2011年にクモ膜下出血を発症して以降、芸能活動を停止していた音楽グループ『globe(グローブ』のボーカル・KEIKOさん(本名=山田桂子 51歳)が、24日に地元・大分で開催のイベント『Fun+Peak!!(ファンたすピーク)』で、十数年ぶりにイベント出演を果たし反響を呼んでいます。
『Fun+Peak!!』は、OBS大分放送の開局70周年を記念した感謝祭イベントで23・24日の2日間開催され、KEIKOさんは2日目にglobeのマーク・パンサーさんと共にステージに登場しました。
KEIKOさんがライブやファンクラブ以外のイベントに出演するのは十数年ぶりといい、「すごい人ですねー。久しぶりのステージで緊張します。15年以上前、もっともっとかな。みなさん元気ですかー」と語り、マーク・パンサーさんと共に軽快なトークを披露しました。
<↓の画像が、イベントに出演したKEIKOさんとマーク・パンサーさんの写真>
そして、KEIKOさんが久しぶりに公の場に姿を現し、元気な姿を見せたことに対してネット上では、
- 小室さんが言ってた小学生並みの思考ってなんだったんでしょ
- 小室の話しはなんだったんだ?ウソばっかり。
- 元気になって本当によかった。こうやって人前に出られるようになるまでリハビリとかいろいろ大変だっただろうな。
- これほど嬉しいことはないな。また歌声が聴きたい
- ケイコさんの歌、声が懐かしい。ゆっくりで良いのでマークと一緒にどんどん歌って下さい。
- 復活しても今後違う誰かが曲を提供するの?小室には曲提供は無理よねぇ
- 嬉しい。私達世代昭和最後あたりの産まれはKEIKOの歌声だとすぐわかる。また聴きたい。LIVEやってもらいたい。
復活LIVEで普通にドーム埋まると思う。元気で頑張ってほしいな。
などの声が上がっています。
KEIKOさんはクモ膜下出血による治療などで、10年以上にわたり表舞台から完全に姿を消し、元夫でglobeのメンバーでもある小室哲哉さんは、2018年1月に自身の引退会見を開いた際にKEIKOさんの現状について、後遺症の高次脳機能障害がみられるとして、「残念なことに音楽への興味が無くなってしまった。カラオケに誘ったり、CDを聴かせたり、一緒に聴いたりとか僕なりに色々誘ったが、残念ながら音楽に興味を持つということは日に日に減ってきた」「今は小学4年生ぐらいの漢字のドリルとかは楽しかったりとか。全てがそういうレベルではないが、何か学んだりとか欲ということでは、そういったレベルのこともある。夫婦というところで、大人の女性に対してのコミュニケーション、会話のやりとりが日に日にできなくなってきた。電話であったりとか、対峙して話すことであったりとか、そういったこともだんだん1時間、10分、5分、3分みたいなかたちで、非常に間が持たなくなった」
と説明していました。
<↓の画像は、引退会見でKEIKOさんの病状を語った小室哲哉さんの写真>
しかし、KEIKOさん本人らは小室哲哉さんが語った内容を否定し、普通に日常生活が送れていると語り、2021年2月に小室さんとの離婚が成立して以降は、メディアのインタビュー取材を受けたり、今年1月からはマーク・パンサーさんがパーソナリティーを務めるラジオ番組『JOY TO THE OITA+』(OBS大分放送ラジオ)にレギュラー出演し、芸能活動を再開させています。
まだ活動は限定的ながら、今日開催のイベントに出演するなど徐々に活動の幅を広げ、そして音楽活動再開への意欲も見せており、マーク・パンサーさんは今年3月にインスタグラムで、ラジオで共演のアナウンサーの結婚式に出席した際、KEIKOさんがglobeのデビュー曲『Feel Like dance』や『wanna Be A Dreammaker』を歌唱していたことを明かしていました。
小室哲哉さんの説明では歌手復帰は絶望的な感じだったものの、実際にはそこまで深刻な状態ではないことが現在の姿から分かり、離婚した小室さんとの再共演はなかなかハードルが高そうですが、今後また公の場で歌う姿も見せてほしいですね。