1995年8月にデビューした音楽ユニット「globe」(グローブ)が今年で結成20周年を迎えるにあたり、同ユニットのメンバーで音楽プロデューサーの小室哲哉さん(56)が自身のTwitterにて、globeの20周年企画としてトリビュート作品を計画していることを明かしました。
そして、この作品には多くのアーティスト達が参加する可能性があるようなのですが、globeのファン達からは小室さんの妻で同ユニットのボーカル・KEIKOさん(本名=小室桂子 42歳)に歌って欲しいというコメントが多く寄せられています。
KEIKOさんは2011年10月に、自宅にいた際に首の後頭部に激痛を訴えて倒れ、緊急搬送された病院で「くも膜下出血」と診断され手術を受けました。
幸いにも早期発見だったことから脳に大きな損傷はなく、先日は、小室さんがTwitterにてKEIKOさんと共にカラオケに行ったことを報告していたのですが、未だに活動を再開出来るレベルまでには回復していないようです。
そして、今回トリビュート作品の話が浮上したものの、ファンの方達はglobeの曲を他のアーティストが歌うことに対して否定的で、それに対して小室さんは説得するツイートをしているようです。
ツイッターで「KEIKOちゃんの歌をあまり他の方にあげないでほしい、、という複雑な想いもあります」というファンのつぶやきに、小室さんは「こう思うのは?いろいろ聴くけど、間違いなく桂子さんが唯一無二と改めて心底思うのは?」と答え、
また、「globeの歌はKCOさんが歌うから好きなんです!KCOさんのソロも誰にも歌って欲しくないです!こんなことになってなんか悲しいです」というつぶやきには「桂子さんに憧れてくれた方達の、想いですかね?桂子さん、歌いますよ」と返信しています。
2月10日には「厳しい現実だけど、脳の手術後は、二度とは同じにならないからね。やれることを音楽好きのみんなと必ず、何かカタチにしたいね」と綴り、翌11日未明にツイッターで「時間を下さい。桂子のために。歌うために。アーティストが応援してくれます。ありがとう、本当にありがとう」と理解を求めました。
これにネットでは、
- お金のこともあるし、稼ぐ機会があるのであれば積極的に行って良いのでは?奥さんの看護だってリハビリだって金がかかるんですから。
- 本当のファンなら小室さんの意思を尊重しろよ
- なんだか朋ちゃんが出てきそうな予感…それだけは絶対やめてね
- 安室奈美恵に歌ってほしいな
- 本当はKEIKOに歌ってほしいけど、現実的に難しいんだから他のアーティストに歌ってもらってもいいでしょうよ
などのコメントがありました。
このトリビュート作品に関連した小室さんとファンのやり取りに浜崎あゆみさんも反応し、参加したいと申し出ていますね。
globeのファンの方々がKEIKOさんの歌を聞きたいというのも分かりますし、KEIKOさんが復帰出来ていない状況で、他のアーティストがglobeの曲をカバーすることに対して抵抗があるのも分からなくもありませんが、今回計画しているのはトリビュート作品なので、globeのことが好きなアーティストや関係していた方達がglobeの曲をカバーし、globeの曲を知らない世代の方に聞いてもらう良いチャンスになるかと思いますし、楽曲がまた再評価される良い機会になるのではないかと思いますので個人的には賛成です。
昨年12月には、宇多田ヒカルさんのトリビュートアルバム『宇多田ヒカルのうた 13組の音楽家による13の解釈について』がリリースされ話題になりましたが、globeのトリビュートアルバムがリリースされた場合もかなり話題になるかと思いますので、ファンの方達からは批判が寄せられてしまっているものの完成するのが楽しみですね。