シンガーソングライター・鬼束ちひろさん(37)が公式ツイッター上で坊主頭にした姿を公開し、坊主にした理由が大きな反響を呼んでいます。
鬼束ちひろさんはこれまでロングヘアーでしたが、10月31日21時半前に公式ツイッターが更新され、坊主頭になった鬼束さんが猫を抱きかかえている写真、さらに手書きの文章も公開されました。
<↓の画像が、公式ツイッターアカウントのツイート>
<↓の画像が、公開された坊主頭姿の鬼束ちひろさんの写真>
<↓の画像は、坊主になる前の鬼束ちひろさんの写真>
鬼束ちひろさんは直筆の文章で坊主にした理由を明かしており、「いきなりびっくりさせて、ごめんなさい。あたし、坊主になっちゃいました 笑。実は、身近な大切な人が、ガンと診断され、もしかしたら、多分、抗ガン剤治療を始めると思います。で、髪の毛が抜けてくって聞いたから、あたしも一緒に頑張らないと!と応援の意味で、こう決めました。普段はウイッグを楽しみます! 笑 その人が、元気になるようにと、ファンの皆も、よかったら祈ってね。」と綴っています。
<↓の画像が、鬼束ちひろさんの直筆文章の写真>
<↓の画像は、ウイッグ着用の写真>
そして、この投稿は大きな反響を呼びネット上では、
- 身近な方が良くなる事祈ってます。坊主も似合ってるし、カッコイイ
- すてきじゃないですか! 鬼束さんの大切な人をとことん大切にできる、そんなところ尊敬します
- あなたの勇気ある行動にファンもまた力をもらう。 『大切な人』が良くなりますように心から祈ってます
- 昔から、サービス精神が旺盛な方だと思います。ファンレターの返事くれたり、人を大切にする人だからこその考えなのかなと。表現が極端だったりするから誤解されやすいのですがね。
- 大切な知人が抗がん剤になったときに、私も坊主にと思ったけど、結局出来なかった。中々出来る行動じゃない、すごいと思った。
- 激しいけど悪い人ではないんだろうな。
- 彼女は不器用だけど優しくて温かくて強い人っていう印象が強い。丸坊主にしたことが少しでも知人の方の支えになるならそれは立派な行動だと思う。なかなか出来るものでもないし、この真っ直ぐさが私は好きだし尊敬する。
- 同じ坊主でも一人は健康、一人はガン。ポジティブにとってくれりゃいいんだけど、こればかりはわからんよな。。
- わたしなら、元気な友達にそんな事して欲しくない。ありのままでいてくれたら、それだけでいい。
- 20代で癌と診断され、抗がん剤の副作用でほとんどの髪の毛が抜けました。正直、自分の家族や友人にこんなことされたら負い目にしかならないと思う。私のせいで…って思うかな。まぁ当事者の気持ち次第ですけどね。
- ガン患者です。友人がこんなことしたら、な、なんで!?と ビックリしてしまう。嬉しいかと 聞かれると そうでもない。とにかく ビックリして笑ってしまう。そして “笑わせてくれることに”感謝します。
などのコメントが寄せられています。
なお、ニュースサイト『J-CASTニュース』の取材に対して、鬼束ちひろさんは所属事務所を通じて、「私がボウズにしたところで相手の病気が治るわけでもないし、『わざわざ何やってるの?』と思われてるかもしれませんが、治療で苦しくなった時に思い出して笑ってくれればいいです」というコメントをしています。
鬼束ちひろさんと言えば、2012年6月に自身のツイッター上で「あ~和田アキコ殺してえ。」「なんとか紳助も殺してえ。」とツイートし、ネット上で大きな騒動に発展するなど、一時期は精神的に不安定だった様子で過激な言動が目立ち、奇抜なメイクを施したり、体に複数のタトゥーを入れるなどしていました。
<↓の画像は、奇抜なメイクを施していた2014年頃の鬼束ちひろさんの写真>
しかし、それも数年前から落ち着き、現在はデビュー当時の雰囲気を取り戻して歌手活動を行っているのですが、テレビ番組での発言などから、非常に繊細で心優しい方だという印象があります。
今回の坊主頭については、ガンで闘病中の大切な人に自分は何を出来るだろうかと考え、それで坊主にするという行動に移したものだとみられますが、女性にとって髪の毛は特に大事なものということから、相当な勇気がいったと思います。
それでも、鬼束ちひろさんが坊主にしたことによって、その大切な人はどう思うのか、笑ってくれるのか、それとも逆にショックを受けるのかは分かりませんが、これから少しずつでも病気が良くなっていき、今回のことがいつか思い出話の1つとして話せるように、これからの闘病生活を頑張ってほしいですね。