萩本欽一の言動が物議、生放送番組出演は限界か。24時間テレビのドラマ巡りトラブル、許可取りしたと日本テレビが反論する騒動も…

『24時間テレビ48 愛は地球を救う』（日本テレビ系）のコーナー「全日本仮装大賞 24時間テレビチャリティースペシャル」で、司会を務めたお笑いタレントの“欽ちゃん”こと萩本欽一さんの言動を巡り、視聴者の間で物議を醸しています。

『欽ちゃん&香取慎吾の全日本仮装大賞』では、萩本欽一さんと香取慎吾さん(48)が司会を務めていますが、香取さんは『新しい地図』のファンミーティングで北海道に滞在していることでVTRのみの出演となり、コーナーの司会は萩本さんと元日本テレビでフリーの羽鳥慎一アナウンサーが担当していました。

『デイリースポーツ』によると、萩本欽一さん(84)は審査員を務めた俳優・志尊淳さん（しそん・じゅん 30歳）の名前を「ちほう、ちへん…」と間違え、羽鳥慎一アナから訂正されるもボケなのかは不明ながら「ちそんさん」と呼び、その後も審査員のコメントに対して「長すぎ！」とダメ出したことで空気がピリつき、矢継ぎ早にコメントしていく形になり、羽鳥アナは「非常に審査員の方に緊張感が走っております」とその場の空気感を説明しました。

萩本欽一さんはその後も、スペシャルゲストとして登場した卓球女子の伊藤美誠選手に対しても「話が長い！」とツッコミ、伊藤選手は「すみません」と小さい声で謝罪し苦笑いしていたとのことです。

• 仮装大賞 24時間テレビチャリティーSPのワンシーン（X）

そして、番組の視聴者からは、

• ボケなのかガチなのかわかんなかったけど、見ててハラハラしてしまった
• あれは放送事故レベル
• 子役の子も一瞬でピリピリしてるの理解して、一所懸命に短い感想にしてて可哀想だった
• 少しも面白くなかったな。いじられて面白くしてくれるならいいけど、あれでは上田が気の毒
• 観ててハラハラしました！ 今の時代ではダメなやつなのではと思った。子役の子も一生懸命、空気を読んでたのが観てて分かった。慎吾ちゃんが居てくれたらまた違ったんだろうなぁー
• 欽ちゃんって出さなくて良いんじゃない？ みんなが気を遣ってまで出すのって芸能界の事情だろうけど。面白くないし。人のコメントを「長すぎ」とか失礼
• もう生放送は出ない方が良いと思う。昔からイジリはあったし、時間考えての発言かもしれないけど、正直見ていて怖かった
  上田晋也もやり過ぎだけど、同じくらいやり過ぎてたと思う　もうゆっくりして下さい
• 関根や小堺など弟子と呼ばれている人たちの欽ちゃんエピソードでも結構厳しいものがあったけど…。欽ちゃんも時代に置いていかれるのかな。

などの声が上がっており、物議を醸しています。

萩本欽一さんの「話が長すぎ」との指摘を受けて、大久保佳代子さんがコメントをパスするといったボケをはさみ、会場では笑いが起こっていたというものの、萩本さんの“暴走”を不快に感じた視聴者が多いようで、初期の認知症を疑う声もあります。

生放送ということで時間が押していたとも考えられますが、ボケなのか分からない言動によって共演者たちをあたふたさせ、その場の雰囲気を悪くさせていたことから、年齢的にも生放送はもう厳しいのではとの指摘や、隣に香取慎吾さんがいれば上手くフォローして笑いにできたのではという声もあります。

萩本欽一さんは昔から人をイジって笑いを生み出すことを得意とし、そして相手には瞬発力や機転を求める方なので、今回は審査員らにプレッシャーをかけて面白い発言を引き出そうとしたとも考えられますが、視聴者にはただ単に感じ悪い人に映ってしまった様子です。

萩本欽一さんは1年前にも『24時間テレビ』に関連する騒動を巻き起こしており、昨年の番組内で放送されたドラマ『欽ちゃんのスミちゃん～萩本欽一を愛した女性～』についてラジオで、事前に制作サイドから許可取りもなく勝手にドラマ化されていたと主張しました。

これに対して日本テレビの副社長は定例会見で「全てきっちり確認許可を経て、制作に取りかかっている」と主張し、萩本欽一さんの発言については「ご本人独特のおっしゃり方だと思います」「萩本さんのお怒りを買っている話は一切ありません。」と語っていました。

ラジオでの発言は本当に冗談だったのか、ドラマ化を巡って揉めているという話はその後出ていないのですが、このように少し前から冗談とも本気ともつかない発言によって物議を醸しており、今後は生放送への出演は控えた方がいいかもしれないですね。