JO1メンバーもオンラインカジノで違法賭博、吉本興業の芸人に続きトラブル発覚で物議。活動自粛期間が10日に短すぎるの指摘も

人気ボーイズグループ『JO1（ジェイオーワン）』の鶴房汐恩さん（つるぼう・しおん 24歳）が、オンラインカジノに関与していたことが判明し、芸能活動を一時休止することが発表されました。

所属事務所『LAPONEエンタテインメント』（吉本興業ホールディングス）の発表によると、鶴房汐恩さんは過去にオンラインカジノを利用していたといい、事実関係を把握した後に「速やかに厳正な処分を行いました」としたうえで、その時に本人の方から「社会人としてのけじめをつけるべく一定期間の活動自粛」の申し出があったとしています。

＜↓の画像が、JO1・鶴房汐恩さん＞

事務所はその後、弁護士や外部の専門家に意見を聞いたうえで検討を重ね、「違法行為の態様及びそれに対する処分、当時のオンラインカジノをめぐる状況、本人の反省の深さなどを踏まえて総合的に判断し、10日間の活動自粛を決定いたしました。」とし、今日から6月9日まで活動を休止するとのことです。

これにより、活動自粛期間中に開催のCD特典イベントは不参加になることも報告しています。

活動自粛期間中には、外部専門家の指導のもとで法的知識、コンプライアンス（法令遵守）、社会倫理などに関する更生プログラムを受講し、再発防止を図るとしています。

LAPONEエンタテインメントはこれまでも、所属アーティストに対してはコンプライアンス研修を定期的に実施していたというものの、鶴房汐恩さんはオンラインカジノでの賭博行為が違法であることを十分認識していなかったといいます。

事務所としても強く責任を感じ、改めて全所属アーティストと社員を対象としたコンプラインス研修をこれまで以上に実施していくとしています。

そして、鶴房汐恩さんは事務所を通じてコメントを発表し、「この度は本当に申し訳ございませんでした。大変情け無いことをしたと自分の中でももの凄く反省しております。これからの僕の生き様で必ず信頼を取り戻してみせます。関係者の皆様、JAM（JO1ファンの総称）の皆様、僕のことを応援してくださる皆様、本当に申し訳ございませんでした。」と謝罪しています。

この発表を受けてネット上では、

• あーあ。今年の紅白は無理だね
• 10日間ってちょっと早い夏休みじゃん　ほとんど仕事がないタイミングならほぼ影響ないぐらいの謹慎期間
• あまいね〜！たった１０日間なの？芸人と重さが違うね
• 違法行為ですよ？ 10日間の活動自粛だけでいいんですかね？ 半年くらいが相場だよね
• 何が情けないって、違法とか以前にこんな運営がインチキし放題のものに何も疑わずに金かける事
• また吉本か。芸人だけでなくアーティストまでもがやるんだ。これだから大阪発の芸能事務所は…ていう見られ方されても文句言えないだろ
• しょーもな。ダサすぎる。ヤンチャキャラなのに実は熱くて真面目なとこが良かったのに。
  中途半端過ぎてホンマしょーもない。しかも10日て、ちょい長休暇やんけただの

などの声が上がっています。

鶴房汐恩さんはいつからオンラインカジノを始め、いつまで賭博行為をしていたのかは不明ながら、活動自粛期間がたったの10日で、警察に出頭したとの話も出ていないことから、恐らく賭博罪の公訴時効3年が成立しているということなのでしょう。

これまでに数多くのお笑い芸人やプロ野球選手もオンラインカジノを利用、賭博行為をしていたことが明らかになっていますが、もし最後の利用が3年以内だった場合には、起訴される可能性があります。

最近では、『M-1グランプリ2024』ファイナリストの『ダイタク』の吉本大さん(40)、『M-1グランプリ2023』ファイナリストの『ダンビラムーチョ』の大原優一さん(35)らが単純賭博容疑で略式起訴され、ともに略式起訴された『9番街レトロ』のなかむら★しゅんさん等は、罰金10万円の処分が下されて前科持ちとなりました。

これに続いて現役アイドルの鶴房汐恩さんもオンラインカジノ利用が判明し、活動自粛期間は10日間でそれほどダメージはありませんが、違法賭博に関与していたというのは印象が悪く、グループへの悪影響が懸念されます。

JO1は2020年にデビューし、2022年から3年連続で『NHK紅白歌合戦』に出場中で、今年は2月からグループ初のワールドツアーを開催するなど、国内だけでなく海外での人気も高まっています。

そうした中でメンバーの不祥事は痛いですが、今後また大きなトラブルが発生しないように事務所がしっかりと教育、管理を行っていってほしいです。