ブルーモーメント続編化決定も撮影取りやめ? 中居正広のトラブルが山Pの主演ドラマの劇場版にも影響か…

“山P”こと山下智久さん主演ドラマ『ブルーモーメント』（フジテレビ系）の映画化が計画されていたものの、フジテレビを巡る一連の騒動が原因で白紙が決定したと『ピンズバNEWS』（双葉社）が伝えています。

ブルーモーメントは、漫画家・小沢かなさんの同名漫画が原作で、気象災害に命懸けで立ち向かうSDM本部（特別災害対策本部）の活躍などを描いた内容となっており、見逃し配信サービス『TVer』ではお気に入り登録者数が95万人を突破し、同期放送のドラマでは2位にランクインするなど人気を得ていました。

そして、連ドラの最終回では続編があることを示唆する内容となっており、山下智久さんもインタビューでブルーモーメントの映画化について聞かれると、前向きな姿勢を見せていました。

ドラマ終了から1年経って今年4月に週刊誌『女性セブン』は、ブルーモーメントの映画化が正式決定し、年内にもクランクイン予定としていました。

しかし、フジテレビの一連の騒動が原因で映画化が暗礁に乗り上げているとの話もあるとし、山下智久さんは撮影に伴うリスクに対して慎重な姿勢を見せ、契約内容や条件面についてフジテレビ側と話し合いを重ねていた中で、一連の騒動が勃発したそうです。

これを受けて山下智久さん側が判断を保留したことで映画化が暗礁に乗り上げ、すでにスケジュールを押さえていた他の出演者たちは困惑しているとのことでした。

この報道からさらに2ヶ月経ち、ブルーモーメントの映画化が白紙になったとの情報をピンズバNEWSが新たに伝えており、その理由について芸能プロダクション関係者は「彼が日本以上に人権意識の高い海外で活動していることが言われています」としています。

山下智久さんは2020年10月をもって旧ジャニーズ事務所を退所後、海外での活動により力を入れていき、海外の高級ブランド『BVLGARI（ブルガリ）』や『Dior（ディオール）』などのアンバサダーも務めています。

そうした仕事との関係から、中居正広さんの性暴力トラブルで大揺れとなっているフジテレビとは一旦距離を置き、映画への出演も見送る形になったそうです。

前出の芸能プロ関係者は、「この状況下でフジテレビからの新規オファー、しかも主演映画の依頼を引き受けることで、今後、海外での仕事に支障が出てしまう可能性はゼロとは言えません」としたうえで、山下智久さんも続編に意欲を見せていただけに苦渋の決断だったのではないかと推測しています。

ピンズバNEWSは真相を確かめるため、ブルーモーメントの映画化が白紙になったのは事実か聞くと、「製作の詳細についてはお答えしておりません」と回答したとしています。

この報道を受けてネット上では、

• 映画化白紙なったの普通にキツイ…
• 山ピーかわいそう
• ではコードブルーやろうぜ！
• フジTV系のドラマの映画化だもんな　イメージ悪くなるだけだし出たくないよね
• ドラマもそんなに当たってなかったし、わざわざコケる映画に出たくないって断っただけでしょ

などの声が上がっています。

山下智久さんが主演した作品では、NHKドラマ『正直不動産』の映画化が決定し、来年に公開予定となっており、これに続いてブルーモーメントの劇場版にも大きな期待が寄せられていました。

フジテレビは2018年に、山下智久さんが主演のドラマ『コード・ブルー －ドクターヘリ緊急救命－』を映画化し、最終興行収入は同年の興行収入ランキングでトップとなる93億円の大ヒットを記録しており、ブルーモーメントも映画化を視野に制作していたとみられ、ドラマ終了時点で映画化が決定済みだと『女性自身』は伝えていました。

フジテレビは放送収入が減少する中で、少し前からドラマの映画化に力を入れ、直近では木村拓哉さん主演ドラマ『教場』シリーズの映画化を発表し、この他にも織田裕二さん主演『踊る大捜査線』シリーズの最新作『踊る大捜査線 N.E.W.』の制作も決定し、長澤まさみさん主演の『コンフィデンスマンJP』シリーズの劇場版4作目が来年に撮影予定とも囁かれています。

そして、昨年時点で映画化が決定していたと噂のブルーモーメントは、山下智久さん側が断って白紙になったとのことですが、あくまでも現状を受けての対応とみられ、タイミングを見計らって今後また映画化の話が出てくる可能性はあるでしょうし、とりあえず続報に注目したいですね。