STARTO ENTERTAINMENTの社長交代。後任は元フジテレビ専務・鈴木克明。井ノ原快彦も取締役退任でタレント業専念

2025年6月27日（金）18:05

『STARTO ENTERTAINMENT』が27日に役員人事を発表し、福田淳さん(59)が社長退任となり、フジテレビの専務やテレビ西日本の社長を歴任した鈴木克明さん(66)が、2代目社長に就任したことなどが明らかになりました。

発表によると、27日に開催した定時株主総会と取締役会で、福田淳さんの意向や任期満了によって代表取締役CEOを退任し、鈴木克明さんが後任に就任したとしています。

＜↓の画像が、STARTO社の新社長・鈴木克明さんの写真＞

また、取締役CMO（最高マーケティング責任者）を務めていた元『V6』で、『20th Century』の“イノッチ”こと井ノ原快彦さん(49)も、本人の意向と任期満了によって役員を退任したことを報告しています。

＜↓の画像左から、福田淳さん、井ノ原快彦さん＞

STARTO社の2代目社長となった鈴木克明さんは、フジテレビ時代に『めざましテレビ』の立ち上げに携わり、初代プロデューサーを務めた後、編成制作局長、常務、専務取締役、親会社フジ・メディア・ホールディングスの取締役などを歴任し、2017～2021年にかけてフジテレビ系のテレビ西日本（福岡）の社長を務め、その後は様々な企業でアドバイザーを務めていました。

社長に就任した鈴木克明さんはコメントを発表し、「これまでのコンプライアンスを重視した路線を承継しつつ、より一層ファンの皆様や関係者の皆様に喜んでいただけるエンターテイメントをご提供すべく、新しい価値創造に取り組む所存です。」としています。

そして、社長の交代や井ノ原快彦さんの取締役CMO退任発表を受けてネット上では、

イノッチは色々大変だった。これからはタレント活動を頑張ってほしい。
フジの元社員がジャニーズの代表になるって大丈夫か？
井ノ原さんは勝手にいろんなもの背負わされて気の毒な感じだった。タレント専念はいい判断だと思う
タレント業に専念できるようになって良かった。突然タッキーがいなくなってから大勢のジュニアの面倒を見ることになり事務所の問題もあり大変だったと思う。いずれは東山さんも現役復帰出来るといいね。
イノッチが矢面に立ち、タレント業と二足のわらじは精神面、体力面ととても心配だったので
これからは思う存分、自由にのびのびと頑張ってほしい。イノッチにはあの笑顔でいてほしい。
後任のCEOが元フジテレビ関係者でいいのかな？コンプライアンスに問題があった時代にフジテレビにいた方ですよね？
この世界の経営に明るい人でなければいけないのでしょうけど、なんかね。
ヒガシも復帰したらいいのに。才能あったのにもったいない。あの人は表舞台に立つべき人でしょう。
イノッチがタレント業に専念できるのなら、ヒガシも解放してあげて。

などの声が上がっています。

鈴木克明さんは不祥事が続くフジテレビ出身で、勢いがあったころにプロデューサーとして活躍していた方ということで、今後を心配する声も多く上がっているほか、フジテレビの元役員ということで、事務所への忖度がまた始まるのではないかと懸念の声も少なくありませんが、社長交代によって事務所がより良い方へ発展し、多くのファンから支持される事務所になっていくことに期待したいです。

また、井ノ原快彦さんはついに経営サイドから完全に離れたことに対しては、ファンたちから好意的な反応が多く上がっていて、役員に就任してからはタレントのトラブルや退所、グループの解散などを巡って批判されることも少なくなかったほか、以前に比べて芸能活動が減少していたこともあり、タレント活動に専念してほしいとの声がかねてから上がっていました。

週刊誌『フライデー』のWeb版『フライデーデジタル』によると、井ノ原快彦さん自身も経営から少し手を引き、タレント活動に力を入れていきたいとの思いを抱いていたそうです。

井ノ原快彦さんは今年4月期をもって、主演を務めていた刑事ドラマ『特捜9』シリーズ（テレビ朝日系）が終了し、現在レギュラー出演している番組は『出没!アド街ック天国』（テレビ東京系）ぐらいとなっていますが、今後また幅広く活躍する姿を見せてほしいです。