女優・鈴木京香さん(すずき・きょうか 50歳)が、お笑いタレントで俳優・歌手の藤井隆さん(ふじい・たかし 46歳)の全面プロデュースで歌手デビューすることが明らかになりました。
藤井隆さんと鈴木京香さんはNHK大河ドラマ『真田丸』などで共演し、昨年夏にも舞台『大人のけんかが終わるまで』で共演していたのですが、舞台稽古をしている中で藤井さんの方から、「平成元年デビュー、芸能生活30周年の記念に、そして平成最後の記念に私達ファンに何かいただけませんか?」
と、懇願したがきっかけで制作がスタートしたそうです。
<↓の画像は、『大人のけんかが終わるまで』で共演時の鈴木京香さん、藤井隆さんの写真>
シングル『dress-ing』の収録曲は、鈴木京香さんが初めて作詞に挑戦した『海岸線より』(作編曲:冨田謙さん)、『わたしの左岸』(同:DE DE MOUSE)、さらにtofubeatsさんの代表曲『水星』のカバーの3曲となっており、32ページのブックレットやメッセージカードも封入されています。
同シングルは、藤井隆さんが2014年に設立した音楽レーベル『SLENDERIE RECORD』から2月27日にリリースされ、3月2日には東京・渋谷のタワーレコード渋谷店でCDのお渡し会も1回限り開催し、イベントには鈴木京香さんだけでなく藤井さんも司会者として出演し、参加方法は『SLENDERIE RECORD』のサイトで今後発表するとのことです。
『スポーツニッポン』(スポニチ)によると、鈴木京香さんは映画の舞台あいさつ以外で客前に登場することは無いそうで、関係者は「鈴木さん自身も30年間で記憶にない」と語っており、1回限りのお渡し会はかなり貴重なイベントとのことです。
そして、藤井隆さんのプロデュースで歌手デビューが決まった鈴木京香さんは、「私が歌うなんて、CDをださせていただくなんて…恥ずかしさで固く目をつむり、手探りで進む覚悟だった私ですが、藤井プロデューサーのもとで詞をつくり歌うことはとても楽しく、その時間は豊かなものとなりました。初めての挑戦です。応援してくださるファンの方々に、心からの感謝とともにお届けします。」
とコメントしています。
また、全面プロデュースを手掛けた藤井隆さんは、「今作は企画、作家先生方への依頼、楽曲制作そしてアートワーク含め、プロデューサー、デザイナーを名乗らせていただく以上、徹底的に考え、動き、働きかけ、鈴木京香さんのファンの方々に喜んでいただけるよう30周年の記念の作品になるよう心を込めて制作致しました」
と説明しています。
この発表を受けてネット上では、
- その発想はなかったわ
- 何気に藤井隆は多才だな
- 鈴木京香にCD手渡しされたいわマジで
- 二人で共演した舞台かなり面白かったし原曲好きだし早見優のプロデュース作も美しかったからこれも欲しいな
- 長谷川に捨てられてヤケを起こしたな
などのコメントが寄せられています。
藤井隆さんが全面プロデュースを手掛けたこともそうですが、鈴木京香さんがこのタイミングで歌手デビューしたことに驚きました。
宮城県仙台市出身の鈴木京香さんは、東日本大震災後のNHKによる復興キャンペーン「NHK東日本大震災プロジェクト」に参加し、2012年5月にリリースされた同プロジェクト制作の合唱曲『花は咲く』にも参加していたのですが、同曲のミュージックビデオでは鈴木さんだけが歌っておらず、黙祷するように目を閉じる演出となっていました。
そのため、鈴木京香さんが歌わない理由をめぐって様々な憶測が飛び交い、歌唱がNGなのではないかとも噂されていました。
それから7年後、鈴木京香さんの歌手デビューが発表され、どのような歌声を披露しているのか非常に楽しみですし、プロデューサーを務めた藤井隆さんは音楽活動でも評価されている方なので、良い作品に仕上がっていることに期待したいですね。