長嶋茂雄が脳梗塞から21年で急死、長嶋一茂は絶縁状態で妹が葬儀取り仕切る。大谷翔平が写真公開から3ヶ月で突然の訃報

『読売ジャイアンツ（巨人）』の終身名誉監督で、「ミスタープロ野球」「ミスタージャイアンツ」などと呼ばれていた長嶋茂雄さんが、今日亡くなられたことが分かりました。89歳でした。

発表によると、長嶋茂雄さんの死因となった病名は「肺炎」で、3日午前6時39分に病院で息を引き取ったとのことです。

葬儀・告別式は近親者のみで執り行い、喪主は絶縁状態を公言している長男・長嶋一茂さん(59)ではなく、スポーツキャスターの次女・長島三奈さん(56)が務め、後日お別れ会を開くといいます。

＜↓の画像は、長嶋茂雄さんと次女・長島三奈さんの2ショット（2015年撮影）＞

• 長嶋一茂が父親・長嶋茂雄と絶縁激白…妹・長島三奈とも関係断絶状態の理由、深刻なトラブルが勃発で騒動の過去

長嶋茂雄さんは、アテネ五輪の日本代表監督を務めていた2004年に「脳梗塞（心原性脳塞栓症）」を発症し、これが原因で右半身マヒや言語障害の後遺症が残るも命に別状はなく、リハビリを重ねて表舞台に復帰し、2013年には元巨人の松井秀喜さんと共に国民栄誉賞を受賞しました。

その後も、胆石などの病気で入退院を繰り返しているとの報道もありましたが、2021年開催の東京五輪の開会式では、王貞治さん、松井秀喜さんと3人で聖火ランナーを務めるなど、病気を乗り越えて元気な姿を見せていました。

今年は3月に、巨人と『ロサンゼルス・ドジャース』のプレシーズンゲームが行われた際に東京ドームを訪問し、大谷翔平選手を激励するなどしていたのですが、肺炎で今日亡くなったことが発表されネット上では、

• マジか・・これは過去一番の衝撃だ・・合掌
• 仕事が手につかないわ…悲しすぎる
• まじかあ　ナベツネと長嶋同じ年に逝ったか
• 巨星、絶つ　どんどんレジェンドクラスがいなくなるな
• あの脳梗塞から21年かよく頑張ったわ
• これで本当に昭和が終わった感ある
• ミスターこそ永久に不滅
• ミスターありがとう。ミスターいなかったら絶対野球やってなかった
• 人柄がなぁとても良い感じだった　世代じゃないから監督時代しか知らないんだけど
• 長嶋三奈には本当にご苦労様と言いたい
• 大往生でしょう　ミスタープロ野球お疲れ様

などの声が上がっています。

長嶋茂雄さんは20年以上前に大病を患いながらもカムバックし、2022年にも転倒により軽度の脳出血を発症しましたが、早期に処置を行ったことで命に別状はなく、その後も表舞台に姿を見せていたものの、今年3月時点ではかなり痩せ細っていました。

＜↓の画像は、今年3月撮影の長嶋茂雄さんと大谷翔平選手の2ショット＞

長嶋茂雄さんは現役時代に、首位打者を6回、ホームラン王を2回、打点王を5回獲得し、1965～1973年にかけては王貞治さん等と共に巨人の9年連続日本一に大きく貢献し、通算成績は2,186試合に出場し、打率.305、2,471安打、444本塁打、1,522打点という輝かしい成績を残し、1974年10月の引退セレモニーでは「我が巨人軍は永久に不滅です」との名言を残しました。

現役引退後も巨人の監督として活躍し、1976・1977年にリーグ優勝に導き、1980年に一度監督を退任しましたが、1993～2001年に再び巨人の監督を務め、リーグ優勝3回、2度の日本一に導き、監督としての通算成績は1,982試合で1,034勝889敗59分け、勝利率.538となっています。

こうした成績からミスタープロ野球、ミスタージャイアンツなどと呼ばれ、天然なキャラクターでも多くの人に親しまれ、愛されていたプロ野球を代表するレジェンドで、大病を患いながらも長生きした方ではありますが、本当に寂しい限りです。

長嶋茂雄さんの御冥福を心よりお祈り申し上げます。