中居正広が第三者委員会の性暴力認定巡り、釈明と証拠の提示再要求。騙し討ちの内容に本人は愕然、守秘義務違反等訴える
中居正広さんの弁護団が30日に、フジテレビの第三者委員会に対して予告通り新たな声明を発表し、3月末に公表された調査報告書によって、中居さんの名誉、社会的信用が喪失された事実は看過できないとし、名誉・社会的信用の回復のために逸脱した問題点の撤回など、第三者委員会ができるあらゆることを要求すると訴えています。
中居正広さんの弁護団が第三者委員会に釈明を求めているのは4点で、1つ目は『WHO(世界保健機関)』が定める「性暴力」の定義を用いて、中居正広さんが元フジテレビアナウンサー・Aさんにした行為を「性暴力」だと“レッテルを貼った”ことで、これは重大な人権侵害だとしています。
2つ目は、中居正広さんとAさんのトラブルを「フジテレビの業務の延長線上で発生した」と認定したことで、調査報告書では「業務の延長線上」についての具体的な定義などを示していないと指摘しています。
中居正広さんとAさんの間では雇用・指揮監督関係、上下の業務的権限関係は存在しなかったとし、トラブルが起こる前には、「複数回の会食の機会があり、中居氏と彼女は家族やプライベートの出来事に関して様々なやりとりもあり、メールで『勇気づけられた』等のお礼をもらうような関係でもありました。」
と、仕事とは関係がない私的なやり取りをしていたと明かしています。
なお、第三者委員会は調査報告書の中で、「業務の延長線上」で起きたトラブルだと判断した理由について、中居正広さんとAさんは番組で共演後にプライベートでの関係は無く、フジテレビにとって中居さんは有力な取引先で、一方のAさんは入社間もない社員で「圧倒的な権力格差が存在していた」ことを挙げています。
そして、トラブル当日のやり取りでは中居正広さんがAさんに対して「メンバーの声かけてます」(原文ママ)などと、これまでの会食に同席していた当時フジテレビの編成幹部・B氏など、フジテレビ関係者も参加すると思わせるようなメッセージを送っており、最初からプライベートな食事(デート)だと思わせる内容ではなかったことを挙げ、トラブル当日の食事会が「業務の延長線上」だとAさんが認識するのは当然だとしています。
3つ目は、第三者委員会の調査範囲についてで、同委員会は中居正広さんの前代理人弁護士に対して「2人の密室で何が行われたかが直接の調査対象ではなく、その前足と後足(トラブル前後の客観的状況)が大事と考えております」と通知していたにも関わらず、調査報告書ではトラブル当日のことを「本事案」とし、勝手に調査対象を変更して一方的に性暴力だと断定されたとしています。
中居正広さんは調査範囲の変更を聞かされていなかったといい、「自由心証を逸脱した『だまし討ち』に等しい」「2023年6月2日のことを、中居氏に適正な手続を踏ませることなく性暴力と誤認し、さらにこれを積極的に世間に晒したことに、中居氏は『愕然とした』『驚愕だった』と述べています。」
と訴えています。
4つ目は、中居正広さんとAさんの間で交わした守秘義務対象の誤認などについてで、第三者委員会は一連の問題を調査するにあたり、守秘義務の範囲を事前に確認することなく、「中居氏と相手方女性との間の守秘義務対象を誤認し、中居氏と相手方女性との守秘義務の範囲内である秘匿情報を本調査報告書の公表版に無断掲載し、公表しました。」
と指摘しています。
守秘義務解除にかかる費用の有無などの確認も一切なかったとし、「中居氏が『守秘義務解除に応じなかった態度』を不利益評価の根拠としたことは、貴委員会の守秘義務違反やプライバシー侵害に当たる可能性のある極めて重大な問題」
だと糾弾しています。
Aさん側がもし、守秘義務に該当する部分の公開に同意していたのだとすれば、守秘義務違反に該当することから、情報公開に同意したとは思えないとし、「当事者に確認もせずに、勝手に守秘義務の範囲を誤って捉え公表したことにより、貴委員会が中居氏及び相手方女性の合意について、権利侵害をおこなったことを意味するのであり、明らかに貴委員会の落ち度であるといわざるを得ません。」
とも指摘しています。
加えて、中居正広さんは今年3月に第三者委員会のヒアリングを受けた際に、守秘義務の範囲も含めて確認してほしいと求め、証拠の提示もしたものの、「その証拠は要しないとして、見ることすら断った」としています。
中居正広さんの弁護団によれば、中居さんとAさんの間では「一般的に規定されるものよりも強い守秘義務が課せられていた」としています。
それによって、中居正広さんが今年1月に公式サイトで謝罪コメントを出すにあたり、作成した文章の内容をAさん側に確認してもらったところ修正が入り、中居さんはそれを受け入れたうえで公式サイトで、「トラブルがあったことは事実です。そして、双方の代理人を通じて示談が成立し、解決していることも事実です。解決に至っては、相手さまのご提案に対して真摯に向き合い、対応してきたつもりです。このトラブルにおいて、⼀部報道にあるような手を上げる等の暴力は⼀切ございません。なお、示談が成立したことにより、今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました。また、このトラブルについては、当事者以外の者の関与といった事実はございません。」
