木村拓哉が今年の日本アカデミー賞で最優秀主演男優賞に? 山下智久も有力候補も困難な裏事情? 検察側の罪人ヒットも…

木村拓哉

木村拓哉さんと嵐・二宮和也さんが共演の映画『検察側の罪人』(原田眞人監督)が公開されてから早1ヶ月が経過し、先週までの累計興行収入は23億円となっており、25億円超えはほぼ確実となっています。

大ヒットとまでは言えないものの、そこそこの興行成績となっており、2015年公開の木村拓哉さん主演映画『無限の住人』(三池崇史監督)の興行成績比較すると、『無限の住人』は最終興行収入9億6500万円で、『検察側の罪人』は現時点で2.5倍近い興行収入となっています。

また、木村拓哉さんの演技もまずまずの評価を受けており、週刊誌『週刊新潮』のWeb版『デイリー新潮』も木村さんの演技が高く評価されていることを伝えています。

記事では映画を鑑賞した40代男性が、「木村と二宮のダブル主演というのがアイドル映画っぽくて嫌だと思っていたので、余計に驚きました」「テレビでおなじみの“キムタク演技”は完全に封印されていました。45歳という実年齢に相応しい検事役を、抑えたトーンで演じきったと思います。切れ者の上司として部下に慕われるところも、エリートらしい性格の悪さも、家庭問題で困惑する父親の顔も、いずれもリアルなものとして伝わってきました。木村拓哉の新境地と言ってよく、映画賞レースがどういう結果になるか楽しみにしています」と、これまで貶されることが多かった木村拓哉さんの演技を非常に高く評価しています。

このように評価も上々ということもあって映画賞の獲得に大きな注目が集まっており、木村拓哉さんは『日本アカデミー賞』の最優秀主演男優賞の獲得を狙っているという噂も出ています。

この噂を報じている『週刊女性』の記事では、「SMAPも解散して、年齢的にもアイドルで続けてやっていくのは難しい。後輩のニノやV6の岡田准一クンはすでにアカデミー賞をとっていて、俳優としても評価されています。木村クンも今後は“俳優として評価されたい”と考えていて、“なんとしてでもアカデミー賞が欲しい”と意気込んでいるみたいです」と芸能プロダクション関係者が語っています、

しかし、木村拓哉さんが『日本アカデミー賞』で賞を受賞するのは非常に難しいと『デイリー新潮』は報じており、その理由は2006年に主演した映画『武士の一分』(山田洋次監督 最終興行収入41.1億円)で、木村さんは優秀主演男優賞に選ばれたのですが、ジャニーズ事務所側が「最優秀賞を競う場には出させたくない」と言う理由で辞退したことにあるようです。

<↓の画像は、木村拓哉さん主演映画『武士の一分』>
映画『武士の一分』

ジャニーズ事務所はこの他にも、『日本レコード大賞』などの賞レースへの参加を辞退しており、この背景には事務所内で「所属タレントに優劣をつけない」という方針があるためで、ランク付けするようなことには自主的に参加しないというスタンスでした。

ですが、ジャニーズ事務所も2015年以降に方針転換を行い、2015年開催の『第38回日本アカデミー賞』ではV6・岡田准一さんが大ヒット作『永遠の0』(山崎貴監督 最終興行収入87.6億円)で最優秀主演男優賞、さらに役所広司さん主演『蜩ノ記(ひぐらしのき)』(小泉堯史監督 同11.2億円)では、最優秀助演男優賞を受賞し、岡田さんはこの年に最優秀主演&助演賞をW受賞しており、男優でのダブル受賞は史上初の快挙でした。

その翌年の『第39回日本アカデミー賞』では、吉永小百合さんと二宮和也さんW主演『母と暮せば』(山田洋次監督 最終興行収入19.8億円)で、二宮さんが最優秀主演男優賞を受賞しました。

2年連続でジャニーズタレントが受賞を果たしていることから、来年は木村拓哉さんがと思ってしまうのですが、やはり2007年の『日本アカデミー賞』を辞退したことがシコリになっているようで、「2007年に辞退した際、『日本アカデミー賞に泥を塗られた』と感じた会員はかなりの数に上りました。その記憶は、いまだに生々しいものなのです」と映画ライターが明かしています。

記事ではさらに、7月に公開された山下智久さん主演の『劇場版コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命』は、16日までに累計興行収入が約89億円という大ヒットを記録しているのですが、山下さんも賞を獲得するのは難しいといいます。

『劇場版コード・ブルー』が記録している数字は、『シン・ゴジラ』『ROOKIES-卒業-』『HERO』『花より男子ファイナル』『THE LAST MESSAGE 海猿』『踊る大捜査線THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ』『るろうに剣心 京都大火編』など、これまでにヒットを記録した実写映画を抜いて歴代興行収入50位にランクインしており、現時点で今年最大のヒット作品となっています。

もしも累計興行収入が100億円を突破した場合、邦画実写としては2003年公開の『踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』(最終興行収入173.5億円)以来の記録となります。

ここまでの大ヒットになっているため、木村拓哉さんよりも山下智久さんの方が『日本アカデミー賞』の最優秀主演男優賞に相応しい気もしますし、これだけのヒット作をスルーすることは当然出来ないとみられるのですが、山下さんが選ばれる可能性もかなり低いと予想されています。

それは『コード・ブルー』がフジテレビの作品で、フジテレビなどが製作に関わっているためで、『日本アカデミー賞』は1978年にスタートした当初から日本テレビが密接に関わり、授賞式の模様を独占放送するなどしているため、フジテレビ製作作品が受賞するのは難しいのではないかと映画ジャーナリストが語っています。

『デイリー新潮』はこのように報じているのですが、『日本アカデミー賞』は一応、他局が製作に絡んでいる作品も含めて審査を行っており、2012年に最優秀主演男優賞に選ばれた阿部寛さんは、フジテレビが製作に絡んでいる『テルマエ・ロマエ』でノミネートし、2016年に同賞を受賞した佐藤浩市さんもTBSが製作に絡んだ『64-ロクヨン-前編』でノミネートしているので、山下さんが最優秀主演男優賞を受賞する可能性はゼロではないとみられます。

一方の木村拓哉さんは一度事務所側の都合を理由に断ったため、『日本アカデミー賞』側も何としてでも受賞させないために断固とした態度を取るのではないかとみられていますが、そこは日本テレビと密接な関係にあるジャニーズ事務所が上手く根回しを行えば解決する可能性はあり、木村さんが選ばれる可能性は十分あるのではないでしょうか。

もし木村拓哉さんが受賞した場合、ファンからは歓喜の声が上がる一方で、ネット上などでは批判的な声が噴出するという展開が予想でき、デキレースなどの指摘も寄せられそうな気がしてなりませんが、今年はどの作品が、誰が各賞に選ばれ、どういった争いになるのか注目したいところですね。

参照元
  • https://www.dailyshincho.jp/article/2018/09240731/
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