『天久鷹央の推理カルテ』第2話視聴率発表。橋本環奈の演技やドラマ内容に賛否の声

2025年4月30日（水）17:10

女優・橋本環奈さん(26)が主演の医療ミステリドラマ『天久鷹央の推理カルテ』（テレビ朝日系火曜21時）がスタートし、第2話終了時点で橋本さんの演技や脚本・演出に対して賛否の声が上がっています。

『天久鷹央の推理カルテ』は、医師・作家の知念実希人さん（ちねん・みきと 46歳）の同名人気小説シリーズが原作で、橋本環奈さん演じる主人公・天久鷹央（あめく・たかお）は、対人関係やコミュニケーションの障害や特定の物事に強いこだわりを示す発達障害の一種「自閉スペクトラム症」を抱え、医師たちとの間でトラブルが絶えない一方で、超人的な知能や記憶力を持つ天才ドクターという設定で、その能力を活かして様々な難事件を解決に導いていきます。

主要キャストは橋本環奈さんのほか、三浦翔平さん、畑芽育さん、平山浩行さん、玉田志織さん、片桐仁さん、凰稀かなめさん、米本学仁さん、佐々木希さん、高島礼子さん、柳葉敏郎さんで、22日放送の第1話にはゲストとして『ドランクドラゴン』の塚地武雅さん、酒井若菜さん、佐倉綾音さんらが出演し、初回の関東地区の平均世帯視聴率は6.3％、平均個人視聴率は3.4％でした。

『天久鷹央の推理カルテ』第1話のワンシーン

29日放送の第2話には斉藤由貴さん、『水曜日のダウンタウン』（TBS系）への出演で注目を集めるピン芸人・ひょうろくさん、女優・マジシャンの森山未唯さん等が出演し、第2話の平均世帯視聴率は6.2％、平均個人視聴率は3.7％となっていました。

『天久鷹央の推理カルテ』第2話のワンシーン

そして、第2話終了時点で視聴者の反応を見てみると、

気楽に見られて謎解き要素も面白い。橋本環奈と三浦翔平とのタッグは合っている
橋本環奈は「凄く可愛いけど変わり者」みたいな役はピタッとハマるね
1話見たけどコミカルで面白かったし、役が合ってるのかハシカン全然演技下手じゃないじゃんって思った。あとやっぱめちゃくちゃ可愛いわ。
佐々木希と橋本環奈でビジュアルもバランス取れてるし、シリアスじゃなくて何かコメディ寄りだから大根でも気にならない。今回は仕事選びは当たりだと思う。
橋本環奈の大袈裟なキャラは何とかならないのかな
話自体はわりと面白かった　ただいかにもオタクくさいノリでスベってるのが、観ててつらかった
第1話では鷹央が転ぶ演出、第2話では無理に笑顔を作る演出がしつこかった。自閉症以前に、テンポが悪くなるからやめて欲しい。
橋本環奈はB級ドラマなら魅力を発揮するけど、今回のドラマはそうあって欲しくなかったし、やはりハマらない。
『おむすび』からどんな演技をするのかと興味津々でしたが、やっぱり変わらないというか、そつなくこなしている感はありますが、薄っぺらい感じ。なんか感情移入できないのよね。
顔は可愛いんだけどそれだけなんだよなー　演技に心を打たれない　可愛いなーという感想しか残らない人

などの声が上がっており、賛否両論となっています。

『天久鷹央の推理カルテ』は今年1月にアニメ化もされたため実写版と比較する声も多く、原作ファン等から厳しい声も見受けられますが、橋本環奈さんが演じる天久鷹央にそこまで違和感がない、ドラマも推理モノの作品として楽しめるなどと好意的な反応も多いです。

アニメ版『天久鷹央の推理カルテ』PV

視聴率は、民放の連ドラ全体で見るとかなり微妙な数字ですが、テレビ朝日の火曜ドラマとしては決して低くはありません。

今年1月期に同枠で放送された『TOKIO』の松岡昌宏さん主演『家政夫のミタゾノ第7シリーズ』は、初回こそ平均世帯視聴率が8.7％、平均個人視聴率は4.9％を記録したものの、第2話で世帯6.0％、個人3.5％までダウンし、その後も世帯視聴率は5％台、個人視聴率は3％台前半で推移し、全9話の世帯視聴率は約6％、個人視聴率は3.5％でした。

昨年10月期放送の遠藤憲一さん主演『民王R』は、全8話の世帯視聴率が約3.8％、個人視聴率が約2.2％となっており、世帯視聴率6％台、個人視聴率3％台は悪くない数字です。

見逃し配信サービス『TVer』でのお気に入り登録者数は48.7万人（30日16時時点）で、今期放送のドラマ中では13位と伸び悩んでいますが、放送がスタートしてから順調に登録者を伸ばしていて、今後の盛り上がり次第ではTOP10入りする可能性は十分あります。

橋本環奈さんはヒロインを務めたNHK連続テレビ小説（朝ドラ）『おむすび』が、朝ドラ史上ワースト記録更新という不名誉な記録を残し、加えて週刊誌『週刊文春』には複数のマネージャーに対するパワハラ疑惑が浮上、加えて公園キスまで報じられた俳優・中川大志さんとの破局疑惑もあり、イメージが急激に悪化して大きなピンチを迎えていますが、『天久鷹央の推理カルテ』で風変わりな主人公を演じ、どれほどイメージを回復できるのかに注目ですね。