とのコメントを発表したそうです。
弁護団は修正前の文章も確認し、「相手女性側代理人からの修正要求によって、中居氏本人の本来の意図が伝わらず、誤解を招きかねない文章になってしまった」
との見解も示しています。
そして、弁護団は中居正広さんの人権救済を目的に、調査報告書の作成に使用した全てのヒアリング記録やその他の関連資料、性暴力認定に至った証拠や関連する資料を、6月6日までに開示するよう要求しています。
こうした声明発表を受けて、Aさん側の弁護士は『日刊スポーツ』の取材に対して、「当時の中居氏の代理人と女性A代理人とのやりとり等の経緯について言及されている部分は、事実と異なるものであり、看過できないと考えております」「報道機関に公表する文書において、あえて中居氏がこのような言及を行ったことは、女性Aに対するさらなる加害(二次加害)に他ならないと代理人としては考えています。」
と激怒しています。
また、中居正広さん側の新たな声明にネット上では、
- 開示請求→お断り これいつまで続くんだ
- 結局なにがしたいわけ? 今さらどう転んでも名誉回復はないし、蒸し返せば蒸し返すほど表は歩けないままの状態が長引くだけ
- なんでヒアリングの開示請求が通ると思ってんの? 守秘義務があるからフジ内部の人は喋ったんだし
- 「複数回の会食の機会があり、中居氏と彼女は家族やプライベートの出来事に関して様々なやりとりもあり、メールで“勇気づけられた”等のお礼をもらうような関係でもありました」
2人が連絡先交換したのが確か事件の数日前だったと思うけど、もっと前だったってことか?
交換してたった数日でのやり取りなら、表面的あるいは仕事上の社交辞令というものであり、親密さとは別物と考えるのが妥当 - 女性と以前から親しいやり取りがあったのなら、わざわざ嘘を付いてまで誘う必要があったの?
また、同僚や上司へのメールでも、尊敬してるとか勇気づけられたとか、そういう内容で送る時は普通にある。
名誉を回復したいのなら、守秘義務を解除して第三者委員会の聞き取り調査でどう答えたか言えばいいと思う。 - 中居氏側代理人もいちいちオープンにしないで、第三者委員会側と直接やり取りすればいいのに。
何か毎回「期日までに」って言ってるけど、それも毎回先にズレてきてるし。世間の風向きを変えたいなら直接裁判して、こうなりましたって発表した方が早いと思う。
一番手っ取り早いのは、守秘義務を解除して中居氏側が何もかもを明らかにすることだと思うけど
などの声が上がっています。
中居正広さんとしては、第三者委員会に「Aさんが業務の延長線上で、中居さんから性暴力を受けた」と認定されたことや、守秘義務範囲内の事柄を世間に晒したことを問題視し、これらはプライバシー権などの人権侵害にあたるものだと訴え、中居さんの名誉・社会的信用の回復に向けてできる限りの対応をしろと求めているのですが、これもまた拒否される可能性が高いでしょうね。
第三者委員会は、トラブル当日に何があったのかについては調査対象外とまでは言っておらず、あくまでもその前後に何があったのかが大事だと伝えたまでで、そして中居正広さんとAさんの間には守秘義務があるものの、第三者委員会は義務を負っておらず、周囲の関係者から得た証言、証拠などの客観的事実をもとに「同意のない性的な行為」があったと判断しています。
そして、第三者委員会もフジテレビとフジ・メディア・ホールディングスに対して守秘義務を負っていて、一部関係者に公開することは独立性・中立性を損なう結果になると先日回答しており、いくら重箱の隅をつつくように第三者委員会の問題点を列挙し、批判を続けても証拠資料などの公開に応じることはないと思います。
そのため、性暴力などはしていないとするならば守秘義務を解除し、一体何があったのかについての説明をするしかないのではと思いますが、とりあえず新たな声明を受けて、第三者委員会サイドはどういった回答をするのかに注目ですね。
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- https://tmlo2025.com/20250530-1300.pdf
- https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202505300001235.html
そもそもこの騒動の原因は中居
中居が悪い
中嶋優一に話させろ、と言ったほうが効果的だろうに
中居正広自身が 性暴力 と認定された事に
既に、引退していながらも不服があるなら
その言い分をフジテレビと第三者委員会の代表を招き、中居正広自身が一連の問題を起こした男としてお詫びの気持ちを込めて公の場で
謝罪記者会見 を絶対に開くべきだ!
それすら行なう勇気が無いならば、ただの自分勝手な子供レベルの ワガママ野郎だ!
相手を何度傷付けたらこの人は。
本当に自分のことしか考えてない
性暴力は殴るだけが暴力じゃない
なぜ?今更?は?
あなたは
「さようなら」と逃げましたよね!
それが全てでは?
第三者委員会も正しくないと私は思うが、性暴力が本当なら何度反論しても無駄だよ?