フジテレビ山本賢太アナが賭博事件で書類送検。オンラインカジノに大金注ぎ込みギャンブル依存症か。幹部社員の関与判明

2025年6月24日（火）12:33

フジテレビの山本賢太アナウンサー(27)が、オンラインカジノでの違法賭博行為によって、書類送検されたことが発表されました。

警視庁保安課によると、山本賢太アナは昨年5～7月にかけて、海外のオンラインカジノサイト『Mystino（ミスティーノ）』にアクセスし、バカラ賭博に約640万円を賭けた疑いが持たれており、昨年2月から合計約1,250万円を入金し、収支はマイナス400万円だったとのことです。

＜↓の画像は、書類送検された山本賢太アナ＞

山本賢太アナは任意の事情聴取に対して、「動画配信サイトやテレビで広告が流れており、違法ではないと考えていた」「空き時間があればカジノサイトにログインしていた。道を歩いている時ですら、何も考えず無の状態で賭け事をしていた」「賭け金の総額は2,000万円くらいだったと思う。積み重ねた信頼を一瞬で壊してしまったことに深く反省している」などと供述し、容疑を認めているといいます。

警視庁は山本賢太アナを単純賭博（法定刑：50万円以下の罰金または科料）容疑で書類送検し、検察に起訴を求める「厳重処分」の意見書を付けたことも明らかにしています。

フジテレビは山本賢太アナの書類送検を受けて、「視聴者の皆様にニュースなどをお伝えする立場にありながら、違法行為を行っていたことについて重く受け止めています。今後厳正に対処したいと考えています」とコメントしています。

フジテレビ・山本賢太アナの書類送検報道

23日には、『ぽかぽか』（フジテレビ系）で総合演出、制作統括を務めていたフジテレビ・バラエティ制作部の企画担当部長・鈴木善貴容疑者(44)が、オンラインカジノで常習的に賭博行為をしていたとして、常習賭博（法定刑：3年以下の拘禁刑）容疑で逮捕されました。

＜↓の画像は、逮捕されたフジテレビ幹部社員・鈴木善貴容疑者＞

フジテレビ幹部社員が常習賭博事件で逮捕。オンラインカジノに1億円超え入金か。『ぽかぽか』総合演出がトラブル起こす

警視庁によると、鈴木善貴容疑者の違法賭博事件を捜査している過程で、山本賢太アナの関与も浮上したといい、取り調べに対して山本アナは「鈴木容疑者から教えてもらった」と話しているとしています。

フジテレビ入社5年目で、“ヤマケン”の愛称で親しまれている山本賢太アナは、鈴木善貴容疑者が手掛ける『ぽかぽか』の曜日レギュラーを務めているほか、『サン！シャイン』、『すぽると！』、『発掘！スタートアップヒロミのおはようミーティング』など、複数の番組を担当していました。

しかし、5月下旬ごろから突然担当番組から姿を消し、その理由説明も特に無かったことや、今月8日放送の特番『オールスター合唱バトル2025』では出演者リストから名前が消され、オンエアでは顔が映らないように不自然な編集が行われていたため、消えた理由を巡って様々な憶測が飛び交っていました。

そうした中で、週刊誌『週刊女性』のWeb版『週刊女性PRIME』が、山本賢太アナがオンラインカジノでの違法賭博疑惑で事情聴取を受けたとの情報を伝え、この報道後にフジテレビは公式サイトで「山本賢太が、過去にオンラインカジノを利用していたことが判明しました」と公表し、これにより番組出演を見合わせていることを明らかにしました。

山本賢太アナもコメントを発表し、「様々な情報をお伝えする立場にある者として極めて不適切な行動であったことを、深く反省しております。自らの浅はかな判断によって、信頼を損なう結果となり、言葉では尽くせぬほどの後悔と恥ずかしさを感じております。今後、同じ過ちを繰り返すことのないよう、自らを厳しく律してまいります」と反省しています。

『週刊ポスト』の取材によると、山本賢太アナは鈴木善貴容疑者と同様に元々ギャンブル好きで、周囲にはカジノ好きであることを公言していたそうで、「休みがあればすぐ韓国」と言うほど韓国のカジノにドハマりしていたとのことです。

そして、2023年からスタートした『ぽかぽか』で鈴木善貴容疑者と繋がり、本人曰く合計2,000万円も注ぎ込んでいたというのは驚きです。

ちなみに、鈴木善貴容疑者は警視庁の取り調べに「自分はギャンブル依存症」と語り、昨年9月から今年5月にかけて1億円以上を注ぎ込んでいたことや、フジテレビの調査にはウソをついて厳しい処分を免れ、その後も賭博行為を続けていと報じられています。

これによって鈴木善貴容疑者は常習賭博容疑で逮捕となった一方、山本賢太アナは単純賭博容疑となっているのですが、いずれにしても略式起訴（起訴）となれば罰金刑が下されて前科持ちとなります。

これは様々な事件などの報道に携わるアナウンサーとしては致命的で、他部署への異動によって“アナウンサー引退”の可能性も十分あるのではないかと思いますが、フジテレビが今後どういった対応をするのかも見ものですね。