1985年にリリースしたシングル『Romanticが止まらない』が大ヒットし、一躍大ブレークしたロックバンド「C-C-B(シーシービー)」のベース・渡辺英樹さん(55)が12日に緊急搬送され、大動脈解離と診断されて入院していることが渡辺さんのブログなどで発表されました。
C-C-Bは14日より「C-C-B TOUR 2015『Welcome to the C-C-B SHOW』~昔の名前で出ています~』と題した全国5公演のツアーがスタートする予定だったものの、急遽中止になったことも発表されており、チケットの払い戻しについては今後詳細が確定次第、メンバー及び各会場HPにて発表するとのことです。
また、13日に更新されたブログにはファンに向けて、「英樹さんのご実家に問い合わせの電話をするのはくれぐれもお控えください。病院での面会なども一切出来ません。多大なご心配をおかけしておりますが、治療や病院からの連絡の妨げになりますので、なにとぞご理解下さい。また、容体などお知らせできる情報が入りましたら、このブログでお知らせしますので、静かに見守ってください。」と綴っています。
そして、これにネット上では、
- この人も55歳になったんだな……。病気の一つや二つしてもおかしくない歳だけど、何気にショック。一日も早く回復してツアーを復活させて欲しい。
- 昔、すごいファンだったから最近はどうしてるのかと気になってたら、病気だなんて…良くなることを祈っています。
- 新宿BLAZEでは、むしろ笠が片足を引きずったりしてて心配だったんだけどまさか英樹とは。先月は田口も入院してたし、関口は心筋梗塞で倒れた経験があり。とにかく健康第一で続けてほしい。
- たまにブログ覗いて活躍されてる姿見てたのですが、、頑張って欲しいです!応援してます!
- 緊急搬送中に亡くなってしまう方のほうが多いくらい重大な病気であるので、症状の程度にもよるけど、何とかまた音楽活動ができるくらいに元気になってほしいものです。
などのコメントが寄せられています。
大動脈解離は、加藤茶さん、大木凡人さん、故・石原裕次郎さん、故・藤田まことさん等が発症しており、大動脈の内壁に亀裂が入ってしまい、内膜と外膜に分離されてしまう病気を指し、発症後病院に着く前に20%以上の方が亡くなると言われる難病で、大動脈解離は日本人に多い疾患となっており、循環器疾患による突然死では、心筋梗塞に次いで2番目に多い死因とされているとのこと。
発症者の約3分の2に高血圧がみられ、動脈壁の劣化が主な原因となっており、急性大動脈解離の場合には突然胸や背中に激しい痛みが襲い、今年1月に発症し緊急手術をした大木さんは、バリバリバリと張り裂けそうなすさまじい痛みが胸全体を覆い、気絶しそうなほどの痛みだったなどと告白をしています。
もし手術に成功しても、血圧を低く保つ薬物療法の継続が必要だそうで、今後また音楽活動が出来るようになるかはまだ分かりませんが、病気に負けることなくまたいつかファンに元気な姿を見せてほしいと思います。