelesz』の松島聡さん、『Number_i』の岸優太らが出演しています。
<↓の画像は、鉄腕DASH出演の元TOKIOの3人と後輩たち>
若手タレントの起用は番組の視聴率アップも狙ったものとみられているのですが、長寿番組の宿命とも言えるマンネリ化などによって徐々に視聴率が落ちていて、ピーク時には平均世帯視聴率が20%を超えることも珍しくなかったものの、現在は世帯視聴率が8~9%、個人視聴率は6%、コア視聴率(13~49歳の個人視聴率)は4%弱で推移しています。
現在も同時間帯トップクラスの数字をキープしていますが、裏番組『千鳥の鬼レンチャン』(フジテレビ系)が数字を伸ばして肉薄しており、見逃し配信サービス『TVer』のお気に入り登録者数も、27日正午時点で鉄腕DASHが43.5万人、千鳥の鬼レンチャンが40.6万人と、差はわずかとなっています。
こうした状況にあるため、以前から鉄腕DASHも大幅なテコ入れが必要だと指摘されていた中で、国分太一さんがまさかのトラブルで番組を急遽降板となり、その直後の放送では提供表示されたスポンサー数が普段の半分以下となり、CM出稿停止によってACジャパンのCMが複数回流れるという異変がありました。
一連の騒動が原因でTOKIO全体のイメージが悪化し、番組にも悪影響が及ぶ事態となっているため、なるべく早い段階でテコ入れしないと、深刻な視聴者離れが起こる可能性もありますが、国分太一さんの番組降板やTOKIOの解散を経て、今後どういったテコ入れをしていくのか見ものですね。
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- https://www.news-postseven.com/archives/20250627_2049301.html
- https://www.dailyshincho.jp/article/2025/06271104/
- https://www.dailyshincho.jp/article/2025/06121101/
- https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/349794
散々金掛けて育てた番組の最後が出演者の不祥事で終わるなんて最高だね!