田中樹が舞台『ぼくらの七日間戦争2025』で兄弟共演解禁の理由。単独初主演作で家族に恩返し?

2025年6月10日（火）15:45

SixTONES田中樹

『SixTONES（ストーンズ）』の田中樹さん（たなか・じゅり 29歳）が、8月24日開幕の舞台『ぼくらの七日間戦争2025』で主演を務め、この舞台には兄で俳優・歌手の田中彪さん（たなか・ひょうが 33歳）が出演するほか、一番上の兄・田中一成さん（たなか・かずなる 49歳）がチーフプロデューサーを務めることで注目を集めています。

『ぼくらの七日間戦争』は、昨年4月に亡くなった小説家・宗田理さん（そうだ・おさむ享年95）の同名小説が原作で、1988年に実写映画化され、宮沢りえさん(52)は今作で女優デビューしました。

その後もアニメ映画化や舞台化もされている人気作品で、今年は原作が刊行されてから40年の節目となっています。

そして、3年ぶりに上演される『ぼくらの七日間戦争2025』では田中樹さんが主演を務め、田中彪さんのほかに、上遠野太洸さん、佐野ひなこさん、山崎裕太さん、金子昇さん、大林素子さん、伊藤かずえさん、比企理恵さん、遠山俊也さん、風間トオルさん、野々村真さんらの出演が発表されています。

＜↓の画像は、舞台『ぼくらの七日間戦争2025』出演者の写真＞
田中樹の主演舞台『ぼくらの七日間戦争2025』出演者の画像

田中樹さんが舞台で単独主演するのは今回が初で、「舞台で初めての単独主演ということで、大変うれしく思っております。久しぶりの舞台での仕事が、この受け継がれてきた歴史あるすばらしい作品であることに緊張もしていますが、観にきてくださるみなさんに楽しんでいただけるよう、一生懸命取り組み、自分自身も楽しんで臨めるよう頑張ります。ぜひ劇場で生の空気を感じていただけたらと思います。」とのコメントを発表しています。

上演日程は、8月24日～9月2日に東京建物 Brillia HALL、9月10日～18日に大阪・箕面市立文化芸能劇場大ホール、同24日～28日に京都劇場、10月2・3日に愛知・東海市芸術劇場大ホール、同24日～28日に熊本城ホールメインホール、11月7～9日に東京凱旋公演を行う予定となっています。

10日発売の週刊誌『週刊女性』によると、田中樹さんと田中彪さんの兄弟共演が実現した理由は、田中一成さんが代表を務める芸能事務所『株式会社T-gene』が舞台の製作委員会に入っていて、チーフプロデューサーも担当していることにあるといいます。

＜↓の画像は、田中家・5人兄弟の写真＞
田中家（長男・田中一成、三男・田中彪、五男・田中彗、四男・田中樹、次男・田中聖）
(左から) 長男・一成さん、三男・彪さん、五男・彗さん、四男・樹さん、次男・聖さん

また、田中樹さんは兄弟に恩返しをしたいとの思いもあり、舞台出演を決めたのではないかとし、「樹さんは、ジャニーズJr.として旧ジャニーズ事務所に入ったときは、“田中聖の弟”として注目を浴びました。（中略）まず、世の中に自分を知ってもらうということの重要性を痛感しているのでしょう。」「SixTONESの田中樹として、ドラマやバラエティで活躍するようになり、（元KAT-TUNの）“田中聖の弟”という肩書きから独り立ちしたいま、今度は自分の持てる力を使って、兄弟の人気を引き上げたいのでは」と、芸能プロダクション関係者は語っています。

そして、田中家の兄弟3人が同じ舞台で揃うこと等に対してネット上では、

樹くん、偉いなと思っちゃった　なんかめちゃくちゃ良いですね　応援してます
兄がああゆう事件おこしてると、いろいろ言われる事もあると思うけど、樹くんらしく頑張ってほしい
樹が家族を大切にしてるのわかってるけど、樹を使ってお金を稼ごうみたいなのはやめてほしい。
舞台当選したけど、入金ギリギリまで迷った。兄弟絡んでるの？なんか急に「田中家商売」って感じがして、嫌だった。
田中家　男5人兄弟　パパもママも含めて仲良し家族だよね　聖はホント残念、更生して欲しいな　才能もあるし、根は悪い人じゃないと思ってる
聖がいたから、今の樹があるのも一つの事実。良くも悪くも一生ついてくる。でも、今の樹になるまで必死にやって来て認められて今に至ってるのも事実。
家族仲がいいのはファンは知ってる事だけど、初主演の舞台に家族が絡んでくるのは頂けないなと思ってる。
田中家は凄いよ。兄弟仲良しでこんな舞台までやってしまう　樹担としてこれからのSixTONESも推して行くし田中家の今後の活躍も見守りたいです

などの声が上がっています。

田中家は家族全員仲が良く、度重なる薬物事件で現在服役中の田中聖さんもかつて自身のSNSなどで、頻繁に家族に関する投稿をしていたほか、YouTubeなどでも共演していました。

また、末っ子で今年芸能界入りが判明した田中彗さん（たなか・すばる 25歳）が二松学舎大学附属高校の野球部時代に、夏の甲子園で登板した際には現地に応援に行き、その姿がスポーツ紙に取り上げられるなどして大きな注目を集めました。

田中樹さんはジャニーズ入る1年前の2007年に、田中聖さんが主演したドラマ『特急田中3号』（TBS系）にゲスト出演し、ジャニーズ入り直後に出演した『Hey! Say! JUMP』のライブでは、聖さんと共にKAT-TUNのデビュー曲『Real Face』を披露するなどし、入所直後から注目を集める存在でした。

現在の活躍は当然、本人の努力や実力による部分が大きいとは思いますが、兄弟からも様々な恩恵を受けて今に至っているのも間違いないことで、田中家ではいま一番の売れっ子となり、兄たちに恩返しをしたいとの思いは強いのかもしれません。

兄弟の舞台共演を巡っては否定的な声もあり賛否両論となっていますが、これから兄弟共演が激増し、公私混同ぶりが目に余るようだと問題だと思うものの、たまに舞台などで共演する程度であれば良いのではと思いますし、田中彗さんはインタビューで一番仲が良いのは樹さんだと明かしているので、2人の共演もいつか見てみたいものですね。