タレント・俳優のIZAMさん(イザム 本名=日根良和 45歳)が27日に自身のブログを更新し、自身がボーカルを務めていたヴィジュアル系ロックバンド『SHAZNA(シャズナ)』を再結成することを発表しました。
『SHAZNA』は、ボーカルのIZAMさん、ギターのA・O・Iさん(アオイ 本名=萬圭介 44歳)、ベースのNIYさん(ニー 44歳)の3人で1993年に結成し、インディーズ時代から高い人気を誇り、1997年8月27日にシングル『Melty Love』でメジャーデビューを果たしており、ちょうど20周年を迎えた日に再結成を発表、公式サイトもオープンさせています。
再結成にあたりメンバーは3人から6人に増員し、新たに2人目のボーカルとしてRaychellさん、ドラムに夏芽さん、サックスとしてASUKAさんを迎え入れています。
<↓の画像が、SHAZNAのメンバー写真>
(左からボーカル・IZAMさん、ギター・A・O・Iさん、ベース・NIYさん)
(左から2人目のボーカル・Raychellさん、ドラム・夏芽さん、サックス・ASUKAさん)
再結成にあたりIZAMさんは、「こんなこと言うのは 可笑しいかもしれないけれど…デビューから 20周年を迎え、改めてアーティストとして原点に立ち戻ろうと思う。SHAZNA 結成当時の初期衝動に戻って、小さな事からはじめてみようと…を大切な仲間やスタッフ、そして愛する皆と一緒に今日という日を境にまた改めて一歩づつ歩んでいけたらと思っています。」と思いを明かしています。
また、「私は、ビジネスの為に過去の焼き直しだけをするのは好きじゃない。」「人生は 幾つになっても、何事においてもいつでもチャレンジだと思っている。だから、プレイバックではなく新しいファミリーと共に、《新華》として咲く SHAZNAを感じに来てくれたら嬉しいな。」「『 Refrain of Dreams. 』さあ、夢の続きを一緒に創ろうかっ!」と綴っています。
『SHAZNA』のメジャーデビューシングル『Melty Love』は、オリコン初登場5位、最高2位を獲得し、総売り上げ枚数も88万枚とバンド史上最高の売り上げを記録しました。
<↓の画像が、当時のSHAZNAのメンバー写真>
- SHAZNA『Melty love』MV(YouTube)
その後、2ndシングルではロックバンド『一風堂』の代表曲『すみれ September Love』をカバーし、累計売り上げ枚数は65万枚というヒットを記録しています。
- SHAZMA『すみれ September Love』MV(YouTube)
これらのヒットにより『SHAZNA』は一躍人気アーティストになったものの、2000年11月に活動を休止し、その後メンバーはそれぞれ活動を行い、2006年に活動を再開しましたが、2009年3月に解散ライブを行いました。
それから8年以上が経ち、メジャーデビュー20周年を機に再結成することが今回発表されたのですが、これに対してネット上では、
- 需要ないと思う。
- よほど仕事がないのね。そんな印象
- IZAM、見た目普通のおっさんになっちゃったし、昔のノリのバンドだと厳しいものがあると思う。。
- 45にもなって、ニューハーフビジュアルバンドは無いやろ。ボーイ・ジョージもひっくり返るで。
- 食べれなくなっての再結成多いね。イエモンみたいな実力派なら ともかく、既にキャラ崩壊が甚だしいのに大丈夫?脇の2人が、違う人物でも誰も気付かないよ。
- そもそもIZAMって歌下手くそだし、今はテレビたまに出てもイメージよくないし、売れないと思う。
- 彼らの曲はすみれ September Loveしか知らないが、それすら一風堂のカバー曲だしな。ロックでもないし、歌がうまい訳でもない。存在する意味あるか?
- お金に困ったんでしょう。少しでも売れたバンドなら再結成ビジネスで儲かるだろうけど、この人はどうなのかな。
- メジャー出てきた時は、IZAMのビジュアルのインパクトだけで売れた印象で、楽曲が評価されたわけではなかった。解散後はもう、色々とイタいキャラに落ちて、V系に必須のカリスマ性が皆無になってしまった。もう絶対に売れないと思う。
などと、厳しい声や冷やかな声が多く上がっています。
IZAMさんは、SHAZNA解散前の1999年2月にタレント・吉川ひなのさん(37)と結婚したものの、同9月にスピード離婚し、SHAZNAが活動休止後の2006年11月には、グラビアタレントの吉岡美穂さん(37)とできちゃった結婚、2007年4月に長男・桜深くん(おうみ 10歳)、2008年11月に長女・王詞ちゃん(きこと 8歳)、2010年5月に次男・希海くん(きうな 7歳)が誕生し、3児の父親でもあります。
<↓の画像は、IZAMさんと妻・吉岡美穂さんのツーショット写真>
IZAMさんは吉岡美穂さんと結婚後、恐妻家タレントとして様々なバラエティ番組に出演したり、2008年に劇団『ベニバラ兎団』を旗揚げし、俳優としても活動するなどしていたものの、最近はテレビなどで姿を見ることが減っています。
また、7月には週刊誌『女性自身』によって、飲み屋で知り合った女性と共同経営という形で昨年4月に東京・新宿2丁目にバーをオープンしたものの、今年2月に店を辞めていたことを報じられています。
記事によると、開店当初は業界関係者や自身が主宰する劇団員たちも店に来ていたそうなのですが、開店から半年が過ぎた頃から客が減少していたといい、IZAMさんは店に訪れたファンのことを良く思っておらず、「そういう客は面倒くさいから」と言って店を開けないこともあったとのこと。
さらに、売り上げはIZAMさんが管理し、共同経営者の女性と折半するという約束だったものの、3ヶ月も支払いが遅れることもあり、そうしたことが原因で女性との関係が悪化して店を辞めてしまったそうです。
同誌はさらに、2008年より所属していた大手芸能事務所『サンミュージックプロダクション』を2015年秋に辞めていたことも伝えており、バー経営に乗り出したのも仕事が減ったことが大きく関係しているようです。
そのため、SHAZNA再結成についても、お金のためなのではないかという声が多く上がっているほか、若い頃はキレイなルックスで高い人気を得ていたものの、あれから20年が経ち、現在は普通のおじさんになってしまったことや、これまでのタレント活動でイメージは大きく変わってしまったことから、再ブレークは難しいのではないかとみられています。
2006年に活動再開後、限定シングル1枚、オリジナルアルバムとベストアルバム1枚ずつをリリースしたものの特には話題にならず、たった3年で解散に至っており、それからさらに8年以上も経っているわけですから、新メンバーを3人加えて再始動するとしているものの、また微妙な結果になりそうな気がしますね。