2018年5月16日に急性心不全で急死し、7回忌を迎えた歌手・西城秀樹さん(本名=木本龍雄 享年63)の長男・木本慎之介さん(20)が、歌手デビューすることを16日発売の週刊誌『女性セブン』が伝えています。
木本慎之介さんは2021年に、日本一のイケメン高校生を決める『男子高生ミスターコン』に出場し、1次審査は通過するもその後落選となりましたが、これがきっかけで大きな注目を集め、昨年11月にはタレント・ヒロミさん主催のイベント『ハチオウジダマシイ Festival&Carnival 2023』に出演、『とんねるず』の木梨憲武さんのコーナーでバックコーラスを担当しました。
今年3月からは、人気格闘家・YouTuberの朝倉未来選手が運営の芸能事務所『MA PROMOTIONS』に所属しています。
<↓の画像が、木本慎之介さんのプロフィール写真>
そんな木本慎之介さんが女性セブンのインタビュー取材に応じ、芸能界入りを決めた経緯については、高校2年時にプロサッカー選手になる夢を諦めて、父親と同じく音楽の道に進むことを決意したとし、「それからはドラムとボーカルの練習を積んできました。そんな中、実際にプロのステージに立ってみて、メディアにも取り上げてもらったことで、自分の中で(プロへの)スイッチが入ったんです。」
と明かしています。
今年1月には大ファンという朝倉未来選手が運営の事務所に履歴書を送ったそうで、「何もかもお膳立てしてもらう生き方に魅力は感じられないんです。逆に、未来さんは全くの無名の立場から、自分の腕1つで格闘家としてもYouTuberとしても、会社経営者としても成功された。そんな姿に憧れていたし、ここなら自分の可能性もいっぱい出せるんじゃないかなって。芸能事務所としてまだ小さいと言われるならば、自分の活躍で大きくしたい!って思っています。芸能界に入れば、父の名前が付いて回るのは覚悟の上。でも、そこに頼ることはしたくなかったんです」
と語っています。
特技のドラム演奏は5歳から習い、小学生時代には西城秀樹さんのコンサートで披露したこともあったといい、ドラムにハマったのも西城さんのライブがきっかけだったとしています。
好きな音楽は最新の流行歌ではなく歌謡曲やR&Bといい、「WANDSや尾崎豊さん、玉置浩二さんら昔のロックバンド、EXILEなら初期の清木場俊介さん時代とか。打ち込みのデジタルサウンドよりも、ドラムやギターの生音、そしてやっぱり歌唱力のあるボーカリストが好きなんです」
と語っています。
<↓の画像は、ドラム演奏が得意という木本慎之介さんの写真>
西城秀樹さんについても、「息子が言うのもあれですけど、マジであの人は歌が上手いんです!(中略)『傷だらけのローラ』なんて、あんなふうに歌えるのは世界中で父だけなんですよ」
と語っています。
尊敬の念がやまない亡き父親の歌声を研究しながらボイストレーニングを重ね、本格的な歌手デビューに向けて準備を進めているといい、「今年最大の目標は、まず1曲作ること。歌謡曲、昔のバラード曲を歌うのが得意なんですけど、デビュー曲がバラードというのは少し違いますよね。ドラムも叩けるので、それも活かして胸が張れる自分らしい音楽をじっくり時間を掛けて作ります」「大勢の人が集まった父の葬儀で流れた『ブルースカイ ブルー』は忘れられません。いつか自分もそんなアーティストになれるように泥臭く、一生懸命頑張ります」
と意気込んでいます。
<↓の画像は、女性セブンの取材に今後の活動を語った木本慎之介さんの写真>
木本慎之介さんは4月に情報・報道番組『Nスタ』(TBS系)のインタビューで、以前は父親とは違う道に行きたいと思っていたことも明かし、そこから音楽の道に進むことを選んだ理由は、父親へのリスペクトだったと語っていました。
そんな木本慎之介さんの芸能界入り、歌手デビューに対してネット上で厳しい声も多く、親の名前に頼りたくないとしながらも、結果的には西城秀樹さんの息子として表舞台に出てきていることで批判されています。
事務所に入ってすぐに複数のメディアにも取り上げられ、他の新人タレントとは明らかに扱いが違うことから批判されるのも仕方がなく、本人も「父の名前が付いて回るのは覚悟の上」で芸能界入りを決断したとしており、これから様々な経験を積んで一人前の歌手となって、実力で活動の幅を広げて人気を得られるよう頑張ってほしいです。