JO1メンバーが警察沙汰トラブル。鶴房汐恩が活動休止の理由は違法賭博、事務所の対応に批判も噴出

オンラインカジノを利用し違法賭博に関与していたとして、ボーイズグループ『JO1（ジェイオーワン）』のメンバー・鶴房汐恩さん（つるぼう・しおん 24歳）が、単純賭博（法定刑：50万円以下の罰金または科料）の容疑で書類送検されたことが分かりました。

各報道によると、鶴房汐恩さんは今年に入って警視庁から任意の事情聴取を受け、単純賭博容疑で書類送検されたとのことです。

＜↓の画像が、書類送検されたJO1・鶴房汐恩さん＞

警視庁の発表によると、別の事件を捜査していた中で鶴房汐恩さんの関与が浮上し、鶴房さんは国内での利用が禁じられている海外のオンラインカジノサイト『K8』にアクセスし、ルーレットなどで賭博をしていたといい、利用金額は「（2023年12月から）9ヶ月間で約1,500万円入金し、収支はマイナス710万円」としています。

なお、送検容疑となったのは昨年5～6月の利用分で、ルーレットなどに約44万円を賭けた疑いです。

警視庁の取り調べに対して鶴房汐恩さんは、「もともとパチンコが好きで、インターネットで検索してオンラインカジノを知った。面白さや携帯でできる手軽さに惹かれ、一時期は、のめり込んだこともあった」「法律で賭博が禁止されていると知っていたが、オンラインカジノは大丈夫と思っていた。（昨年8月ごろに）ニュースで違法と知って足を洗った」などと供述しているといいます。

警視庁は検察に対して、起訴を求める「厳重処分」の意見書を付けて書類送検したとのことです。

JO1が所属する『LAPONEエンタテインメント』（吉本興業ホールディングス）は5月末に、鶴房汐恩さんが過去にオンラインカジノを利用していたことが判明したとして、「速やかに厳正な処分を行いました」と発表しました。

本人からは、「社会人としてのけじめをつけるべく一定期間の活動自粛」をしたいとの申し出があったそうで、6月9日まで10日間にわたり活動を休止し、活動自粛期間中には更生プログラムなどを受け、10日から活動を再開しました。

そんな鶴房汐恩さんが、賭博容疑で書類送検されたことが判明しネット上では、

• こりゃ紅白絶望的やな。もう少し活動自粛した方がいいと思う。
• 時効前だったか。吉本興業の場合、罰金刑が確定するまで自粛していたが、それに比べると「10日間の活動自粛」、送検前の復帰はかなり甘い。と言うか、ちぐはぐな印象。
• 謹慎解除して週末の万博関連イベントに出ないといけなかったのかな　このタイミングで書類送検されるとは思ってなかったのかも甘いな
• これ他の事務所だったら10日間の活動自粛だけじゃ済んでない気がする。無期限の活動休止くらいしそうだけど…。
  JO1好きだしアンチじゃないけど、10日間の活動自粛じゃそりゃ少し長めの連休って言われちゃうよな。
  事務所は何を考えて10日間の自粛にしたんだろう。もう少し考えたほうが良かったんじゃないか？

などの声が上がっています。

吉本興業では6人の芸人が、賭博罪の公訴時効が成立する3年以内に賭博行為をしていたことが判明し、2月末から今月上旬まで芸能活動を休止していました。

『M-1グランプリ』のファイナリストである『ダイタク』の吉本大さん、『ダンビラムーチョ』の大原優一さんら6人は、4月に単純賭博容疑で書類送検され、5月に略式起訴されて罰金10万円の有罪判決を受けました。

刑が確定したことを受けて吉本興業はそれぞれに厳重注意処分を下したほか、「今後二度とオンラインカジノを含む違法行為に及ばない旨の誓約書の提出を受けた」と説明し、活動再開という流れになっていました。

＜↓の画像が、オンラインカジノ利用で罰金処分を受けた吉本興業の芸人6人＞

一方でJO1の事務所は、鶴房汐恩さんが過去にオンラインカジノを利用していたことを公表しつつも、たった10日間の活動自粛だったことから、『令和ロマン』の高比良くるまさんのように、すでに公訴時効が成立しているのではとの見方もありました。

しかし、実際には昨年までオンラインカジノを利用し、約1,500万円も賭けていたといい、今後吉本芸人たちと同様に略式起訴もしくは起訴される可能性が十分あり、こうした刑事事件を抱えながら早期に活動を再開させるのは印象が悪いですし、問題が解決してから復帰するべきだったのではと思いますね。