山崎賢人と広瀬アリスW主演で『氷菓』実写映画化! 古典部シリーズの人気作が来年公開予定! ネットではゴリ押しに批判の声
来年公開予定の実写映画『氷菓』(安里麻里監督)で、俳優・山崎賢人さん(22)と女優・広瀬アリスさん(21)がW主演することが明らかとなりました。
この作品は、累計205万部を突破している推理作家・米澤穂信さんの人気学園ミステリー小説『古典部シリーズ』の第1作『氷菓』が原作で、文庫売り上げは60万部を誇ります。
また、コミックス、アニメ化などもされており、コミックスの累計は90万部、アニメのDVD・Blu-rayは累計19万枚を突破している人気作品です。
<2012年にアニメ化された『氷菓』>
山崎さんが演じるのは、「やらなくていいことなら、やらない。やらなければいけないことから手短に」という省エネ主義ながら、優れた推理能力を持つ高校生1年生の学生探偵・折木奉太郎(おれき・ほうたろう)。
広瀬さんは、「わたし、気になります!」と言い出すと誰にも止められないほど好奇心旺盛なお嬢様女子高生の千反田えるを演じます。
奉太郎は、姉の命令で廃部寸前の古典部に入部し、そこへ一身上の都合で入部してきたえると出会い、えるの好奇心に巻き込まれるうちに、眠っていた推理力を発揮し、神山高校で起こる不思議な出来事を次々と解き明かしていく。
そんな奉太郎の力を見込んだえるは、「10年前に失踪した伯父がえるに残した言葉を思い出させてほしい」と依頼。
それが33年前に起きたある事件と繋がっていき、奉太郎らは33年前に発行された古典部文集「氷菓」を発見し、文集と歴史ある学園祭に秘められた真実を解き明かすため、謎に挑んでいくというストーリーとなっています。
映画の撮影は、今年3、4月に関東や作品の舞台となっている岐阜県の飛騨高山で行われたそうで、山崎さんは「この物語自体ミステリー要素もあり、それ以上の要素も楽しめるお話でした。その中で折木という役は“無駄なことが嫌いな省エネ主義者”という人物なので、感情や動きに無駄が無いように気をつけました」とコメント。
一方の広瀬さんは、「アニメや漫画のイメージが大きくなってしまいがちですが、あくまで今回は小説の実写化なのでクランクインする前に何度も何度もリハを重ねて、監督とも“千反田える”という女の子について話し合いました」といい、山崎さんとは3度目の共演となり、「いい意味で緊張せず、お互いを高めあいながらお芝居出来たと思います」とコメント。
また、「学園もの=恋愛が多いですが今回の氷菓という作品は学園ミステリーということでまた新しい形の青春が味わえると思います」「原作ファンの方にもぜひ見て頂きたいと思っています。全く違ったカラーをもったそれぞれの登場人物の噛み合ってるようで噛み合ってないやりとりにもぜひ注目して頂きたいです」と作品をアピールしています。
そして、これにネット上では、
- W主演って…原作はどうみても奉太郎目線で語られているんだけど
- また実写か・・また広瀬か・・また山崎賢人か・・
- カドカワはこんな馬鹿な事をしないで、米澤に早く続きを書かせろよ
- 山崎賢人って、これだけ映画ドラマにでてるのに…印象が薄くて、これだっていう代表作が全くないのがすごいね!
- 最近の映画の主役に山崎賢人ばかりで飽きた。対して演技も上手に思えないし、事務所がゴリ押しなんかな。
- 映画山崎ばっかりじゃん…。異常だよね
- また山崎賢人?何なの?最近の実写化は。というか、実写化必要ないし、ゼロから話を考えられる人がいないの?日本映画に危機感を感じる。
- またこの人かー。アニメ見て氷菓を知って原作である小説も買ったけど、実写化で山崎さんは合ってないよ。アリスさんも好きだけど高校生にしては無理があるし、作品を汚さないでほしい
などのコメントが寄せられています。
今回もまた実写映画の主演に抜擢された山崎さんですが、これまでに出演した作品を見てみると、『Another』、『L・DK』、『ヒロイン失格』、『orange』、『オオカミ少女と黒王子』、『四月は君の嘘』のほか、今年12月公開の『映画 妖怪ウォッチ 空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン!』、来年公開予定の『一週間フレンズ。』、『斉木楠雄のΨ難』、『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』などと、小説や漫画などを原作としている実写作品に多く出演しています。
そうしたことから以前より批判の声が多く上がっており、今回もブーイングの嵐となっているのですが、山崎さんは10~20代の女性を中心に高い人気を誇り、これまでに出演した作品はヒットを記録しているため、山崎さんがまず主演候補に挙がるのでしょうかね。
また、山崎さんは大手芸能事務所『スターダストプロモーション』に所属しており、事務所の力とゴリ押しで起用されているという部分も大きいとみられますが、出演作品があまりにも偏っているため、そろそろ売り出し方を変えていった方がいいのではないかと感じます。
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